バンコク観光 アーカイブ - 泰国画報 / ThailandGaho

シーチャン島 チュタートゥット離宮 PHRA CHUDADHUD PALACE at Sichang Island   タイ国王ラマ5世時代の御用邸があったシーチャン島 バンコクから車で2時間ほど走ったところにあるタイ東部の海辺の街シラチャから、フェリーでさらに45分ほど渡った先にシーチャン島という小さな島がある。観光地化されていないため、外国人にはあまり馴染みのない素朴で静かな島だ。実はこのシーチャン島、100年以上前には、タイの歴代国王(ラマ4世、ラマ5世、ラマ6世)のほか、多くの王族が静養のために訪れる御用地であった。シーチャン島に今でも残るチュタートゥット離宮には、当時の王族たちの美しい御用邸などがいくつも残っており、現在は博物館として整備され一般市民に公開されている。 海辺にある離宮の広い庭園には、ラマ5世(チュラロンコン大王;在位1868年~1910年)が特に愛したプルメリアやタマリンドなど、美しい花木が至る所に植樹され、遊歩道も整備されている。観光客や島の住民が美しい景観を楽しみながら、のんびりと散歩している姿が見られる。 ラマ5世像 本当はシーチャン島に建設予定だったウィマンメーク宮殿 ラマ5世はシーチャン島で産まれた息子のチュタートゥット王子にちなんで、この御用地をチュタートゥット離宮と名付け、本格的にマンタートラッタナロート宮殿の建築を進めていた。しかし1892年にタイとフランスとの紛争が勃発し、フランス軍がシーチャン島に上陸したため、宮殿の建設は中止され、途中まで出来上がっていた宮殿を解体し、バンコクに建材を持ち帰った。この建材を再利用して建てられたのが、世界最大のチーク材の建築物として有名なバンコクのウィマンメーク宮殿である。 その後、御用地としてのシーチャン島の歴史は終わり、チュタートゥット離宮は長い間放置されたままであった。しかし1978年にチュラロンコン大学が土地の使用許可を得て、敷地の一画に海洋資源研究所を設置したほか、1990年から離宮内の建築物や庭園の本格的な修復作業が始まった。10年以上の年月をかけて、2002年に完成したチュタートゥット離宮は、当時のまま完璧に美しく修復され、現在は離宮の歴史を伝える資料や写真などが展示されている。 アサダーン橋 アサダーン寺仏塔 アピロム御用邸 ポーンシー御用邸 ワタナー御用邸 マイリムタレー御用邸(館内は休憩所になっている) ラマ5世の屋外浴場 解体されたマンタートラッタナロート宮殿跡 ほかにもあるシーチャン島の見どころ シーチャン島には、チュタートゥット離宮以外にも、美しいビーチ、夕陽の絶景ポイント、数々の仏教施設など、多くの見どころがある。シラチャからの日帰りも可能だが、シーチャン島に一泊してゆっくり楽しむのもよいだろう。2016年にオープンしたサムウェア コ シーチャン(Somewhere, Koh Sichang)は、ゲストハウスが多いシーチャン島では貴重なお洒落なホテルで、清潔感がありスタッフも非常にフレンドリーだ。 シーチャン島の入口ターラーン港 チョンカオカート(Chong Kao Kard)ビューポイント サムウェア コ シーチャン(中庭) サムウェア コ シーチャン(客室) シーチャン島 チュタートゥット離宮 PHRA CHUDADHUD PALACE 住所:Koh Sichang, Chonburi, Thailand アクセス:①バンコクのBTSエカマイ駅近くの東ターミナルよりバスでシラチャまで2時間 ②シラチャのロビンソンデパート前で下車し、トゥクトゥクでコ ローイ港まで5分 ③コ ローイ港からターラーン港まで45分(フェリーは07:00〜20:00まで1時間に1本) ④ター ラーン港からチュタートゥット離宮までソンテウで5分 ウェブ:www.phrachudadhuj.com 見学時間:6:00〜17:00(館内の展示のみ月曜定休) 見学料:無料

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