チャンタブリ :タイ最大の宝石の街 1泊2日旅行記

目次 非表示 タイ最大の宝石の街 チャンタブリ チャンタブリ への行き方 【1日目】 バンコクを出発してチャンタブリ旧市街へ 8:00 バンコク出発 12:00 豪華な“ナムプリック”のランチ 14:00 旧市街のヘリテージホテルにチェックイン  15:00 チャンタブリ宝石博物館&ジュエリーセンター 17:00 旧市街の宝石市場を散策 17:30 チャンタブリ名物シーフードヌードルを試食 18:00 旧市街の川沿いのレトロカフェで休憩 19:30 「チャントーン レストラン」でチャンタブリ郷土料理の夕食 【2日目】 チャンタブリの海岸地域を経由してバンコクへ 7:00 ホテルで朝食 9:00 チャンタブリ のシンボル「カトリック聖堂」を見学 10:00 チャンタブリ名産品のショッピング 11:00 ホテルチェックアウト 11:30 めずらしいタイ菓子が満載の市場を見学 13:00 チャンタブリ の青い寺院を見学 13:30 海の見えるシーフードレストランでランチ 15:00 チャンタブリ 出発 19:00 バンコク到着 タイ最大の宝石の街 チャンタブリ チャンタブリ 県(Chanthaburi)は、タイ東部にある海辺の県です。バンコクからは車で片道4時間もかかるため、バンコク在住者でもなかなか行く機会がないのですが、実は見どころの多い地域です。 最も有名なのはチャンタブリの宝石市場です。タイは宝石の輸出国として世界的に有名です。特にチャンタブリでは、ルビーやサファイヤの原石がたくさん採掘され、タイ最大の宝石市場が形成されました。現在は原石の採掘量そのものは少なくなってしまいましたが、長い年月を経て蓄積された宝石のカッティング技術は世界的に定評があり、今では世界中で採掘された原石がタイに集まり、加工された宝石やジュエリーが輸出されています。こうした背景から、チャンタブリの宝石市場は世界的に有名で、世界中からバイヤーが集まってきます。 宝石以外にも、ドリアンをはじめとするフルーツ王国、タイ湾に面した海辺の街、歴史ある旧市街など、チャンタブリには様々な見どころがあります。 2020年12月、私はジュエリーデザイナーの友人のお供で、初めてチャンタブリを1泊2日で訪問しました。これからチャンタブリに行かれる方のご参考に、その時のチャンタブリ旅行のコースをご紹介したいと思います。 チャンタブリ への行き方 チャンタブリはタイ東部のタイ湾に面した海岸沿いにあり、ラヨーン県とトラート県の間にあります。チャンタブリには空港がありませんので、バンコクからは車で行くしか方法がありません。公共交通機関としては、長距離バスもありますが、チャンタブリに到着してから現地での移動が不便なので、バンコクから車で行ってしまう方が便利だと思います。バンコクからチャンタブリまでは片道約4時間です。車はレンタカーもありますが、バンコクでは運転手付きのハイヤーを手配してくれるツアー会社もたくさんあり、日本よりも料金も安いのでおすすめです。 チャンタブリ の位置  【1日目】 バンコクを出発してチャンタブリ旧市街へ 8:00 バンコク出発 12:00 豪華な“ナムプリック”のランチ チャンタブリ市街の外れにある話題のレストラン「バーン・ナムプリック・カオスアイ(Baan Nam Phrik Kao Suay)」でタイ料理のランチ。このお店の特徴は、豪華に盛り付けられたタイの国民食「ナムプリック」です。昔ながらのタイの家庭料理であるナムプリックは、スパイシーなディップで様々な種類があります。宮廷風のお店の装飾や豪華な盛り付けは、明らかにインスタ映えを狙ったもので、何となく「頑張りました」感がありましたが、料理はとても美味しかったです。 バーン・ナムプリック・カオスアイ(Baan Nam Phrik Kao Suay; บ้านน้ำพริกข้าวสวย)フェイスブックグーグルマップ 14:00 旧市街のヘリテージホテルにチェックイン チャンタブリ旧市街のチャンタブーン川沿いにある小さなホテル「バーン ルアン ラジャマイトリ ヒストリック イン(Baan Luang Rajamaitri Histric Inn)」にチェックイン。このホテルは、150年前に建てられた古い民家を改装した歴史ある建物です。かつてこの家に住んでいたのは、チャンタブリにゴム栽培を伝授したことで有名な実業家のルアン・ラジャマイトリ氏。その後、ゴム産業はチャンタブリの重要な産業となり、ルアン・ラジャマイトリ氏は社会貢献家として地元の人々に慕われています。ホテルには、様々な歴史的な展示もあります。歴史あるチャンタブリの町並みに溶け込むシックな宿です。(続きを読む) バーン ルアン ラジャマイトリ ヒストリック イン(Luang Rajamaitri Histric Inn; บ้านพักประวัติศาสตร์หลวงราชไมตรี)公式サイトグーグルマップ アゴダで宿泊料金をチェック バーンルアンラジャマイトリの宿泊記  15:00 チャンタブリ宝石博物館&ジュエリーセンター ホテルのチェックインの後、真っ先に向かったのは、チャンタブリ宝石博物館&ジュエリーセンター(Chanthaburi – Gems and Jewelry Centre)。ホテルから車で10分ほどでした。チャンタブリの宝石・宝飾品商業者組合が運営する施設で、宝石博物館ではチャンタブリの宝石に関する展示や宝石のカッティングのデモンストレーションなどを無料で見学することができます。 このジュエリーセンターの目玉は、地元の宝石業者による大規模な宝石の即売会場です。たくさんの業者が集まっていて、チャンタブリで加工された宝石やジュエリーを格安で購入することができます。しかも、値段交渉次第で定価よりもどんどん値下げしてくれるので、ついつい買い物に熱が入ってしまいました。貴金属はシルバーを使用していますが、ジュエリーに詳しい友人曰く、加工技術はとてもレベルが高いのだそうです。 私は定価1200バーツのブルートパーズのピアスを1000バーツで購入。とても気に入って愛用しています。今振り返ってみると、この宝石即売会場が今回のチャンタブリ旅行のハイライトだった気がします。 チャンタブリ宝石博物館&ジュエリーセンター (Chanthaburi – Gems and Jewelry Centre)フェイスブック(チャンタブリ宝石・宝飾品商業者組合)グーグルマップ 17:00 旧市街の宝石市場を散策 買い物を楽しんだ後は、車でチャンタブーン川流域のチャンタブリ旧市街に戻り、シーチャン通りにある世界的に有名なチャンタブリ宝石市場(Gems Market Chanthaburi)を散策しました。宝石市場が開催されるのは、金曜日・土曜日・日曜日の9:00〜15:00だそうです。300メートルほどの区間に、宝石を持ち込む人と買う人が取引を行うためのデスクを置いたお店が並んでいます。お店にカメラを向けると写真を撮ってはダメだと注意されました。ここは観光地などではなく、まさにリアルな商取引の場なのだと少し緊張した気分で通りを歩きました。 チャンタブリ宝石市場(Gems Market Chanthaburi; ตลาดพลอย)グーグルマップ 17:30 チャンタブリ名物シーフードヌードルを試食 チャンタブリ旧市街にある「ジェー イート シーフード ヌードル(Je Eed Seafood Noodles)」で、名物のシーフードヌードルを試食。海老、カニ、シャコ、カニなど、魚介類がごろごろ入っていて、よく出汁のよく出たスープが絶品です。 ジェー イート シーフード … Continue reading チャンタブリ :タイ最大の宝石の街 1泊2日旅行記