プーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイヤンビーチ 宿泊記

プーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイヤンビーチ

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プーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイヤンビーチ の概要

プーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイヤンビーチ (Phuket Marriott Resort and Spa, Nai Yang Beach)は、タイ南部のリゾート地プーケットにあります。

プーケットには多くのビーチがありますが、ホテルがあるナイヤンビーチは、プーケット西北部にあるプーケット空港のすぐそばです。

ーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイヤンビーチ
プーケット国際空港から近いプーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイヤンビーチ

ホテルはシリナート国立公園内に立地しているため、あまり開発されていない手つかずの自然に囲まれています。

自然の豊かさと快適なホテルのサービスを同時に叶えてくれる貴重なリゾートホテルといえます。

ナイヤン・ビーチ
大自然に囲まれたプーケットのシリナート国立公園にあるナイヤン・ビーチ

先日、ホテルからご招待いただき、初めてプーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイヤンビーチに1泊2日で滞在しました。

プーケットの美しい自然を改めて発見できた素晴らしい休暇になりました。

プーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイヤンビーチ
自然の豊かさとホテルの快適さが同時に叶えられるリゾート

プーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイヤンビーチ の場所

ホテルがあるナイヤンビーチはシリナート国立公園内の一部です。

シリナート国立公園は、プーケット西岸の最北にあるサイケオビーチから、マイカオビーチ、ナイヤンビーチ、ナイトンビーチ、ラヤンビーチまでを含む海岸沿いの地域で、珊瑚礁、針葉樹林などの自然保護を目的に、国立公園に指定されています。

特に、ウミガメが産卵に来ることでも知られています。

シリナート国立公園
シリナート国立公園では豊かな自然遺産を保護している

リゾート地でありながらも開発が規制されているため、ホテルの数が少なく、ローカルな雰囲気が残る素朴なエリアです。

ホテルは13kmにわたる長い遠浅のナイヤンビーチの南端にありますが、周囲にはホテルやレストランも何もありません。

レンタカーでホテルに向かいましたが、本当にこの道で合っているのかと不安になるほどの田舎道でしたが、プーケット空港からは車でわずか15分ほどの距離です。

シリナート国立公園
リゾートの周囲には手付かずの自然が残る

プーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイヤンビーチの客室

ホテルに到着し、敷地内の駐車場に車を停めてホテルへ。エントランスからはプール越しに海が見えます。

レセプションでウェルカムドリンクをいただきながらチェックイン、その後バギーで客室に向かいました。

プーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイヤンビーチ
リゾートのレセプションエリアでチェックイン

ホテル内には、4階建ての宿泊棟が全部で6棟あります。全部で180室の中規模サイズのリゾートです。

ビーチフロントにはプール付きもあるプライベートビラもあります。

プーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイヤンビーチ
ビーチフロントのプール付きのプライベートビラ

今回はビーチに一番近い宿泊棟の1階にあるプールアクセスのお部屋に宿泊させていただきました。

2階と3階のお部屋は、プールアクセスの代わりに、バルコニーがあるようです。

プーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイヤンビーチ
広いリゾート内をバギーに乗って客室へ移動

プールアクセスの客室

ダークブラウンの木造の客室は、東南アジアらしいエキゾチックな雰囲気に満ちていました。

ベッドには蘭の花をあしらった美しい白鳥のタオルアートが飾られています。

プーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイヤンビーチ
東南アジアらしい落ち着いたインテリアの客室

何よりもときめいたのが、部屋のすぐ外に広がるプール。思わず駆け寄って窓を開けてしまいました。

小さなテラスにはデッキチェアが置かれ、そのままプールに飛び込むことができます。プライベートプールではありませんが、とても開放的でリゾート気分が急上昇です。

プーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイヤンビーチ
1階の客室からはプールに直行できる

客室のダイニングテーブルには、大きなフルーツとお菓子の盛り合わせ。

さすがに至れり尽せりなもてなしです。

ウェルカム・サービス
客室のお菓子とフルーツのサービス

バスルーム

バスルームには、まず可愛いタイル張りのバスタブに心惹かれることでしょう。バスソルトも備えつけられていて、入浴タイムを楽しむことが出来ました。

バスルーム
バスルームにもアジアンな雰囲気が溢れる

バスルームと寝室の仕切りは開閉できるようになっているので、仕切りを開けて開放的に使用することが出来ます。

また、シャワーブースに小さな窓があって明るく、クローゼットがバスルーム一体になっているなど、ひと工夫のあるレイアウトもとても快適でした。

バスルーム
可愛いタイル張りのバスタブ

プーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイヤンビーチのプール

プーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイハーンビーチの最大の魅力の一つは、全ての宿泊棟をつなぐ長いスイミングプールでしょう。

6つの宿泊棟のすぐ前にプールがあり、客室からすぐにプールに飛び込めます。そしてプールの中を泳ぎながら、ビーチフロントのメインプールまで行くことができるのです。

プーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイヤンビーチ
リゾートの最大の特徴は客室からメインプールにつながる長いプール

メインプールは、ナイハンビーチを見渡せるインフィニティプールになっていて、デザインがとても美しく、1日の大半をここで過ごしたくなるほどです。

スイミングプール
メインのプールに近い客室に宿泊すると便利

レストランのすぐそばに、ランチやディナーに利用できるレストラン&バー「ビッグフィッシュ」があります。

客室を予約する際、メインのプールに近い宿泊棟に滞在すれば、滞在中の充実度がアップすると思います。

プーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイハーンビーチ
ナイヤンビーチを望む美しいインフィニティプール

プーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイヤンビーチのレストラン&バー

ホテル内には、次の4つのレストラン&バーがあります。

  • インターナショナル料理「アンダマンキッチン(Andaman Kitchen)」7:00〜24:00
  • グリル料理&バー「ビッグフィッシュ(Big Fish)」12:00〜24:00
  • タイ料理「ママズキッチン(Mama’s Kitchen)」12:00〜22:00
  • 軽食とドリンク「ザ・ラウンジ(The Lounge)」8:00〜22:00

それぞれのレストランの特徴について、簡単にご紹介しましょう。

プーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイヤンビーチ
ホテル内のオールデイ・ダイニング「アンダマンキッチン」

「ザ・ラウンジ(The Lounge)」

ザ・ラウンジ
海が見える「ザ・ラウンジ」

ホテルのエントランスロビーの横にあるオープンエアのラウンジです。高台から遠くビーチが見渡せます。

終日オープンしていて、気軽にドリンクや軽食を楽しむことが出来ます。

プーケット ナイヤンビーチ
ザ・ラウンジからの眺め

私は初日の遅めのランチに利用しました。タイ風のライスクラッカーに海老とココナッツミルクのソースを載せて食べるスナックが絶品でした!

ベーカリー類もあるので、パンとコーヒーだけの朝食でも利用できそうです。

ライス・クラッカー
タイ風のライスクラッカーが絶品

グリル料理&バー「ビッグフィッシュ(Big Fish)」

ホテルのメインダイニングとも言えるグリル料理のレストランです。シーフードはもちろん、お肉類やサラダなどもあります。

ビッグ・フィッシュ・レストラン
グリル料理が楽しめるレストラン「ビッグ・フィッシュ」
ビッグフィッシュ バー
レストランの隣にあるビッグフィッシュ・バーの建物

建物が2つあり、一つはレストラン、もう一つがバーになっています。どちらもビーチ越しに海が見えます。

初日のディナーはビッグフィッシュでいただきました。レストランは、屋内の席とテラス席があったので、テラスの席を選びました。

ビッグフィッシュ レストラン
ビッグフィッシュ・レストランの屋内席とテラス席

美味しそうなメニューがたくさんあったのですが、一品の量がかなり多めのようでした。

あまりお腹が空いていなかったので、シグネチャーのサラダだけを注文しました。

グリルした新鮮なエビにマンゴーなども入ったボリュームいっぱいの一品です。

グルテンフリーのパンも用意してくれたので、サラダとパンだけでお腹がいっぱいになってしまいました。

パンもサラダもとても美味しくて満足でした。

海老 サラダ
グリルした海老が入ったシグネチャーのサラダ

「アンダマン・キッチン(Andaman Kitchen)」朝食ビュッフェ

翌朝はアンダマン・キッチンの朝食ビュッフェを利用しました。品数豊富な豪華な朝食ビュッフェです。

おすすめはプーケット名物のクラブカレーをトッピングしたオムレツ。オリジナルのヘルシージュースもありました。

朝食ビュフェ ジュース
トマトジュースをベースにしたヘルシーなカクテルジュース

プーケット名物のカノムチーン(カレー素麺)をはじめ、中華、インドなど、各国料理が揃っています。フルーツやサラダ類の種類も豊富。

朝食ビュフェ フルーツ
フルーツだけでもこの通り、とにかく種類が多い

グルテンフリーのマフィンやチアシード・プディングなど、個人的に魅力的なメニューが揃っていたので、いつもよりボリュームたっぷりの朝食になりました。

朝食ビュフェ
オムレツにはプーケットらしいカニカレーのソース

タイ料理「ママズキッチン(Mama’s Kitchen)」

ママズキッチンは、今回のホテル滞在で私が一番気に入ったレストランです。

ホテルのメインプールからビーチに出て、少し歩いたビーチフロントにあります。

ママズキッチン レストラン
カジュアルな雰囲気が漂うビーチフロントのタイ料理レストラン

ローカルレストランのようなカジュアルで小さなレストランは、5つ星ホテルとは思えない素朴な雰囲気。でもサービスはとても素晴らしいです。

タイ人女性シェフが腕をふるうタイ料理を中心に食事が出来ます。

シェフもスタッフの方もみんな明るくてフレンドリーで、とても居心地が良かったです。

ママズキッチン
シェフをはじめ、スタッフがみんな明るくてフレンドリー

滞在中は夕方のカクテルサービスがあり、焼きマシュマロを子どもたちと一緒に楽しみました。

焼きマシュマロ
ビーチで焼きマシュマロのサービス

出発前のランチでも利用。海を眺めながら、プーケットの郷土料理をアレンジしたメニューを注文。本当に美味しかったです!

タイ料理 プーケット
プーケットのローカルフード、チキン・サテと豆腐のかき揚げ風

プーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイヤンビーチのスパ

2日目の午前中に、ホテル内のクアン・スパ(Quan Spa)でマッサージをしてもらいました。

クアン・スパはマリオット系ホテル共通のスパで、プーケットではマイカオビーチにあるマリオット系のルネッサンスホテル内にもあります。

スパはプールのそばにありますが、一歩中に入るとプールサイドの賑やかさからは隔絶されています。

マリオット クアン・スパ
クアン・スパのレセプション・エリア

シングルとツインのトリートメントルームが数室。今回は利用しませんでしたが、ロッカールームの中にはサウナもありました。

トリートメントでは、BHAWA(バワ)というタイブランドのスパ製品を使用します。BHAWAの製品はタイのホテルスパでよく導入されています。

バワ スパ
ホテルのスパでよく使用されているタイ発のスパブランド「バワ」

今回は1時間のオイルマッサージをお願いしました。受付で問診票を記入してから、トリートメントルームに向かいます。

バスローブに着替え、フットバスで足を洗ってもらった後、ベッドに横たわりました。

滑らかにマッサージが始まります。

マッサージの始まりと終わりには、シンギングボウルの柔らかな音色が響き、リラックスムードがさらに高まります。

トリートメントが終わると、レセプションでジンジャーティーとクッキーのサービス。すっかりリラックスして、爽快な気分でスパを出ました。

クワン・スパ トリートメント・ルーム
施療の前後にシンギング・ボウルの柔らかな音色で癒される

プーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイヤンビーチ周辺の見どころ

冒頭にも説明した通り、ホテルの周囲は自然に囲まれていて、本当に何もありません。強いていえば、ホテルの前にあるナイヤンビーチと小さな無人島です。

ナイヤンビーチ

ホテルの前にあるナイヤンビーチは、プーケット空港まで続く、長い長いビーチです。周囲には他のホテルが全くないため、ほぼプライベートビーチ状態です。

ナイヤンビーチ
ホテルの前のナイヤンビーチは静かで人が少ない

近くにローカルのビーチレストランが2〜3軒ありました。

遠浅のため、一旦干潮になると、水がかなり沖の方まで干上がってしまい、泳いだり、ウォータースポーツをするのは難しくなります。

ナイヤンビーチ ローカルレストラン
ホテルのそばにあるローカルレストラン

ただ、水が引いた後にカニなど多くの海洋生物が姿を現し、子どもたちの楽しい遊び場になります。

また、多くの鳥が餌を求めて飛来する様子も見事です。

ナイヤンビーチ
遠浅のため干潮時は沖の方まで水がなくなる

私の滞在中は、ちょうど夕方が干潮時刻だったため、鳥の群れが夕陽の中を飛び交う幻想的な景観を楽しむことが出来ました。

ナイヤンビーチ
幻想的な夕暮れ時

プリン島(Ko Plin)

ホテルのそばには、プリン島という小さな無人島があります。干潮時には歩いて島に行くことが出来ます。満潮時にはカヤックで、島の周辺を回ることもできるそうです。

ナイヤンビーチ プリン島

冒険気分を味わいながら、手つかずの自然と触れ合える貴重な体験となるでしょう。

(岩場の水の中や藪の近くを歩いたりするので、滑りにくい靴や虫除けを準備した方が良いでしょう)

ナイヤンビーチ
満潮時はカヤックでプリン島まで行くことも

ホテル内のアクティビティ

ホテル周辺のお出かけスポットは少ないですが、ホテルの中で様々なアクティビティを楽しむことが出来ます。

そのため、ホテル内では日替わりで様々なアクティビティが用意されています。ヨガやフィットネスのほか、クッキングクラスやクラフトワークショップ、もちろんキッズクラブもあります。

キッズクラブ
おもちゃやゲームが揃うキッズクラブ

今回1泊2日の短い滞在でしたが、本当に快適に過ごすことが出来ました。1泊ではなく、もっと長く滞在したかったです!

プーケットというとパトンビーチやカタビーチなど、賑やかなビーチが有名です。でも、それは本当に一部の地域で、まだまだ自然の残る静かな場所もたくさんあります。

このプーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイヤンビーチは、一般的なプーケットのイメージを、良い意味で覆してくれるリゾートなのではないでしょうか。

自然に囲まれた静かな環境で、のんびりとホテル滞在を楽しみたいという方や、特に小さいお子さんのいるファミリーなどにぴったりのホテルだと思います。

プーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイヤンビーチ
静かに過ごしたい人やファミリーにぴったりのリゾート

プーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイヤンビーチ の基本情報

Phuket Marriott Resort and Spa, Nai Yang Beach
住所:92, 92/1 Moo 3, Tambol Sakoo, Amphur Talang, Phuket, Thailand
アクセス:プーケット国際空港より車で約15分
公式サイトプーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイヤ
ビーチ

プーケット・マリオット・リゾート&スパ・ナイヤンビーチ のマップ

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