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ポンパノカフェ (Pompano 咖冰馆 Café)は、バンコク中華街にあるレトロな雰囲気のカフェです。
場所はマイトリーチット通りとラーマ4世通りの交差点の角。築100年以上の古い3階建ての洋館の1階にあります。フアランポーン駅からは歩いて2分ほどです。
フアランポーン駅近くのレトロ可愛い ポンパノカフェ
店内のインテリアは60年代風のレトロで懐かしさを感じさせます。小さなカフェですが、窓が多くて明るい雰囲気です。窓越しには時間がゆっくりと流れる歴史ある中華街の町並みが見えます。
以前、ポンパノカフェはチャトゥチャック・ウィークエンドマーケットの近くにある「ザ・キャンプ(The Camp)」というビンテージ市場の一角にありました。当時の名前は「ポンパノ・ローステッド・カフェ(Pompano Roasted Cafe)」。ビンテージ風のお洒落なカフェはとても人気で、いつも賑わっていました。最近は、近くにバンスー中央駅が出来て、この辺りも再開発ですっかり変わってしまったようです。
中華街のポンパノ・カフェは、2022年に新しくオープンしたばかり。私が行った時は、まだ誰もお客さんがいませんでした。店内には懐かしいビリー・ジョエルの「ピアノマン」が流れていました。中華街の町並みと行き交う車を眺めながら、美味しいコーヒーとお菓子をゆっくり楽しむことができました。
自家製のこだわりのコーヒーとお菓子
ポンパノカフェは、最近流行りの写真映えを狙ったカフェかと思ったら、コーヒーにもかなりこだわりがある様子です。店内には、コーヒー豆の焙煎機もあり、炒りたてのコーヒー豆を店内で挽いているようでした。
コーヒーのメニューは、シングルオリジンからオリジナルブレンドまであります。私はコールドブリューのコーヒーを注文しました。すっきりした香りのよいコーヒーでした。
コーヒーを注文するとき、店員さんがカウンターのお菓子のショーケースを示して、「お菓子はいかがですか?」と聞いてくれました。特にソフトクッキーがおすすめだというので、試してみることにしました。
通常のクッキーの3倍くらいのあるソフトクッキーは、ボリューム満点。ナッツやキャラメルの固まりがざくざく入っていて、とても美味しかったです。お菓子の種類は少ないですが、きっとこだわりのお菓子だけをサービスしているのでしょう。
カフェの2階にはアイスクリームショップ「Cube to Cup」
カフェの裏手にあるドアを出ると2階に上がる階段がありました。階段を上っていくと、「Cube to Cup」というアイスクリームのお店を発見。ポンパノカフェと同様、レトロで可愛いインテリアの店内です。オープンしたばかりなのか、誰もお客さんがいませんでした。
ショーケースには、アイスクリームが10種類ほど並んでいます。よく見ると、どれもタイらしい食材を使ったオリジナルのフレーバー。少しずつ味見をしてから注文することができます。
お店を訪れたのは4月で、タイは年間で一番暑い季節でした。ちょうど「マヨンチット」というタイのフルーツのアイスクリームがありました。名前のタイの暑季にしか食べられない旬のフルーツです。一口食べるとソルベ風のシャキッとした食感。マヨンチットの甘酸っぱい風味が口の中に広がります。
一緒に行った友達は、マンゴーとモチ米を使ったタイのデザート「カーオニァオ・マムアン」風味のアイスクリームを注文。味見をさせてもらうと、まろやかで、モチ米の粒も入っていて、とても美味しかったです。
お店には小さなバルコニーがあって、お店の人がバルコニーへ出るドアの鍵を開けてくれました。バルコニーからは中華街の風景も見渡すことができて、ちょっと特別な気分でした。
古い建物をリユースしたセンスのよいお店が増えているバンコクの中華街。これからもどんどん新しいお店を発掘していきたいと思います。
ポンパノカフェ の基本情報
Pompano 咖冰馆 Café & Cube to Cup
住所:482 Maitri Chit Rd, Pom Prap Sattru Phai, Bangkok 10100 Thailand
営業時間:月曜日〜金曜日10:00-19:00 土曜日・日曜日 10:00-20:00
アクセス:MRTフアランポーン駅から徒歩2分
公式FB:https://www.facebook.com/Pompano-咖冰馆-Café-108033625099877