バライスパ|ホアヒンで体験する建築美と癒しの極上スパ

バライスパ・ホアヒン

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ホアヒンを代表する名門スパとして知られるバライスパ(The Barai Spa)は、単なるリラクゼーション施設ではありません。ハイアット・リージェンシー・ホアヒンの敷地内に広がるこのスパは、古代クメールの貯水池「バライ」に着想を得た空間構成と、建築家レック・ブンナーク氏による独創的なデザインによって、訪れる人を日常から静かに切り離していきます。

バライスパ・ホアヒン
ハイアット・リージェンシー・ホアヒン内にある独創的なデザインのスパ

長い回廊、水面に反射する光、厚みのある壁に落ちる影——ここでは「施術を受ける」以前に、空間そのものを体験する時間が始まります。本記事では、バライスパの建築的魅力、施設構成、そしてトリートメントの特徴を通して、なぜこのスパがホアヒンで特別な存在とされているのかを紹介します。

※本記事は2025年に最新情報へ更新しました。

バライスパ・ホアヒン
空間そのものに癒されるバライスパの体験

バライスパとは|ホアヒンを代表する名門スパ

ハイアット・リージェンシー・ホアヒンは、タイ王族の避暑地として発展してきたホアヒンの海沿いに位置する老舗リゾートです。その敷地内に設けられた、少数客室の「ザバライ・ホアヒン」を併設するバライスパは、ハイアット・リージェンシー・グループの中でも最大規模を誇る滞在型のスパ施設として知られています。

ハイアット・リージェンシー・ホアヒンのスパ
ハイアット・リージェンシー・ホテルの中で最大級のスパ施設

約18,500㎡という広大な敷地に点在するのは、カンボジアの乾いた大地を思わせる赤土色の建築群。館内に一歩足を踏み入れると、自然光と影を巧みに取り込んだ空間構成によって、外界の喧騒から徐々に切り離されていく感覚を覚えます。

自然光と影を巧みに取り込んだ空間構成

「バライ」とは、クメール朝時代に造られた人工の巨大貯水池のこと。水は人々の生活と信仰を支える生命の源であり、その思想がバライスパ全体のコンセプトとして貫かれています。

バライスパ・ホアヒン
「バライ」とは、クメール朝時代に造られた人工の巨大貯水池

建築家 レック・ブンナーク(Lek Bunnag)が描いた空間思想

バライスパの空間デザインを手がけたのは、タイを代表する建築家レック・ブンナーク(Lek Bunnag)氏です。近代建築の合理性を基盤としながら、タイや東南アジアの歴史、宗教観、精神性を静かに織り込む設計で知られています。

レック・ブンナーク 建築家
クメール神話の水の天使アプサラーの髪をモチーフにした壁面装飾

彼の建築の特徴は、強い装飾性ではなく、光・影・水・動線といった要素を通じて、人の感覚や意識に作用する空間を生み出す点にあります。バライスパでも、厚みのある壁や長い回廊、水面に反射する光が重層的に配置され、訪れる者を自然に内省的な状態へと導いていきます。

レック・ブンナーク 建築家
光・影・水・動線といった要素を通じて、人の感覚や意識に作用する空間

バライスパの施設構成とアプローチ

迷路のような回廊の先に広がる「バライ」

バライスパのエントランスは、赤土色の壁に囲まれた暗い通路から始まります。星形に切り取られた小さな窓から差し込むわずかな光に導かれ、静寂に包まれた回廊を進んでいくと、やがて視界が開け、水を湛えた神秘的な「バライ」の水辺に辿り着きます。

レセプションはこの水辺のそばにあり、ウェルカムドリンクをいただきながら問診票を記入します。

バライスパのレセプション
バライスパのレセプション

バライスパのトリートメントはすべて独自に考案されたもので、タイ伝統医学の基本である「土・水・風・火」の四元と、西洋のトリートメント技術を融合させた内容となっています。

バライスパのオリジナルのプロダクツを使用
バライスパのオリジナルのプロダクツを使用

四元素の世界を巡るトリートメントへの導線

受付を終えると、セラピストに案内され、再び長い回廊を通ってトリートメントルームへ向かいます。この通路の装飾にも四元素の思想が反映されており、たとえば「水」のエリアでは、ラーマキエンに登場する水の天使アプサラーをモチーフにした壁面装飾や、青いガラスの天窓、波文様の砂地が施されています。

通路そのものが、これから始まるトリートメントの一部として機能している点も、バライスパならではの演出です。

バライスパの水のエリア
「水」のエリアに施された青いガラスの天窓と波文様の砂地

トリートメントルーム|古代宮殿のような静謐な空間

トリートメントルームは赤土色の壁に囲まれ、タイ伝統様式の扉には四元素を象徴する星形の色ガラスが嵌め込まれています。扉の奥には、オープンエアのバスタブとシャワーを備えた、まるで古代の宮殿を思わせる贅沢な空間が広がります。

バライスパのトリートメントルーム
バライスパのトリートメントルーム
オープンエアのバスタブとシャワー
古代宮殿のようなオープンエアのバスタブとシャワー

トリートメント体験と施術の流れ

スパの前には、併設されたサウナで体を温めてからトリートメントに臨みました。赤土色と白を基調としたサウナ空間も、バライスパの世界観と調和しています。

ロッカールームとサウナ
ロッカールームとサウナ

ロッカールームでバスローブに着替え、灯りを落としたトリートメントルームへ。まずはこぶみかんとソルトを使ったフットバスで足を清め、その後、四元素を取り入れた4種類のオイルから、その日の体調や気分に合わせて選びます。

バライスパ・ホアヒン
フットバスに続いてアロマオイルでマッサージ

今回は、1時間のボディマッサージと1時間のフェイシャルマッサージを組み合わせた2時間のトリートメントを体験しました。熟練したセラピストの施術により、深いリラクゼーションへと導かれ、時間が経つのを忘れてしまいます。

施術後には温かいお茶とドライフルーツが提供され、余韻を味わう静かなひとときが用意されています。

トリートメントメニュー(2025年10月現在)
VITALIZING SWEDISH MASSAGE 60分 2,900THB++
REGENERATIVE AND SOOTHING FACE RETREAT 60分 3,600THB++
バライスパ・ホアヒン
トリートメント後のリフレッシュメント

まとめ|なぜバライスパは特別なのか

バライスパは、卓越した建築デザインにタイの精神性と伝統医療を重ね合わせた、唯一無二のスパ体験を提供してくれます。単なる高級スパではなく、五感を通して記憶に残る「場所」として成立している点こそが、このスパの最大の魅力といえるでしょう。

バンコクから車で約3時間とアクセスも良く、日帰り利用も可能ですが、同じコンセプトを継承する併設スイート「ザバライ・ホアヒン」に宿泊することで、より深くこの世界観を味わうことができます。ホアヒンで特別な時間を過ごしたい方に、ぜひ一度体験してほしいスパです。

ザバライ・ホアヒン宿泊記は別のページに詳しくまとめました。

ザバライ・ホアヒン ザバライ ホアヒン 宿泊記|建築美とスパに包まれる大人のウェルネス滞在
バライススパ・ホアヒン
バライスパ・ホアヒンでの唯一無二の体験

バライスパの基本情報

バライスパ・ホアヒン
BARAI SPA at Hyatt Regency Hua Hin
住所:91 Hua Hin - Khao Takiap Road, Hua Hin, Prachuap Khiri Khan 77110 Thailand
営業時間:10:00~21:00
アクセス:バンコクより車で約3時間
公式サイトhttps://thebarai.com/spa/

バライスパ・ホアヒンの地図

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