プロムテープ岬 プーケットの夕陽の名所

プロムテープ岬

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タイを代表する夕陽の絶景ポイント プロムテープ岬

プロムテープ岬 (Promthep Cape) はプーケット島の最南端にある岬で、タイを代表する夕陽の絶景ポイントとして有名です。アンダマン海に突き出た小さな岬からは、パノラミックなアンダマン海の眺めが楽しめ、爽快な気分になります。右方向には、ぽっかり海に浮かぶマン島が見え、その向こうにはナイハーンビーチが見えます。昼間は人気が少ないプロムテープ岬ですが、夕陽が沈む時間になると、観光客や地元のカップルがたくさん集まってきます。

ナイハーンビーチ
プロムテープ岬の右方向に見えるナイハーンビーチ
プロムテープ岬
プロムテープ岬の右下にあるマン島

プロムテープ岬は特に夕陽の絶景ポイントとして知られていて、海のかなたの水平線に沈んでいく夕陽は何度見ても感動的です。実は、水平線の辺りにはいつも雲があって、ちょうど太陽が海に近づくと雲で切れてしまいます。私も何度かプロムテープ岬に夕陽を見に行ったものの、いつも雲がかかってしまいました。プロムテープ岬で、雲に邪魔されずに海に沈む夕陽を見ることができた人はとても幸運だと言われています。

プロムテープ岬
プロムテープ岬から見える夕陽の写真(photo by Phuket 101)

昼間の プロムテープ岬 に行ってみた

私はプロムテープ岬に何度も行ったことがありましたが、いつもサンセットの時間でした。今回初めて昼間のプロムテープ岬を訪れました。

プロムテープ岬
プロムテープ岬の広い駐車場

プロムテープ岬は有名な観光地ということもあり、周囲の道路や駐車場はきれいに整備されています。広い駐車場に車を駐め、入口の階段を上がって行くと広場があり、広場の前には海が見えます。

プロムテープ岬
階段を上がってすぐの広場からも海が見える

一番景色のいい絶景ポイントに行くために、海に向かって左の方に歩いて行きます。その日は晴天で、炎天下では猛烈に暑い日でした。コロナ禍であったこともあり、見学者も数人しかいませんでした。海に突き出た岬の手前にはずっと低い柵が続いています。注意して見てみると、一カ所柵が途切れていて岬の先端に降りることができます。

プロムテープ岬
展望スポットに行くには海に向かって左方向に歩いていく
プロムテープ岬
柵が途切れているところから、さらに岬の先端に近づくことができる

柵の向こう側は、足下が悪いので、注意して歩かなければなりません。目の前には青い海が広がり、ガイドブックでもお馴染みのプロムテープ岬の先端が海が突き出た様子は、昼間でも壮大な眺めです。夕方にはこの辺りにみんな集まって、海に落ちる夕焼けを楽しみます。

プロムテープ岬
柵の向こう側は景色はいいが、足下が悪いので注意が必要

プロムテープ岬周辺の見どころ

絶景ポイントのちょうど後ろ側の高台には、カンチャナピセーク灯台が見えます。この灯台は、タイの前国王ラーマ9世の国王即位50周年を記念して、1996年にタイ国海軍とプーケットの地元市民が協力して建立したものだそうです。灯台は50mもの高さがあり、39キロ先からも灯りが見えるため、日没後にこの辺りを航海する船の目印として役立っています。灯台の内部には灯台の歴史に関する展示や展望台などがあって、以前見学した記憶があるのですが、今は新型コロナウイルスの影響なのか、立入禁止になっていました。

カンチャナピセーク灯台
プロムテープ岬にあるカンチャナピセーク灯台(コロナ前は中の見学もできた)

灯台の横に建つ銅像は、「タイ国海軍の父」とされるチュムポン王子の像です。チュムポン王子はラーマ5世王の28番目の王子で、19世紀末にイギリスに留学し、近代海軍学を学んだのだそうです。

チュンポン王子の像
灯台の隣に建つタイ国海軍の父とされるチュンポン王子の像

絶景を見た後は、最初に来た広場の方に戻ります。そのまま帰ってもいいですし、海に向かって右側の絶景ポイントとは逆の方向に歩いていくと、「BUKITO」というタイ風シーフード料理のレストランがあります。昼間はあまりにも暑そうでしたが、夕方ならここで食事をするのも良さそうです。

シーフードレストラン
近くにあるタイ風シーフードレストラン「BUKITO」

プロムテープ岬

プロムテープ岬の基本情報

Promthep Cape
住所
:Rawai, Mueang Phuket District, Phuket 83100
見学時間:特に決まっていないようです
入場料:無料
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プロムテープ岬のマップ

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