パームシーサイドプーケット (Palm Seaside Phuket)

バンタオビーチ南端の一軒家レストランパームシーサイドプーケット

パームシーサイドプーケット(Palm Seaside Phuket)は、プーケットのバンタオビーチにある海辺の一軒家レストランです。オープンエアのモダンで洗練されたデザインのレストランでは、シーフードを中心にした、タイ料理と西洋料理が楽しめます。また、海のすぐそばにあるバーからは、バンタオビーチが一望でき、非常にリラックスした雰囲気です。

バンタオビーチは、プーケットの北西部にある、およそ５キロ以上にわたる距離の長いビーチです。パームシーサイドプーケットは、バンタオビーチの中心部から外れた南側の端っこにあります。バンタオビーチの中心部には、ラグーナプーケットという有名なリゾートコンプレックスがあり、ラグジュアリーなホテルやヴィラがたくさん建っていますが、そこから離れるとリゾートホテルも次第に少なくなり、ローカル色が強くなります。パームシーサイドレストランの海辺のバーからは、地元の漁師の船が何艘も停泊しているのが見え、国際リゾートであるプーケットらしからぬ素朴な光景です。

こんな少し寂れた場所にある一軒家レストランですが、実はパームシーサイドプーケットは、バンタオリゾートと隣合ったスリンビーチにあるツインパームスプーケット（Twinpalms Phuket）というラグジュアリーなリゾートホテルが経営しています。ですから、レストランの雰囲気、食事の内容、サービスとも、クオリティが高く、とても居心地のよいレストランなのです。

海が一望できるスタイリッシュなデザインが印象的なレストラン

パームシーサイドレストランは、夕方6時にオープンで、ディナータイムのみ営業しています。車でレストランの正面に着くと、大きな水槽のあるモダンなエントランスに迎えられます。エントランスの奥はオープンキッチンがあり、その向こうはダイニングエリアです。レストランの真ん中には、水の中に沈むようにデザインされたダイニングテーブルがあり、海もすぐそばに見えます。スタイリッシュで開放的なデザインのレストランは、非日常感にあふれています。

海辺の方に向かって、レストランの奥に進んで行くと、海辺のバー＆ラウンジがあります。バーは西側に面していて、長いバンタオビーチが一望できる眺望スポットでもあります。夕方4時からオープンしているので、食事の前にサンセットを見ながらカクテルタイムを楽しみましょう。レストランはモダンですが、周囲は地元の漁師が住むローカルなエリアです。夕方になると、漁師の漁船がたくさんレストランのそばに停まっているのが見えます。賑やかなバンタオビーチの中心から少し離れているので、ほんとうに静かでリラックスした時間が過ごせます。バーのすぐ下はバンタオビーチなので、初めて行ったときはビーチを歩いていって、バーからレストランに入りました。でも、潮の干満によって行けるときと行けないときがあるようなので、車で行って正面玄関から入ることをお薦めします。

シーフード料理を中心にバラエティのあるメニュー

こんな海辺で、しかも漁村のすぐそばと聞いて、てっきりシーフード料理のレストランと思われるかもしれませんが、パームシーサイドプーケットのメニューはかなりバラエティに富んでいます。タイ料理も西洋料理もあり、お寿司らしきものまで用意されています。プーケット名物のロブスターをはじめ、シーフード料理が中心ですが、お肉料理も結構いろいろあり、メニューを見る限り普通のインターナショナル料理のレストランとしても十分利用できる感じです。料理は美味しいですが、特別なメニューという感じではなく、あくまで雰囲気重視のレストランと考えた方がいいでしょう。