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バーンノーク・バンコク の概要
バーンノーク・バンコク (Baannok Bangkok)は、2023年にバンコク都心にオープンしたタイ料理のレストランです。
タイ東北地方にあるナコンラーチャシーマー県(通称コラート)の家庭料理を、現代的に演出した素朴で美味しい料理が楽しめます。
バーンノーク・バンコク は、BTSチットロム駅のそばのランスアン通りにあるヴィヴレ・ランスアン(Vivre Langsuan)というビルの2階にあり、駅からは徒歩7分くらいです。
コラートには行ったことがないので、もちろん郷土料理もよく知らなかったのですが、素朴で魅力的なお料理を楽しむことができました。
何よりも、バンコクにいながらタイの地方料理が食べられるなんて、とても便利でうれしいことです。
バーンノーク・バンコクのコンセプト
バーンノーク・バンコクは、バンコクで多くのタイ料理店を経営している、ナラ(Nara)グループの新しいコンセプトのレストランです。
タイ料理レストランの支配人であるチョムさんは、以前ニューヨークのセントレジスホテルのチーフ・バトラーだった方。
タイに帰国してからは、コンサルタントとして友人であるナラ・グループの創業者の仕事も手伝っていました。
彼の両親はコラート出身。お二人の出会いは、コラートからバンコクへ上京する電車の中で、若き日のお母様を偶然見かけたお父様が一目惚れしたのがきっかけでした。
その後、ご両親はコラートからバンコクに移り住みましたが、お母様は小さい時からお祖母様と一緒に暮らし、昔ながらの調理方法をよく知っていました。
そのお母様のレシピを受け継ぎながら、チョムさん自身が支配人となって、バーンノーク・バンコクが誕生したそうです。
バーンノーク・バンコクの正式なタイ語の名前は、Baannok Khao Krung(バーンノーク・カオ・クルン、บ้านนอาเข้ากรุง)。日本語に直訳すると「田舎(者)が都会にやってくる」という意味です。
バーンノーク・バンコクの雰囲気
モダンなヴィヴレ・ランスアンの建物に入り、階段を上ると、緑色を基調にしたレストランが見えてきます。
お店の前には木製のベンチ。知る人ぞ知る、タイ国鉄の駅にある昔ながらのベンチなのです。
国鉄は地方から都会への上京を象徴的に意味しています。
また、お店のロゴをよく見てください。これは昔の人が使用していた「チャローム(ชะลอม)」と呼ばれる竹籠をデザインしたもの。
お母様が電車に乗って上京するときに持っていた竹籠をモチーフにしています。
つまり、国鉄に乗って地方からバンコクに上京したご両親の物語を再現しているのです。
バーンノーク・バンコクのメニュー
レストランの店内は、レトロな雰囲気を醸し出しながらも、とても現代的でおしゃれな雰囲気です。
初めてレストランを訪れたので、とりあえずはお店のおすすめ料理を3品注文してみました。
ナムプリック・ムー(豚肉のディップ)、ケーン・リアン(エビみそと野菜のスープ)、ヤム・サイクローク・コラート(自家製コラート風ソーセージのサラダです。
どのお料理も素朴な味付けで、新鮮な野菜をたっぷり使っていて、とてもヘルシーで美味しいです。
デザートは、カノム・インタニン(ขนมอเนทนิล)という初めて食べる古風なタイ菓子。パンダンリーフで色と香りを付けた、もちもちのお団子をココナッツミルクと一緒に食べます。
どのお料理も盛り付けがレトロ可愛くて、ローカルなのにおしゃれに見えます。
すでにミシュランのバンコクガイドでも紹介されていて、大人気のレストランなので、食事に行く場合は事前に予約をしておいた方がいいでしょう。
バーンノーク・バンコク の基本情報
Baannok Bangkok (บ้านนอกเข้ากรุง)
住所:34, VIVRE building, 3 Lang Suan Rd, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330 Thailand
営業時間:11:00〜22:00
アクセス:BTSチットロム駅より徒歩7分
FB:https://www.facebook.com/baannok.bangkok/
IG:https://www.instagram.com/baannok_bkk/
バーンノーク・バンコク のマップ
参照サイト
Daily News Online (4/9/2024). เรื่องเล่า “บ้านนอกเข้ากรุง” สู่อาหารรสมือแม. https://www.dailynews.co.th/news/3824052/
(sited on 27/10/2024)