オピウムスパ :ザサイアムのホテルスパ

オピウムスパ

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建築デザインが美しいザサイアムの オピウムスパ

オピウムスパ (Opium Spa)は、バンコクのリバーサイドにある「ザサイアム(The Siam)」というホテルのスパです。白と黒を基調にしたモダンで美しいインテリアが印象的です。

オピウムスパ
ザサイアムのホテルスパ「オピウムスパ」

オピウムスパは、ホテルの地下一階にあります。レセプションエリアは半地下になっていますが、窓からしっかり採光されています。しかも、天井が恐ろしく高い吹き抜けになっていて、開放感があります。

オピウムスパ
吹き抜けの解放的なレセプションエリア

著名建築家ビル・ベンスリー氏の優美なデザイン

ザサイアムは、バンコクのチャオプラヤ川沿いにある多くのラグジュアリーホテルの中の一つです。バンコクのリバーサイドにあるホテルの中では最北端にあります。

全室スイートとビラのみ、わずか39室の小規模なブティックホテル。バンコクにいながら完壁なリゾートスタイルを実現している希有な存在です。

ザサイアム
バンコクのリバーサイドにあるリゾート感溢れるザサイアム

ホテルのデザインを手がけたのは、タイを拠点に活躍するアメリカ人のビル・ベンスリー氏。東南アジアを中心に多くのすばらしいリゾートを手がけた建築家です。

アールデコ調のモダンなデザインのホテル内にはタイをはじめとするアンティーク小物や家具が博物館のように配置され、独特の雰囲気を醸し出しています。

ホテルの敷地内は、バンコクの下町の喧噪を忘れさせるほど、静かで緑に溢れていて、優雅な時間が流れています。

ザサイアム ビルベンスリー
ビル・ベンスリー氏の美しい建築デザイン

バンコクで唯一「ソダシ」プロダクツを使用

オピウムスパの一番の注目は、オーストラリアの高級スパプロダクツ「ソダシ(Sodashi)」を使用していること。タイのマッサージ技術と融合させたオリジナルのメニューが体験できます。

「ソダシ」のプロダクツは、化学品を一切使用せず、自然素材だけを使用した高級スパライン。日本ではリッツカールトン東京のスパで初めて採用されたそうです。

タイで「ソダシ」を使用するスパは、オピウムスパ以外に、サムイ島のカマラヤとプーケットのトリサラのみ。バンコクでは、オピウムスパだけです。

「ソダシ」のプロダクツは、ザサイアオムのスパレセプションでも購入できます。

ソダシ
バンコクで唯一「ソダシ」のプロダクツを採用

シグネチャーメニューはムエタイマッサージ

オピウムスパのシグネチャー・メニューは、ムエタイ(タイボクシングの意味)マッサージ。アロマ・マッサージとスウェディッシュ・マッサージをベースにしています。セラピストがムエタイのポーズを採り入れながら、体中の筋肉をしっかりと心地よく押してくれます。

どのメニューもナチュラルながら濃厚な「ソダシ」の製品をたっぷりと使用します。

実は、タイのホテルスパでは、フェイシャルは欧米ブランド、ボディはタイブランドのスパプロダクツを使用するところが多いのです。でも、オピウムスパではボディにもソダシのプロダクツを使用していて、とっても贅沢なんです。

スパ  マッサージ
ボディマッサージにも「ソダシ」のプロダクツをたっぷり使用

コロナ禍でお得なフルパッケージを堪能

2021年12月、コロナでしばらく休業していたザサイアムの再開の知らせを受けて、真っ先に再訪。ホテルステイを楽しみながら、フルコースでスパを堪能しました。

コロナ禍のバンコクでは、スパの営業にも厳しい規制が敷かれました。1時間以上のトリートメントやフェイシャルトリートメントも、しばらく受けられないこともありました。

ようやく規制緩和に向かったタイミングで、本当に久しぶりにフルパッケージのトリートメント。しかもお気に入りのオピウムスパです。コロナ禍ならではのお得なパッケージもあって、本当に幸運でした。

フットマッサージから始まり、ボディスクラブ、スチームサウナ、ボディラップ、マッサージと2時間半かけた充実のパッケージでした。

オピウムスパ
約2年ぶりにフルトリートメントを堪能
スパ・パンパリング・パッケージ(2021年12月現在)
150分 6900バーツ++(税サ込みで約28,000円)
・フットバス
・ボディスクラブ(グリーンティー・ソルト・クレンズ)30分
・スチームサウナ(ハーバルスチーム)15分
・ボディラップ(海藻入りのボディ・マスク)45分
・ボディマッサージ(3種類のマッサージから選択)60分
オピウムスパ
トリートメント前のお水とおしぼりがこんなに可愛い

黒を基調にした広いトリートメントルーム

まずはレセプションで冷たいお水をいただき、トリートメントルームに向かいます。黒で統一された仄暗い廊下を通ってトリートメントルームに到着。

オピウムスパ
仄暗い廊下を歩いてトリートメントルームへ

スパのトリートメントルームには、黒の家具で統一されたドレッシングルームも完備。サウナ付きのトイレもあります。

トリートメントルームには、通常のトリートメント用とタイマッサージ用の2つを配置。ゆったりとしていて、プライベート感がたっぷりです。

オピウムスパ
トリートメントルームの中にあるドレッシングエリア

流れるような150分のトリートメント

まずは入口でフットバス。カフィアライムとソルトスクラブで足をすっきりと洗います。

ボディスクラブとボディラップの後にはシャワーを浴びて、再度ベッドに横になります。セラピストの慣れた誘導で、流れるようにトリートメントが進みます。

フットバス
カフィアライムをたっぷり絞ってフットバス

ベッドに横たわると、その都度、顔の辺りで燻らせてくれるリフレッシュ用のアロマの香りにうっとり。ボディスクラブやボディラップの途中でも、体のツボを押してくれたりと、細やかなサービスに感動です。

最後のマッサージは3種類から選ぶことができます。私はもちろんムエタイマッサージを選択。施療技術は高く、申し分のないものでした。

2時間半もの時間をかけたフルトリートメントでしたが、あっという間に時間が過ぎて行きました。心身ともに寛ぐことができました。

オピウムスパ
設備の美しさも、セラピストの施療技術の完璧

心身を癒やす オピウムスパ

トリートメントが終わると、再びレセプションエリアに案内されます。ここでリフレッシュメントの温かいジンジャーティーとパッションフルーツのソースを添えたヨーグルトを頂きました。

オピウムスパ
トリートメント後のリフレッシュメント

最後に少しスパ内部の他の設備も見学させていただきました。通常のトリートメントルームのほか、美容院や仏間らしき部屋もあるのにびっくり。しかも、ザサイアムらしいユニークで不思議な空間でした。

オピウムスパは、施設の美しさだけでなく、プロダクツや施療のクオリティも本当に高いと思います。バンコクのホテルスパの中でもトップクラスといえるでしょう。

オピウムスパ
精神的な安らぎもトリートメントの一部

オピウムスパ の詳細情報

オピウムスパ
OPIUM SPA at The Siam
住所:3/2 Thanon Khao, Vachirapayabal, Dusit, Bangkok 10300, Thailand
営業時間:10:00~22:00
アクセス:BTSパヤタイ駅からタクシーで約20分。あるいは、BTSサパーンタクシン駅近くのサトーン桟橋からボートの送迎あり(事前予約要)
ウェブhttp://www.thesiamhotel.com/spa
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