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ステイブリッジの温泉・岩盤浴スパ イチリン・ウェルネス
イチリン・ウェルネス(ICHIRIN WELLNESS)は、2023年7月にスクンビット通りにオープンした最新のサウナや温泉を備えたスパ施設です。
インターコンチネンタルホテルで知られるIHGグループが運営する「ステイブリッジ・バンコク・スクンビット(Staybridge Bangkok Sukhumvit)」というホテルの敷地内にあります。
イチリン・ウェルネスの経営者はバンコクの日系美容サロン「イチリン(ICHIRIN)」。美容や健康に効果の高い様々な設備を導入しているのが特徴です。
先日、知人からプロモーション・バウチャーをいただき、イチリン・ウェルネスの入浴やサウナを体験する機会がありましたので、体験記をまとめました。
バンコクにいながら、日本らしいきめ細やかなサービスで、心からホッとくつろぐことができました。
イチリン・ウェルネスのロケーション
- スクンビット・ソイ24通り
イチリン・ウェルネスは、BTSプロンポン駅近くのスクンビット・ソイ24通りにあります。ちょうどBTSプロンポン駅に直結する「エンポリアム・デパート」との交差点になる便利なエリアです。
この通りは、もともとバンコク在住者向けのマンションやサービスアパートが多く集まる地域でしたが、最近は新しいホテルが続々と開業していて、旅行者にとっても人気のエリアです。
ソイ24通りを南に向かって歩いていくと、イビスホテル、メルキュールホテル、ヒルトンホテル、オークウッド・サービスアパートメント、ハイアット・プレースなど、続々とホテルが現れます。
- ステイブリッジ・バンコク・スクンビット・スイーツ
さらにソイ24通りを南下して奥まで歩いていくと、左手にアスコット系の高級ブランド「シルク・ホテル」があり、その隣が「ステイブリッジ・バンコク・スクンビット・スイーツ」です。
バンコク在住の日本人ビジネスマンに人気の長期滞在型ホテルですが、1泊から利用することができます。
ステイブリッジの建物の一角が商業施設になっていて、日系スーパーマーケットや日本食レストランもあります。商業施設に入ってエスカレーター又はエレベーターで5階に上がると、イチリン・ウェルネスがあります。
イチリン・ウェルネスの構造
イチリン・ウェルネスの内部は、男女別のエリアと男女共有のエリアに分かれています。着替えをするロッカールームと入浴設備は、完全に男湯・女湯に分かれています。
男湯と女湯のデザインは全く異なっていて、それぞれの魅力があります。
一方、ドライサウナ、岩盤浴、コールドダウンルーム、リラックスルーム、ドリンクコーナーは、男女共有になっていて、ルームウェアのような着衣を貸してもらって利用します。
イチリン・ウェルネスのこだわりポイント
バンコクには日本の大浴場のような入浴施設がすでにいくつかありますが、イチリン・ウェルネスは、他の施設にはない美容・健康へのこだわりが非常に高いのが特徴です。
浴場のお湯は美肌効果の高いシルクバスと入浴剤入りの2種類があるほか、美肌や美髪の効果のある特別なシャワーヘッドまで利用していて、美容・健康効果をとことん追求しています。
岩盤浴は2室あり、アンチ・エイジングやディープ・スリープなど、効能の違う3種類の岩盤浴か、溶岩を使用した岩盤浴を選ぶことができます。
もう一つの注目は、バンコク初といわれるドイツ発祥の蒸気浴サウナ「アウフグース(ロウリュウ)」。サウナストーンの上にアロマボールを置いて水をかけ、香りの良い蒸気を発生させ(ロウリュウ)、その蒸気を音楽に合わせてタオルであおぐサービスです。
こんなにもこだわりのある施設なのに、時間制限なしで非常にお得な料金で利用できます。
イチリン・ウェルネス体験談
- チェックイン
さて、体験当日は開店10時にお店に到着。入り口で靴を脱いで靴箱に入れ、フロントカウンターでチェックインをして、ロッカーキーをもらいます。
この時、11:30開始のアウフグース(ロウリュウ)を予約。アウフグースは開催時間が決まっていて、スケジュール表を見て時間を確認します。予約は当日受け付けていますが、できれば行く前に時間を確認しておくといいでしょう。
スケジュールの確認はこちらのページから https://www.ichirin-bkk.com/ロウリュウ
その後、別のカウンターで館内用の着衣とタオル(大・小)と使い捨てビキニの入ったバッグを受け取ります。館内用着衣は色とサイズが選べます。
- ロッカー室で着替えてシャワー
岩盤浴に行く前に浴場をチラ見。朝一番なのでまだ誰もいなくて、貸切状態でした。浴槽は炭酸泉(シルクバス)と天然の薬草湯の2種類。さらにスチームサウナと水風呂がありました。
いろんなメニューが目白押しのイチリンですが、ロウリュウの後は汗をかいて着衣が濡れてしまうので、岩盤浴→ロウリュウ→入浴の順に回るのが良いとアドバイスしてもらいました。
11時半のロウリュウの前に岩盤浴を試したかったので、まずはシャワーだけ浴びて、先ほどの館内用着衣に着替え、岩盤浴に向かいました。
- 2つの岩盤浴ルーム
岩盤浴の部屋は2つあります。1つはそれぞれ効能の違う3種類の岩盤があるお部屋。少し小さめですが、灯りをギリギリまで落とした落ち着きのある空間です。3つの岩盤のうち、私はアンチ・エイジング効果があるという「トルマリン」を選びました。
もう1つのお部屋は先ほどのお部屋よりも広く低温で、デトックス効果のある溶岩の岩盤浴ができます。週に2回だけ溶岩ヨガも開催されているそう。
岩盤に横たわってじんわり汗が出てきたら、用意されたペットボトルの水を飲んだり、隣のコールドダウンルームでクールダウンすることができます。
コールドダウンルームは室温を20度に設定した小さな部屋で、座っているだけで熱った体を冷ましてくれます。
コールドダウンルームでまったりしていると、いよいよロウリュウの時間になりました。
- アウフグース(ロウリュウ)
アウフグースの部屋は、丸いドームのようなドライサウナで、真ん中に熱した石が置かれています。
ハッピを着たタイ人の熱波師が入ってきて、アイスアロマボールを石に置いて、その上から水をかけます。水がアロマと共に蒸気となってサウナルームいっぱいに広がるのですが、その蒸気を音楽に合わせてタオルで仰ぎ、熱い蒸気を吹きつけてくれるのです。
以前ドイツに住んでいた時、アウフグース自体は体験したことがありましたが、こんなエンターテイメント性はありませんでした。
アウフグースは1回のセッションが15分間で、5分ずつ音楽とアロマを変え、弱、中、強と徐々に熱波レベルを上げていきます。
ただじっと座っているだけのドライサウナよりも、ずっと楽しいし快適なので、すぐに時間が経っていきました。
ロウリュウが終わると冷たいおしぼりと水を渡してくれて、コールドダウンルームで涼みます。
サウナは好きだけど水風呂が苦手な私には、このコールドダウンルームはとても快適でした。
- 最後に入浴でスッキリ
たくさん汗をかいたので、シャワーを浴びてからゆっくりと入浴をしました。まずシルクバスに入ってみたら、みるみるうちに肌がしっとりしてびっくり。目に見えない小さな泡が毛穴の奥の汚れも取り除いてくれるのだとか。
ただ、岩盤浴とサウナですでに体がかなり温まっていたため、それほど長くは入浴せず、すぐに出てきてしまいました。
ちなみに、タイ人は公共の場で素っ裸でお風呂に入る習慣がないため、入浴施設によっては、使い捨てのビキニの着用が義務付けられている場合もありますが、イチリンの場合は、ビキニの着用は「どちらでも良い」とのことでした。
手ぶらでOK?持参した方が良いもの
入浴が終わってから、ドレッシングルームでスキンケアタイム。ドレッシングルームには、ドライヤー、ブラシ、ヘアゴム、クレンジングオイル、化粧水など、必要なアメニティがほとんど全て揃っていました。
手ぶらで行ってもいいくらいですが、あえて持参した方がいいものをあげるとすれば、着替え用の下着、化粧水以外のスキンケア用品と化粧品でしょうか。
あと、入浴の際もシャンプー、コンディショナー、ボディシャンプーはありますが、垢すりタオルなどは持って行った方が良いかもしれません。
湯上がりは冷たいヘルシー・スムージー
着替えとスキンケアが終わったら、掘りごたつ風のテーブルがある休憩コーナーで、冷たい健康スムージーをいただきました。スムージーは効能別にたくさんの種類があって、どれにしようか迷ってしまいました。
結局、一番上にあった「がん予防」効果があるスムージー(129バーツ)を注文。砂糖を使用せず、フルーツの甘さだけのさっぱりした味で、湯上がりにぴったりでした。
その日は10時に入店してから、休憩も含めてなんと3時間半もイチリンで過ごしてしまいました。
ラッキーだったのは、朝から行ったため、ほぼ貸切状態で施設を利用できたこと。ちょうど帰る頃に、少しずつお客さんが増えてきました。ちなみに、一番混む時間はやはり夕刻だということです。
イチリン・ウェルネスのお得なパッケージ
今回は、入浴/岩盤浴(750バーツ)+ロウリュウ(150バーツ)が通常900バーツのところ750バーツになる期間限定パッケージのバウチャーを利用しました。
これだけでもかなりお得な価格だと思いましたが、回数券などを利用するとさらに割引になるようです。
また、同じ商業施設の4階には、イチリン直営の美容エステサロンもあり、入浴と組み合わせて利用するパッケージもあります。
他にもいろんなパッケージやプロモーションがあるので、利用する前に公式サイトでじっくり調べることをおすすめします。
深夜便のフライト前の利用も便利
最後に、深夜便でバンコクから日本へ帰る場合の便利な利用方法もご紹介しましょう。
通常ホテルのチェックアウトは正午までに済ませる必要があり、深夜便で日本に帰る場合は、フロントに荷物を預けて観光やショッピングに出かける方が多いと思います。
南国のバンコクで1日を過ごしたら、飛行機に乗る前にシャワーで汗を流したくなりますよね。
そんな時、イチリン・ウェルネスの入浴施設を利用すれば、帰りのフライトが一気に快適になりますよ。
ちなみに、同じ敷地内にあるステイブリッジ・バンコク・スクンビットに宿泊した場合は、割引料金も適用されるので、ぜひホテルで確認してみてくださいね。
イチリン・ウェルネスの基本情報
ICHIRIN WELLNESS 住所:49 Sukhumvit 24 Alley, Khlong Tan, Khlong Toei, Bangkok 10110 Thailand 営業時間:10時〜22時(最終チェックイン21時) 料金:基本料金750THB(時間無制限、入浴&岩盤浴) オプション料金ロウリュウ(アウフグース)15分間150THB 岩盤ヨガ(1時間・週2回開催)250THB 公式サイト:https://www.ichirin-bkk.com