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新感覚のタイマッサージ店 ARMARAPA (アルマラパ)
ARMARAPA (アルマラパ)は、2020年にオープンしたばかりのタイマッサージの専門店です。一見スパのようなお洒落な内装ですが、メニューは伝統的なタイマッサージが中心。庶民的でアジアっぽい雰囲気が多かったこれまでのタイマッサージ店のイメージとはまるで違う、モダンで新しいコンセプトのお店で、すでに若い年代のタイ人女性にも注目を浴びています。
現在バンコクでは、ミニマルでクリーンなインテリアのカフェが大人気ですが、スパやマッサージ店も、そうしたトレンドに追従しているのでしょうか。新感覚のタイマッサージ店を早速試してみましたので、詳細をご紹介しましょう。
お洒落カフェの街アーリーにある ARMARAPA
ARMARAPA(アルマラパ)は、バンコクのパホンヨーティン通りソイ11にあります。最寄り駅はBTSアーリー駅。但し、駅から歩くと徒歩20分ほど離れた、静かな住宅街にあります。
アーリーと言えば、バンコクでも有数のお洒落カフェの激戦区。閑静な住宅街を歩いていると、あちこちに可愛くてお洒落なカフェやレストランがあって、街歩きがとても楽しいエリアです。
ARMARAPAがあるのは一般的なタウンハウスの一角。看板をよく見ていないと通り過ぎてしまうような一見平凡な外観です。
店内に入ると、いきなり仕立屋さんがあり、一瞬場所を間違えたかと焦りましたが、よく見ると2階に上がる階段がありました。柔らかな白いカーテンに隠され、白一色に塗られた階段を上がっていくと、アルマラパのレセプションに到着です。
ナチュラルでミニマルなアルマラパの内装
レセプションはグリーンウォールを背景に、シンプルながらも落ちつくインテリアです。4階建てのタウンハウスの2階から4階を占めていて、吹き抜けに飾られたタイの伝統漁業用のかごをアレンジしたオブジェが印象的です。
トリートメントルームは4室ありますが、あちこちに観葉植物がたくさん置かれ、シンプルで居心地のよい雰囲気です。一般的なタイマッサージ店にあるい床に敷くタイプのマッサージマットはなく、全てベッドでの施療となります。
とてもお洒落な雰囲気なので、つい「スパ」と呼んでしまいたくなりますが、お店の方は「ここはスパではなく、マッサージ店なのです」と説明してくれました。
伝統的なタイマッサージ中心のメニュー
実は、アルマラパのオーナーは、「アルマ」というブランドのタイ語で「ヤードム」と呼ばれる嗅ぎ薬(インヘイラー)を販売しています。この嗅ぎ薬は、タイの伝統的な薬やハーブを配合したメンソール系の香りのスティックで、気分転換をはじめ、頭痛や鼻づまりなどにも使用されます。タイではとてもポピュラーな伝統療法ともいえます。
2019年に出来たばかりの「アルマ」は高級路線の新しいブランドで、これまでオンラインでのみ販売。「アルマラパ」は、嗅ぎ薬「アルマ」と同様、タイの伝統療法をコンセプトにしたアンテナショップ的な存在です。そのため、一見スパのように見えますが、メニューはタイの伝統的なマッサージしかありません。
オリジナルのアロマオイルマッサージを体験
今回初めてだったので、アルマラパのシグネチャーメニューであるという2時間のオイルマッサージを試してみました。オイルはココナツオイルをベースに3種類。私は、レモングラスやジャスミンなどを配合した「タイハーブ」の香りを選びました。
トリートメントルームは、フットマッサージ用のチェアとマッサージ用ベッドが置かれ、間仕切り代わりに、たくさんの観葉植物が置かれた棚があります。
まず、マッサージチェアに座って、足をソルトスクラブで洗ってもらいます。その後、ベッドに移動してオイルマッサージ。ゆっくり時間をかけて全身をほぐしてもらいます。タイハーブのいい香りと柔らかなBGMに包まれて、あっという間に2時間が経ってしまいました。
マッサージが終わると、レセプションの前のソファで、温かいマトゥームのお茶を淹れてくれます。
こじんまりとしたマッサージ店ですが、インテリアもサービスも洗練されていて、今までのタイマッサージのイメージが塗り替えられるようなお店でした。少し遠いのが難点ですが、全く新しいスタイルのタイマッサージを体験できるのではないでしょうか。
アルマラパ の基本情報
ARMARAPA 住所:36/8 Phahonyothin 11 Rd, Samsen Nai, Phaya Thai, Bangkok 10400 Thailand 営業時間:10:00〜21:00 アクセス:BTSアーリー駅からタクシーで5分 公式サイト: https://www.armaherbal.com/armarapa https://www.facebook.com/armarapa/