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伝統と格式あるオリエンタルホテルの オーサーズラウンジ
オーサーズラウンジ (Authors’ Lounge) は、バンコクで最も伝統と格式のあるマンダリンオリエンタル ホテルのティーラウンジです。100年以上前に建てられた最も古いオーサーズ ウィングの1階にあり、バンコクを訪れる世界中のVIPを迎えてきました。中央にある優雅なコロニアル調の階段が印象的な、洗練された美しいラウンジです。
マンダリンオリエンタル バンコク は、チャオプラヤ川沿いに建つラグジュアリーホテルで、タイで最も古い西洋式のホテルです。現在では、近代的で最も大きいリバーウィングもありますが、オーサーズ ウィングは開業当初の姿を今に留める最も古い宿泊棟です。当初 オーサーズ ラウンジ には屋根はなく、オープンエアの庭園だったそうです。2016年にオリエンタルホテルが開業140周年を迎えた際、オーサーズ ウィングの大改装が行われました。オーサーズラウンジ もスペースが拡張され、現在は4つのプライベート ラウンジが新設されています。
オーサーズというのは作家という意味ですが、昔オリエンタル ホテルにノエル・カワード、ジェームズ・ミッチェナー、サマセット・モーム、ジョゼフ・コンラッドなど、多くの著名な作家が滞在して、執筆活動をしていたことに由来しています。
オーサーズ ラウンジ で本格的なアフタヌーンティー
オーサーズラウンジ といえば、アフタヌーンティーがとても人気です。アフタヌーンティーには、西洋風のウェスタンセット、タイ風のオリエンタルセット、グルテンフリー・ベジタリアンセットの3種があります。どのセットにも、オリエンタルホテル特製の絶品のスコーンがついています。タイ風のセットには、タイ料理の前菜などに出てくるタイのスナックも含まれていますが、いずれも紅茶に合うよう、あっさりとした味付けで、上品に仕上がっています。
紅茶はシンガポールのTWGというブランドで、オリエンタル ホテル 限定のオリジナル ブレンドのお茶もあります。大きなポットでサービスされるお茶は、茶葉を除いてあるため、時間がたっても味が変わりません。上品な味わいのたくさんのお菓子をたっぷりと頂きながら、ゆっくりと時間をかけたティータイムは、まさに至福の時間といえます。
私自身は最近になってグルテンアレルギーが発症し、以前は大好きだった小麦粉を使用したパンやケーキが食べられなくなってしまいました。アフタヌーンティーはもうきっと食べられないと諦めていたのですが、嬉しいことにマンダリンオリエンタルではグルテンフリーのアフタヌーンティーもあるのです。しかも、グルテンフリーのパンやケーキは、それほど美味しくないことが多い中、ここのスコーンはグルテンフリーではない人でも絶賛するほど美味しく、久しぶりに大好物のスコーンを楽しむことができました。
アフタヌーンティーセット各種1500THB++(税金とサービス料込みで約6,000円)
オーサーズラウンジ の上手な利用方法
あまり知られていないようですが、オーサーズラウンジでは、一人1セットずつ注文した場合は、好きなお菓子を何回でもお代わりすることができるそうです。3人で行ったら3人で別々のセットを注文し、美味しそうなお菓子だけ3人分頼むという楽しみ方もできます。もちろん、一つのセットを何人かでシェアすることもできます。
また、季節によって期間限定のアフタヌーンティーのセットがあるときもあります。ちょうど私が行ったときは、10月1日の中秋節(中秋節の日は年によって変わります)の前でした。日本では月見団子のイメージがある中秋節ですが、中華系タイ人が多いバンコクでは、中秋節になると月餅を贈り合う習慣があります。そこで、オーサーズラウンジでは、通常の西洋風のセットに月餅を採り入れた特別なアフタヌーンティーを楽しむことができました。中秋節のアフタヌーンティーセットは、中華風の色鮮やかな食器を使用していて、とても華やかでした。
オーサーズラウンジ の基本情報
Authors’ Lounge at Mandarin Oriental Bangkok
住所:Mandarin Oriental Bangkok, 48 Oriental Avenue, Bangkok 10500 Thailand
営業時間:12:00~18:00
ドレスコード:(女性)エレガントな服装と履物
(男性)ワイシャツ、長ズボン、靴(つま先とかかとが覆われたもの)
アクセス:BTSサバーンタクシン駅そばの船着場から、ホテルの専用ボートで約5分
ウェブ: https://www.mandarinoriental.com/en/bangkok/chao-phraya-river/dine/the-authors-lounge
オーサーズラウンジのマップ: