LeDuKaanバンコク初のタイ料理ルーフトップバー

Le Du Kaan バンコク

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LeDuKaanバンコクの概要

Le Du Kaan (ルドゥーカーン)は、2024年9月にバンコクのサトーン通りにオープンしたルーフトップのタイ料理レストラン。バンコクでミシュラン1つ星を獲得している創作タイ料理レストラン「ルドゥー(LeDu)」のトン・シェフによる新店です。

Le Du Kaan バンコク
Le Du Kaanのルーフトップから見えるバンコクの景色

56階の屋外テラスでは、美しいバンコクの夜景と本格的なタイ料理が同時に楽しめます。バンコクには多くのルーフトップバーがありますが、伝統的なタイ料理が楽しめるルーフトップバーはここが初めてです。ルドゥーカーンの開業はバンコクで非常に話題になりました。

Le Du Kaan バンコク
開業と同時に話題になったルーフトップ・レストラン

2024年12月上旬に予約しようと思ったら、その日はすでに満席でした。そこで、2025年1月末に予約したのですが、一緒に行く友人がインフルエンザにかかってしまいキャンセル。3度目の正直で、2025年3月上旬にようやく食事に行くことが出来ました。

Le Du Kaan バンコク
3度目の正直でやっとLe Du Kaanに食事に行ってきました

LeDuKaanバンコクへの行き方

ルドゥーカーンは、バンコクのサトーン通りにあるエンパイア・タワーというオフィスビルの56階にあります。

エンパイア・タワーは、BTSチョンノンシー駅からも、BTSセント・ルイス駅からも徒歩でアクセスできますが、BTSチョンノンシー駅からはスカイウォーク(高架歩道)がつながっているので、歩きやすいと思います。

エンパイア・タワー
BTSチョンノンシー駅からスカイウォークでエンパイア・タワーへ

エンパイア・タワーでは、オフィス用のエレベーターではなく、EAルーフトップというレストラン街専用のエレベーターに乗ります。エレベーターの乗り場はエンパイア・タワーの1階ですが、ちょっと見つけにくいかもしれません。チョンノンシー駅からスカイウォークを歩いて行った場合は、ビルの2階に到着するので、エスカレーターで1階に降りましょう。

EAルーフトップ エレベーター
エンパイア・タワー1階にある目立たないEAルーフトップ直行エレベーター

EAルーフトップ直行のエレベーターの前には、係員がいて中に誘導してくれます。エレベーターホールはとても凝ったデザインで、最初に真っ暗な空間があって、次の扉が開くとキラキラのゴールド空間のエレベーターがあります。エレベーターに乗って56階で降りましょう。

EAルーフトップ エレベーター
最初のドアを開けると真っ暗な空間
EAルーフトップ エレベーター
二番目のドアを開けるとギラギラの黄金エレベーターホールが

ちなみに、エンパイア・タワーのさらに上の57〜60階にかけて、「ノブ・バンコク(NOBU BANGKOK)」という世界的に有名な創作日本料理レストランのバンコク店もあります。

NOBU バンコク
Le Du Kaanの上の階にある創作日本料理レストラン「NOBU BANGKOK」

眺めの良いルーフトップ・レストラン

56階に到着して、ゴールドのビーズに装飾されたルドゥーカーンのエントランスを入ります。モダンな雰囲気のレストランの広い屋内席があり、屋内席のフロアを横切って屋外のテラス席に出る扉へ。

Le Du Kaan バンコク
Le Du Kaan の屋内席

テラス席は想像以上に広く、水路や植栽もあって、とても寛いだ雰囲気です。何よりも56階からのバンコクの眺めは壮大で、すぐそばにはバンコクでトップクラスの高層ビル、マハナコーン・タワーも迫ります。

Le Du Kaan バンコク
マハナコン・タワーが間近に迫る屋外のテラス席が大人気

おすすめの席は、水路に浮かぶようにデザインされた中央のテーブル席。4テーブルしかありませんので、予約の際に確認してみるといいでしょう。

Le Du Kaan バンコク
水路に浮かぶようなデザインの中央のテーブル席がおすすめ

バンコクを代表するセレブシェフの新店

Le Du Kaanは、バンコクで国際的にも評価の高い「Le Du(ルドゥー)」や「Nusara(ヌサラー)」をはじめ、多くの人気のタイ料理レストランを経営するトン・シェフ(ティティット・タサナカチョーン氏)の最新店です。

Le Du バンコク
タイ料理界のセレブなトン・シェフの「Le Du」

トン・シェフの経歴については、以前「Le Du(ルドゥー)」のページでも詳しく紹介していますが、タイの有名大学を卒業後、アメリカに料理留学し、ニューヨークの著名なレストランで修行したセレブリティなシェフとして有名です。

彼のレストランの中で最も評価の高い「Le Du」は、最新の調理技術を取り入れ、タイ料理を解釈した斬新な創作料理。一方の「Le Du Kaan」では、いわゆる伝統的なタイ料理ではありますが、一見するとタイ料理とは思えない、お洒落な盛り付けが特徴です。

タイ料理 Nusara
伝統的なタイ料理をお洒落にグレードアップするトン・シェフ

Le Du Kaanのタイ料理メニューの一例

今回食事に行った時にオーダーしたメニューをご紹介しましょう。夜はコースメニューはなく、アラカルトメニューでした。

・プラーケムのサラダ(สลัดปลาเค็ม)

ロメイン・レタスひと玉を半分にカットし、その上にタイの昔ながらの食材「プラーケム(塩漬けの干し魚)」をはじめ、エシャロットの漬物やひまわりの種などをトッピングしたサラダ。一口食べた途端、タイのローカルな味が口に広がります。

タイ料理 Le Du Kaan
プラーケムのサラダ(420バーツ)

・クアクリン・プラームック(คั่วกลิ้งปลาหมึก)

イカのグリルを添えたタイ南部料理クアクリン。もともと辛い料理として有名ですが、まさかの激辛。口から火を吹きそうなくらいでした。こんなお洒落なレストランだから、外国人客にも食べられるように調整しているのかと思ったら、見事に期待を裏切られました。でも、本来のタイ料理の味を追求しているお店の姿勢が確認できました。

タイ料理 Le Du Kaan
南タイの激辛料理クアクリン・プラームック(890バーツ)

・カイ・コーレ(ไก่กอและ)

タイ南部のマレー系料理のスパイシーソースで和えたチキン・バーベキュー。ルドゥーカーンでは、オーガニックチキンをグリルして、ソースをカレーのように添えていました。チキンがジューシーでソースも美味しく、南タイの屋台で売っているカイ・コーレのプレミアム版のようでした。

タイ料理 Le Du Kaan
南タイのマレー料理カイ・コーレ(950バーツ)

・デザートのココナッツ・アイスクリーム

濃厚でまろやかなココナッツアイスクリームに、タイ菓子のブアローイ(もち米団子)をトッピング。ソースはソルテッド・ココナッツミルク。一つ一つの食材は細部にひと手間かけてあり、美味しくおしゃれに仕上がっていました。

デザート Le Du Kaan
濃厚なココナッツ・アイスクリーム(390バーツ)

見た目は「これがタイ料理なの?」と思うほど独創的ですが、食べてみると辛いものは手加減なく辛く、ローカルのレストランで味わうようなストレートなタイ料理で、ちょっとびっくりしました。

また、コース料理ではなくアラカルト料理なので、予算や食欲に合わせて料理をオーダーしやすいのも嬉しいです。

バンコクのサンセット
西向きなので夕日も綺麗に見える

ランチタイムも営業

また、通常のルーフトップバーやハイエンドなタイ料理店は、夕刻のみの営業のところが多いのですが、ルドゥーカーンはランチタイムも営業しているのがポイントです。

昼間のテラス席はちょっと暑そうですが、屋内席が広いので問題なさそう。

アラカルトメニューのほか、お得なランチセット(2品890バーツ、3品1,190バーツ)もあるようですので、次回はランチも食べてみたいなぁと思っています。

Le Du Kaan バンコク
ランチタイムも利用できるのがポイント

LeDuKaanバンコクの基本情報

LE DU KAAN (ฤดูกาล)
住所:56th Floor The Empire, 1 S Sathon Rd, Yan Nawa, Sathon, Bangkok 10120 Thailand
営業時間:ランチ11:30-14:30 & 17:00-23:00
アクセス:BTSチョンノンシー駅より徒歩5分
公式サイトhttps://www.ledukaan.com

Le Du Kaanバンコクの地図

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