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目的やスタイルに合わせた プーケット ホテル 選び
プーケット ホテル 選び のポイントは、まずどのエリアに泊まるかです。プーケットといえば、タイを代表するビーチリゾートとして有名です。プーケットはタイで一番大きな島で、大小あわせると30以上のビーチがあり、約1800軒のホテル(2018年データ)があるそうです。プーケットを4つのエリアに分けて、私の個人的な経験と好みから、各エリアの主なビーチ(又はスポット)とおすすめのホテルをご紹介させて頂きます。実際泊まってみてよかったホテルのほか、これから泊まってみたいホテルも入っています。ここで名前を挙げていないホテルもまだまだたくさんありますが、プーケットのホテル選びに少しでもご参考になれば幸いです。
プーケット ホテル 選び の4つのポイント
①ビーチVS絶景
ビーチのそばで過ごしたい場合は、ベストシーズン(11月〜4月)に西海岸のビーチ沿いのホテルを選びましょう。逆に、海が見える客室でゆっくりしたい場合は、ベストシーズンにこだわらず、西海岸又は東海岸の高台にあるホテルを選ぶといいでしょう。
②アクティブ派VSおこもり派
ビーチ、グルメ、観光、ショッピングなど、プーケットでアクティブに過ごしたい場合は、プーケット西海岸の南側が便利です。逆に、ホテルでゆっくり静かに過ごしたい場合は、ラグジュアリーリゾートや離島リゾートを選びましょう。
③ラグジュアリーVSコスパ重視
プーケットは高級リゾート地で、タイの他の地方に比べると物価が高いという印象もありますが、実はホテルの選択肢は幅広いです。ほとんどのビーチに高級ホテルからゲストハウスまで揃っています。また、プーケットタウン周辺は手頃なブティックホテルやゲストハウスが多くあります。
ホテルの価格は、雨季になるとホテルの料金はベストシーズンの半額近くまで下がります。私は、ベストシーズンにはコスパの良いビーチ沿いのホテルに泊まってビーチや観光を楽しみ、雨季には海の見える高台のラグジュアリーホテルに滞在するなど、季節によってホテルを使い分けています。
④新しいホテルVS老舗ホテル
プーケットは1980年代からリゾート開発が始まりました。当初は西海岸のビーチ沿いに次々とホテルが建てられましたが、今では島全体にホテルが建てられています。初期に建てられたホテルはすでに30年以上たっているものもあり、一番いいロケーションにあるのですが、老朽化もしています。新しいホテルは、西海岸の高台や東海岸など、主要ビーチの一番いい場所にないことが多いようです。
プーケットの天候とホテル料金
ベストシーズン
ベストシーズンはタイの乾季と暑季です。乾季(11月〜2月)は晴天が続き、海が穏やかで過ごしやすいです。暑季(3月〜4月)は40度以上の猛暑となりますが、晴天の日が続きます。
ローシーズン
雨季(5月〜10月)はインド洋からの季節風が吹くため、西側のビーチは波が高くなり、遊泳禁止になります(サーフィンにはいいようです)。雨季といっても5月〜8月は雨量が少なめです。時々スコールが降るくらいで、運がよければ、晴れが数日続く時もありますが、滞在中ずっと晴れないこともあります。9月〜10月は、雨季から乾季への季節の変わり目で、本格的に雨が多くなるので、この時期のプーケット旅行はあまりおすすめしません。
シーズンとホテル料金
ホテル料金はベストシーズンに料金が高くなり、ローシーズンには安くなります。特に、年末年始(12月20日〜1月5日頃)はピークシーズンとなり、ハイシーズンよりもさらに高くなり、ホテルによっては最低3泊以上、大晦日のガラディナー料金などの条件が追加になる場合もあります。
ベストシーズン 乾季(11月〜2月)&暑季(3月〜4月)←ホテル料金高い
ローシーズン 雨季(5月〜10月)←ホテル料金安い
プーケット の4つのエリア別おすすめ ホテル 22選
プーケットのビーチは、島の西海岸にたくさん集まっていて、東海岸にはビーチはほとんどありません。プーケット西海岸は北部と南部に分けられます。ビーチ以外に、島のあちこちに小高い山や岬があり、絶景ポイントもあります。それぞれのエリアの特徴とおすすめホテルをご紹介しましょう。プーケットの4つのエリアをさらに細かく区分して、代表的なホテルを一覧にしてみました。実際に泊まったことのあるホテルと、まだ泊まったことはないけど、泊まってみたいと思うホテルを挙げています。
1.プーケット西海岸北部
北部にはプーケット国際空港や有名なゴルフ場があります。また、プーケットを代表するラグジュアリーホテルも多く、南部よりも静かで落ちついた雰囲気です。
バンタオビーチ:メインはラグーナプーケットというリゾートコンプレックス。
バンタオビーチのおすすめホテル
①バンヤンツリープーケット(スパが最高、全室プールビラ)(詳細を読む)
②カッシアプーケット(キッチン付き長期滞在向け、コスパよし)
カマラビーチ:賑やかなパトンビーチの隣にあるのに比較的静かなビーチ。
カマラビーチのおすすめホテル
③キーマラプーケット(高台のホテル、建築デザインがユニーク)(詳細を読む)
④ノボテルカマラビーチ(ビーチ直結、コスパよし)
⑤パレサプーケット(絶景ラグジュアリーリゾート)
スリンビーチ:小さなビーチだけど、個人的にはプーケットで一番好きなビーチ。
スリンビーチのおすすめホテル
⑥アマンプリ(世界的に有名な超ラグジュアリーリゾート「アマン」の一号店)
ラヤンビーチ:バンタオビーチの隣の穴場のビーチ
ラヤンビーチのおすすめホテル
⑦トリサラ(アマンプリと並ぶプーケットの超ラグジュアリーリゾート)
ナイヤンビーチ:プーケット空港から車で10分ほどの遠浅のビーチ。
ナイヤンビーチのおすすめホテル
⑧ザスレート(ビル・ベンスリー氏の建築デザインがユニーク)(詳細を読む)
マイカオビーチ:プーケット最北かつ最長のビーチ。プーケット国際空港に近い。
マイカオビーチのおすすめホテル
⑨サラプーケット(お洒落なブティックリゾート)
2.プーケット西海岸南部
西海岸の南部には、有名なパトンビーチ、カタビーチなどがあります。プーケットで一番人気のある賑やかなエリアです。プーケットで最初に開発された地域なので、ビーチのそばのロケーションのいい場所には案外古いホテルが多く、新しいホテルは少し高台の方に多いようです。
パトンビーチ:おすすめはパトンビーチから少し離れた高台のホテル。
パトンビーチのおすすめホテル
⑩アマリプーケット(コスパがよく、ほどよく静か)
⑪ローズウッドプーケット(2017年末開業のラグジュアリーホテル)
カロンビーチ:人気のビーチだけど、個人的にはあまりいかないかな・・・。
カロンビーチのおすすめホテル
⑫ル・メリディアン(プライベートビーチを持つ老舗リゾート)
カタビーチ:正確には、カタビーチとカタノイビーチの2つに分かれている。メインは会員制リゾート「クラブメッド」。
カタビーチのおすすめホテル
⑬カタロックス(高台にある絶景ラグジュアリーホテル)
⑭ザショア アット カタタニ(カタノイビーチ高台のラグジュアリービラ)
ナイハーンビーチ:プーケット西海岸の最南端のビーチ。
ナイハーンビーチのおすすめホテル
⑮ザナイハーン(ビーチも絶景も楽しめる穴場リゾート)(詳細を読む)
3.プーケット東海岸
プーケットの東海岸は、パンガー湾に面していて、海岸沿いは沼地でマングローブ林が多く、ビーチはほとんどありません。リゾートホテルは少ないですが、海に突き出た高台の岬に絶景が楽しめるリゾートがあります。また、港やマリーナがあり、船で近郊の離島に遊びに行ったり、離島リゾートに宿泊することができます。
パンワー岬:プーケット東海岸の最南端。
パンワー岬のおすすめホテル
⑯アマタラウェルネスリゾート(プーケット随一のウェルネスリゾート)(詳細を読む)
⑰スリパンワ(絶景ルーフトップバーで有名なラグジュアリーホテル)
ヤム岬:プーケット東海岸の北部の岬。
ヤム岬のおすすめホテル
⑱コムポイントヤム(スタイリッシュな隠れ家ホテル)(詳細を読む)
ラチャ島&ナカ島:ラグジュアリーリゾートがある離島。
おすすめの離島ホテル
⑲ザ・ナカ アイランド(プーケットに近いパンガー湾の離島リゾート)
⑳ザ・ラチャ(プーケット南東部の離島のラグジュアリーリゾート)
※プーケットから行ける離島は、ピピ島やヤオ島も有名ですが、厳密にはプーケットの隣県になるので、ここでは省略しています。
4.プーケットタウン
プーケットの県庁所在地にあたるプーケットタウンは、島の南東部にあり、プーケット旧市街は人気の観光スポットです。寺院、絶景ポイント、ナイトマーケットなど、多くの観光スポットがプーケットタウン周辺に集まっています。大きなショッピングモールもあり、プーケット島は北部よりも南部の方が全体的に賑やかです。
プーケット旧市街:観光スポットとして人気の旧市街には、100年前に建てられたシノポルトギース様式の建築物を改装したお洒落で手頃なブティックホテルやゲストハウスが多いです。
プーケット旧市街のおすすめホテル
㉑カサブランカ(旧市街の一番賑やかなタラーン通り近くのホテル)(詳細を読む)
㉒メモリー・アット・オンオンホテル(「ザビーチ」のロケ地として有名)(詳細を読む)
プーケットの4つのエリアのマップ
※各エリアの番号で地図の中に表示しています。
コロナ後のプーケットについて
プーケットのエリア別のおすすめホテルをご紹介しましたが、この情報は新型コロナウイルスが流行する前の状況に基づくものです。コロナ以前のプーケットは、日本人以外の外国人観光客が急激に増えて、雑然としていました。乱開発により、静かなリゾートというイメージがなくなり、日本人旅行客も以前より減ってしまいました。ところが、新型コロナの影響で、今は死んだように静まりかえっています。プーケットの観光業再開については様々な心配もあります。ただ、約30年も前からプーケットと関わってきた自分としては、美しく静かなビーチがまた戻ってきたことは、何だか少し嬉しくもあります。今まさに本来のプーケットの良さが楽しめるチャンスなのかもしれません。
プーケットでは、まだ多くのホテルがクローズしていますが、営業を開始したホテルは大胆なプロモーションを展開しています。今まで手の届かなかったラグジュアリーホテルに泊まってみるのも、今がチャンスです。今回ご紹介したホテルは、2020年10月1日以降すべて営業を再開しています。