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バンコクのスパ文化はここから始まりました。1993年に開業したオリエンタルスパ・バンコクは、バンコクで初めてフォーブス五つ星を獲得した唯一のスパです。チャオプラヤ川を専用船で渡るアクセス自体がすでに非日常であり、対岸の築100年以上のチーク材建築に足を踏み入れれば、タイの伝統美学とホスピタリティが凝縮された時間が待っています。
スパのあるチャオプラヤ川沿いのリバーサイドエリアについては、バンコク・リバーサイドのエリアガイドをあわせてご参照ください。
タイの伝統文化と癒しの空間 オリエンタルスパ
オリエンタルスパが建つのは、チャオプラヤ川の対岸。マンダリンオリエンタル バンコクのメインウィングから専用船に乗ってアクセスするこのスパは、築100年以上のチーク材建築を改装した独立棟に設けられています。タイシルクをまとったスタッフが出迎え、問診から始まるきめ細かなコンサルテーションで、訪れる人それぞれに最適なトリートメントが組まれていきます。



ホテルはチャオプラヤ川沿いに建っていますが、スパは川のちょうど対岸にあります。スパに行くにはホテルの送迎船に乗ってアクセスするため、ちょっとした非日常感が感じられます。ホテルとは少し離れているため、プライバシーが保たれ、静かな時間を過ごすことができるでしょう。

オリエンタルスパの魅力を満喫するオリエンタルスイート
オリエンタルスパは3階建ての独立したコロニアル調の建物です。船を下りて奥の方に進むと階段があり、階段を上がったところが入口です。入口でスタッフが迎えてくれて、スリッパに履き替えてから中に入ります。1階に小さな受付があり、中央の吹き抜けの階段を上がってトリートメントルームに行けるようになっています。
標準タイプのトリートメントルームが10室、そのほかにモロッコ風のラスールスイートやフェイシャルトリートメント用の部屋など、数種類のタイプがありますが、オリエンタルスパの魅力が最大限に体験できるのがスイートルームです。最も広いオリエンタルスイートは、受付の横の両開きのドアの向こうにあります。


オリエンタルスイートは、チーク材が敷き詰められたタイらしいインテリアの空間を贅沢に使用したものです。まるで一軒家のように広いスイートは、階段のアプローチがあり、その奥にマッサージ用のマットレスが敷かれたスペースのほか、バスタブ用のスペース、スチームサウナを兼ねたシャワールームのある更衣室があります。室内の調度品や装花もタイらしく、上品で落ちついた雰囲気です。


スイートを使用する場合、1時間単位で追加料金を支払うことになりますが、トリートメントの時間が1時間追加され、さらに優雅なバスタイムも楽しめます。バスはソルトバスかミルクバスのどちらかが選べます。
私はミルクバスを選びましたが、バラとジャスミンの花が浮かぶ甘美な香りのミルクバスで、お肌だけでなく、気持ちまでもしっとりしました。バスタイムには、冷たいココナツジュースとフルーツチップがサービスされます。究極のタイらしさを感じる優雅な時間が楽しめますので、スイートへのグレードアップは是非体験してみて下さい。


タイの伝統医療をベースにしたボディトリートメント
オリエンタルスパのボディトリートメントは、タイの伝統療法をベースにしたものです。タイマッサージをはじめ、ハーバルコンプレス、トークセン、バンブーマッサージ、ソルトセラピーなど、タイ各地に伝わる伝統療法を応用し、筋肉の緊張をほぐし、体調を整えてくれます。

アロママッサージもタイのハーブ療法を応用したものです。スパに到着すると、まず受付で問診票を記入するのですが、その中にトリートメントの目的を記入する欄があります。私は「リラックス」と記入したところ、アロママッサージの際にはリラックス効果のあるハーブを使用したオリジナルのマッサージオイルが用意されていました。

マッサージは少し弱めで気持ちよく、つい眠り込んでしまいそうなほどでした。後でセラピストの方に聞いたところ、本当は私は肩や背中がすごく凝っていたので、揉みほぐしたかったのだそうですが、そうすると痛くてリラックスどころではなくなってしまうので、今回はリラックスを重視して弱めにマッサージしてくれたのだそうです。とてもありがたい気遣いでした。

また、マッサージだけではなく、タイならではの自然の素材を使用したスクラブやラップなどと組み合わせたプログラムもあり、とても魅力的なメニューが揃っています。

世界的なスパブランドを導入した最先端の美容プログラム
オリエンタルスパのもう一つの魅力は、世界的に評価の高いスパブランドのトリートメントが受けられる点です。特にお気に入りは、バンコクで初めてとなるフランスの「ペディ:マニィ:キュア・スタジオ」のネイル・トリートメントです。世界的なポディアトリスト(足医学専門家)であるバスティアン・ゴンザレス氏が監修したもので、世界各地のラグジュアリースパで導入されています。フランス人セラピストが常駐しており、日常的なケアについても丁寧にアドバイスしてくれます。
トリートメントメニューは日々進化しています。最新のメニューや料金は、公式サイトで確認してください。
バスティアン・ペディキュア(Bastien’s Pedicure)60分 3300THB++
*総合的なフット・トリートメント。まるで歯医者のように様々な器具を使用し、爪回りや足裏の古い角質を除去した後、200年前にフランス上流社会で愛用されたシャモア革のブラシを使って爪を磨き、爪本来の自然な輝きを取り戻す。角質を除去した後クリームやパラフィンで徹底的に保湿。まるで赤ちゃんのような柔らかな肌になる。

ドイツのQMSメディコスメティックス(QMS Medicosmetics)製のプロダクツを使用したフェイシャル・トリートメントもおすすめです。このプロダクツは、ドイツの外傷学や美容整形外科の一人者であるエリック・シュルツ医師によって開発されたもので、皮膚の再生システムの解明によって、コラーゲンや細胞に効果的に働きかけるスキンケア・システムなのだそうです。一度体験してみましたが、即効性の高い究極のフェイストリートメントです。
アドバンスド・セルラー・ハイドレイション(Advanced Cellular Hydration)75分 5580THB++
*ディープ・クレンジング、マスク、保湿、パック、マッサージなど、約10種類のプロダクツを駆使して細胞組織に働きかけ、細胞の再生を促し肌を若返らせる。
そのほか、まだ体験したことがありませんが、エンダモロジー(Endermologie)という技術を利用したフェイス&ボディトリートメントもあるようです。このように、伝統的な療法から、最先端技術を用いた療法まで、幅広く充実したトリートメントが用意されていて、スパとしてのレベルは世界的にトップクラスといっても過言ではありません。


オリエンタル スパ
THE ORIENTAL SPA
住所:Mandarin Oriental Bangkok, 48 Oriental Avenue, Bangkok 10500 Thailand
営業時間:10:00~20:00
アクセス:BTSサパーン・タクシン駅そばのサトーン桟橋よりホテル送迎船で約5分、ホテル桟橋からさらにホテル送迎船でスパのある対岸に渡る
ウェブ:https://www.mandarinoriental.com/en/bangkok/chao-phraya-river/spa
マンダリン・オリエンタル・バンコクの宿泊情報
※料金・条件は各予約サイトにてご確認ください。
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