バンポット プーケット (Bampot Kitchen & Bar Phuket)※閉店

バンポット プーケット

ラグーナプーケットの洗練されたレストラン バンポット プーケット

※バンポットプーケットは閉店しました。

バンポット プーケット (Bampot Phuket) は、プーケット北西部のラグーナプーケットのそばにある、モダンヨーロピアン料理のレストランです。現代的でお洒落な雰囲気の中、スコットランド出身のジェイミーシェフ率いるキッチンチームによる、繊細で洗練された西洋料理が楽しめます。 ラグーナプーケットは、バンタオビーチ沿いに開発された広大なリゾート地で、多くの一流リゾートホテルやラグジュアリーなヴィラが建ち並ぶ静かで上品なエリアです。ラグーナ地区の入り口には、ボートアベニューと呼ばれるショッピングモールがあり、お洒落なブティックやレストランが集まっています。バンポットは、このボートアベニューのそばにある一軒家レストランです。

バンポット プーケット

バンポット プーケット

バンポット プーケット

バンポット プーケット は、もし事前に何も知らなければ、たくさんあるレストランの一つと思って、見過ごしてしまういそうな、小さなレストランです。しかし、一歩店内に入ると、高い天井の広々としたお洒落な空間が広がります。広すぎず適度な大きさの店内は、カジュアルながらもスマートな雰囲気で非常に快適です。屋内のほか、お店の前にはオープンエアの席もあります。また、スタッフも非常にフレンドリーでホスピタリティに溢れています。サービス面でも全く問題なく、とても居心地のよいレストランです。

バンポット プーケット

バンポット プーケット

ロンドンのミシュランレストランでの経験を持つ実力派シェフの現代的な料理

でも、バンポットの本当の素晴らしさは、お洒落な店内ではなく、その料理のレベルの高さにあります。シンプルながらも、非常に繊細かつ洗練された料理で、上手く表現出来ないのですが、訪れてからしばらく経っても、思い返してあの料理をまた食べたいと強く思えるくらい、印象的なのです。バンポットの料理を食べた後に、シェフの経歴をインターバンポットのウェブサイトで初めて知り、「なるほど」と納得してしまいました。

バンポット プーケット

シェフのジェイミー氏は、スコットランド出身で、スコットランドのホテルやレストランで修業をした後、ロンドンで複数の著名レストランで経験を積んだそうです。特にすごいのは、世界的な料理の新潮流である分子ガストロノミーの第一人者、ヘストン・ブルメンタール氏によるロンドンのミシュラン3つ星レストラン「ザ・ファット・ダック」での経験も持つということ。また、スコットランドの著名な料理コンテストでの優勝経験もあるそうです。やはり、ただ者ではなかったんですね。その後、海外での経験を積みたいと、バクーや上海を経て、プーケットにやってきたそうです。 バンポットのメニューは決して種類が多いとはいえませんが、一つ一つが本当に丁寧に作られていて、どれを頼んでも外れなしという感じです。一品のボリュームも、西洋料理としては軽めなのも個人的には嬉しいです。

バンポット プーケット 絶品ムール貝の白ワインクリームソースAustralia Mussels 300THB++ (約1000円)


バンポット プーケット こくのあるビーフタルタルAngus Fillet Beef Tartare 300THB++ (約1000円)


バンポット プーケット アスパラやグリーンピースがざくざく入ったハーブリゾット Herb Risotto 500THB++ (約1700円)


バンポット プーケット タピオカの食感が面白いデザートTapioca Dessert 150THB++ (約500円)

進化するプーケットのダイニングシーンを牽引するレストラン

国際的なリゾート地であるプーケットには、数多くの一流ホテルや一流レストランが集まり、レストランの激戦区ともいえる場所でしょう。ただ、バンコクのダイニングシーンが最近めざましい変化を遂げ、雰囲気、味ともどんどん洗練されているのに比べると、プーケットの方はまだ少し立ち遅れているという印象を持っていました。でも、バンポット プーケット は、現在のバンコクでも十分に通用するくらいレベルの高いレストランで、プーケットにもこんなレストランが出来たのかと、満足な気持ちで一杯になりました。ちなみに、バンポットは近々バンコク店もオープン予定だそうで、今からオープンがとても待ち遠しいです。

バンポット プーケット

余談になりますが、2017年にはタイで初めてのミシュランガイドのバンコク版が発表されましたが、2018年版ミシュランガイドでは、バンコクに加えて、バンコク近郊の地域とタイ南部のプーケット&パンガーも対象となるそうです。これをきっかけに、プーケットのダイニングシーンは、さらにレベルアップしていきそうで、こちらも要注目ですね。

バンポット プーケット

バンポットプーケットの基本情報

Bampot Kitchen & Bar Phuket

住所:19/1 Moo 1, Lagoon Road, Cherngtalay, Thalang, Phuket 83110 Thailand

営業時間:18:00〜24:00 (ディナーのみ、但し土曜のみランチタイムも営業12:00〜15:00)

アクセス: プーケット国際空港からタクシーで約20分

ウェブ:http://bampot.co

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