アサイ・バンコク・チャイナタウン(ASAI Bangkok Chinatown)宿泊記|中華街ど真ん中のデザインホテル

アサイ・バンコク・チャイナタウン

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アサイ・バンコク・チャイナタウン(ASAI Bangkok Chinatown)の概要

アサイ・バンコク・チャイナタウン(ASAI Bangkok Chinatown)は、2020年9月に中華街(ヤワラート)の中心に誕生したライフスタイルホテルです。これまでホテルの少なかった中華街エリアに、デュシタニ系列の新ブランドが登場したことで、開業当初から大きな注目を集めました。

アサイ・バンコク・チャイナタウン
中華街の中心に誕生したライフスタイルホテル

デュシタニホテルといえば、タイ伝統文化を取り入れたラグジュアリーブランドとして世界的に展開していますが、その新ラインであるアサイブランドは、より若い世代を意識し、ミニマルで機能的、かつコストパフォーマンスの良さが魅力です。

アサイ・バンコク・チャイナタウン
ミニマルで機能的、かつコストパフォーマンスも良い

街歩きや食べ歩きに便利な立地と、地域文化に溶け込む滞在体験で、旅慣れた旅行者からも注目を集めています。

以前から気になっていたホテルに、ようやく2025年7月に宿泊する機会がありました。今回はその宿泊体験を詳しくまとめます。

「アサイ・バンコク・チャイナタウン」の宿泊料金や最新の空室状況は、Agoda や Booking.com で簡単にチェックできます。時期によってお得なプロモーションもあるので、予約前に比較してみるのがおすすめです。

バンコク中華街 散策
アサイ・バンコク・チャイナタウンに滞在して中華街の散策を楽しんできました

アサイ・バンコク・チャイナタウンのロケーション

ホテルはMRTワット・マンコン駅から徒歩2分という好立地にあり、中華街全体を徒歩で散策できる絶好の拠点です。ブランドコンセプトである“Live Local(地域に暮らすように滞在する)”を体現するかのように、街に溶け込む滞在を楽しめます。

地下鉄MRTワット・マンコン駅
地下鉄MRTワット・マンコン駅から徒歩で2分

また、地下鉄を利用すれば、バンコク旧市街の寺院群や王宮、さらにはショッピングモールが並ぶ商業エリアへもアクセス良好。観光にもショッピングもグルメにも便利なロケーションです。さらに、同じ建物内にショッピングモールが併設されており、軽食や買い物にも困りません。

アイム・チャイナタウン
併設のショッピングモール「アイム・チャイナタウン」

チェックインから感じるASAIの世界観

ホテルのエントランスはショッピングモール裏手にあり、専用エレベーターでレセプションへ。

アサイ・バンコク・チャイナタウン
アサイ・バンコク・チャイナタウンのレセプションロビー

中華街の雰囲気を取り入れたモダンなロビーの前には、吹き抜けのおしゃれなコートヤード(中庭)があり、開放的で明るい雰囲気です。コートヤードの天井はガラス張りになっていて全天候型。エアコンが効いていて涼しいし、雨が降っても問題なさそうです。

アサイ・バンコク・チャイナタウン
ホテルの中央にある明るい雰囲気のコートヤード

コートヤードに面した「ジャムジャム・イータリー&バー(JAM JAM Eatery & Bar)」では食事やドリンクが楽しめ、宿泊者同士が自然に交流できるコミュニティ的な空間が広がっています。スタッフも気さくで、写真を撮っていると声をかけてくれるなど、フレンドリーな雰囲気でした。

アサイ・バンコク・チャイナタウン レストラン
一日中営業しているジャムジャム・イータリー&バー

客室レビュー|ミニマルで機能的な居心地のよさ

宿泊したのは最もコンパクトな「Comfy City View with Queen Bed」(20㎡)。シティビューとガーデンビューでかなり迷いましたが、今回はシティービューを選びました。

アサイ・バンコク・チャイナタウン 客室
最もコンパクトな「Comfy City Room」

部屋はシンプルながら無駄のない機能的なデザインで、上質なベッド、高水圧のレインシャワー、USB付きワークデスクなど必要十分な設備が揃っています。

客室 ワーキングデスク
小さいのに機能的で使い勝手の良いワーキングデスク
アサイ・バンコク・チャイナタウン 客室
必要なものは揃っているが無駄のないアメニティ

バスルームはシャワーのみで、バスローブもありません。バスアメニティは、シャワージェルとシャンプーのみ。歯ブラシやシャワーキャップなどが必要であれば、フロントレセプションでもらえます。

アサイ・バンコク・チャイナタウン バスルーム
スタイリッシュなバスルーム

これまで宿泊したホテルの中で、ここまで客室のアメニティを最少限に抑えているのは初めてで、ある意味で潔さすら感じました。ただ、最初から「部屋は寝るだけ」と割り切っていたので、快適に過ごすことができました。

アサイホテル バスアメニティ
必要なバスアメニティはレセプションでもらえる

窓からはチャルンクルン通りの街並みが見えます。車の騒音が心配でしたが、予想に反して夜間は交通量も少なくとても静かでした。

他のタイプのお部屋もあります。「アサイ・バンコク・チャイナタウン」に泊まってみたい方は、Agoda かBooking.com から詳細情報と口コミをチェックしてみてください。

バンコク中華街 夜景
客室から見える夜景、夜は意外に静かだった

朝食レビュー|ローカル食材にこだわるビュッフェ

朝食は「ジャムジャム・イータリー&バー」でビュッフェが楽しめます。ローカル食材を活かした中華系メニューも多くあり、中華街の喧騒とは隔絶された明るいコートヤードで朝を迎えるのはとても気持ちが良さそうです。ただ、私は街で朝食を試したく、朝食なしのプランを予約していました。

アサイ・バンコク・チャイナタウン 朝食ビュッフェ
朝食ビュッフェの卵料理ステーション
アサイ・バンコク・チャイナタウン 朝食ビュッフェ
中華街らしいメニューも

ところが、ホテルの周辺では意外にも早朝から営業している店が少なく、結局ホテルに戻って、アラカルトの中華風トーストのセットを注文しました。

アサイ・バンコク・チャイナタウン 朝食
アラカルトでオーダーした中華風トーストセット

また、朝食なしプランの宿泊者には、無料でコーヒー又はお茶が提供されると聞き、コーヒーをオーダーしました。コーヒーは、北部タイのアカ族による「Akha Ama」プロジェクトの豆を使用していて、ホテル全体のサステナブルな取り組みを象徴しています。

アサイ・バンコク・チャイナタウン コーヒー
朝食なしのプランでもドリンクサービスあり

周辺観光|中華街から広がるバンコクの文化体験

ホテルのあるチャルンクルン通りは、中華寺院ワット・マンコンをはじめ、中華廟や伝統的な紙銭を扱う商店が集まる文化的なエリアです。ヤワラート通りやソンワート通りへも徒歩圏内で、小路を抜けながらの散策が楽しいエリア。車よりも徒歩で回る方が便利だし発見が多いでしょう。

ワット・マンコン
バンコク中華街で最も大きな中華寺院ワット・マンコン
ヤワラート通り
中華街の真ん中を通るヤワラート通り

周辺には老舗の食堂から最新のダイニング、ビンテージ風のカフェまで揃っていて、街全体が食と文化の宝庫で、1日ではとても回りきれないほどの魅力があります。夜は話題のタイ中華レストラン「ポトン(POTONG)」で食事を楽しみました。

中華街 カフェ
中華街の路地裏にある可愛いアイスクリーム店
ポトン レストラン
ミシュラン1つ星のタイ中華レストラン「ポトン」
ポトン バンコク中華街 ポトン(POTONG):バンコク中華街の革新的なタイ中華レストラン

まとめ|アサイ・バンコク・チャイナタウンは旅慣れた旅行者に最適なホテル

アサイ・バンコク・チャイナタウンは、中華街の中心にありながらミニマルで洗練された滞在を提供するホテルです。客室は必要十分な設備に絞り、ロビーやレストランなどの共用空間を充実させることで「地域とつながる」ブランド哲学を実現しています。コストパフォーマンスも抜群。

アサイ・バンコク・チャイナタウン
アサイ・バンコク・チャイナタウンの入り口

地下鉄(MRT)を使えば旧市街や商業エリアへもスムーズに移動でき、食や文化を満喫するバンコク旅行の拠点として申し分ありません。旅慣れた旅行者にこそおすすめしたい、中華街滞在の魅力が堪能できるホテルだといえます。

中華街 レストラン
中華街の食や文化を満喫できました

アサイ・バンコク・チャイナタウンの基本情報

アサイ・バンコク・チャイナタウン
ASAI Bangkok Chinatown 
住所:531 Charoen Krung Rd, Khwaeng Pom Prap, Pom Prap Sattru Phai, Bangkok 10100
アクセス:MRTワット・マンコン駅より徒歩2分
公式サイトhttps://www.dusit.com/asai-bangkok-chinatown/

アサイ・バンコク・チャイナタウンの地図

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ポトン バンコク中華街 ポトン(POTONG):バンコク中華街の革新的なタイ中華レストラン
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