キンカップイー・プーケット|ミシュラン掲載、シム叔母さんの家庭料理を味わう

Kin Kub Ei

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プーケットのシースントーン通り沿いにひっそりと佇む「Kin Kub Ei(キンカップイー、กินกับอี๋)」は、自宅の庭先をそのまま食堂にした知る人ぞ知る家庭料理店です。

ミシュランガイドのビブグルマンにも選ばれた実力派でありながら、値段は驚くほど手頃。

キンカップイー・プーケットで味わえるのは、観光客向けではない本物の南部の郷土料理です。

2021年当時は、自宅の庭を改造してテーブルを並べた小さな造りで、まるで田舎の親戚の家を訪ねていったような雰囲気でした。

プーケットの郷土料理をベースに、シム叔母さんがアレンジを加えたオリジナルメニューは、シンプルながら美味しく、料金も手頃だったのが印象的です。

2018年のオープン後、2020年・2021年にはミシュランガイドのビブグルマン(値段以上に満足できるおすすめ店)にも選ばれています。

なお、その後お店はリニューアルされており、現在の雰囲気やメニュー、営業体制は当時と異なる可能性があります。最新情報は公式Facebookなどでご確認ください。

Kin Kub Ei
ミシュランのピブグルマンに選ばれたプーケットの家庭料理店

Kin Kub Ei (キンカップイー)ってどんなお店?

店名の「Kin Kub Ei (キンカップイー, กินกับอี๋)」とは、中国語(福建語)まじりのタイ語で「叔母さんと一緒に食べる」という意味です。

プーケット出身のタプティムさんという女性が、実の叔母さんと一緒に始めた家庭的なプーケット料理のお店です。お店といっても、週に3日限定で自宅を開放して食事を提供していて、何だか田舎の知り合いの家に食事に行くような感じです。

Kin Kub Ei
まるで田舎の知り合いの家を訪ねたような雰囲気

調理場に立つシム叔母さんは、プーケット女性の定番のホームウェアであるバティックのサロンを体に巻き、シャワーキャップをかぶっています。自宅にいるのと変わらない気取りのなさがユーモラスでほのぼのとします。

Kin Kub Ei
シャワーキャップとサロンで料理するシム叔母さん

タプティムさんは子どもの頃から母親の姉であるシム叔母さんと一緒に暮らし、料理の得意なシム叔母さんの手料理で育ちました。進学のためプーケットをしばらく離れたのですが、叔母さんの家庭の味が忘れられず、叔母さんのレシピを継承したいと思い、大学卒業後にプーケットに帰省し、お店を開くことにしたそうです。

Kin Kub Ei
シム叔母さんをハグするタプティムさんがお店のマーク

Kin Kub Ei (キンカップイー)の予約方法

キンカップイーは、自宅の庭を改造してテーブルを並べたような小さなお店です。席数が限られていて、とても人気があるので、事前に予約しておきましょう。

予約をする時はお店のフェイスブックからメッセージを送ります。すると写真入りのメニューを送ってくれるので、食べたい料理を選んで予め注文しておきます。また、デポジット(前払金)として、指定する口座に500バーツを銀行振込して、その振込控えを送りました。(※2021年当時の情報)

Kin Kub Ei
家の庭を改造して建てられた小さなお店

私が予約した時は、お店の人とのやりとりやメニューは全てタイ語でした。お店の人に聞いたところ、メニューはタイ語しかないけれど、英語でのやりとりは可能ということでした。お店に行ってからは英語でも大丈夫と思いますが、予約する時はタイ人か、タイ語のわかる人にお願いした方がいいかもしれません。

メニュー
事前にFacebook経由でタイ語のメニューを送ってくれた

Kin Kub Ei (キンカップイー)のメニュー

キンカップイーのメニューは、プーケット郷土料理をベースに、シム叔母さんがアレンジを加えたオリジナルメニューです。有名な「ムーホン」を始めとする中華系の豚肉料理、ナムプリック(プーケットではナムチュップと呼ばれるようです)、新鮮な魚の揚げ物など、メニューに添えられた写真もとても美味しそうです。メニューはジョークも交えてユーモラスに書いてあります。

料理の値段は驚くほど安いのも魅力です。魚料理は魚の種類・重さ・調理方法によって変わりますが1匹で60〜600バーツ位、その他の料理も1品100〜200バーツ位でした。

メニュー
メニューに添えられた写真

Kin Kub Ei(キンカップイー)の行き方

キンカップイーは、プーケットのヒロイン像からバンタオビーチに向かうシースントーン通りにあります。グーグルマップを見ながら車を走らせて、お店の前辺りまで来たら、車一台がやっと通れるくらいの狭い通路があるので、通路の奥まで進みましょう。

通路の奥には車が駐車できるスペースがあります。(通路の手前の駐車場は別のお店のものなので、間違って駐車しないように!)

Kin Kub Ei
お店の入口の小さな通路、駐車場はこの奥にあります

駐車スペースのすぐそばにあるお店の門を入ると、木々が生い茂る庭があり、右側にコーヒーなどを販売するドリンクスタンドがあります。庭の奥には木造の一軒家があり、1階の土間にあるキッチンでみんなが忙しそうに料理の支度をしています。庭の所々に、テーブルが並べてあり、予約名を言うと席に案内してくれます。

ドリンクスタンド
お店の入口にあるドリンクスタンド

素朴で美味しいプーケットの家庭料理を満喫

予約の時に料理の注文をしてあったので、料理が出来るまで、オリジナルの冷たいジュースを飲んで待っていました。どう見ても田舎の一軒家で、一家総出でお店を切り盛りしているという感じです。今回私が注文した料理は以下の三品。

ケーンリアン・パックミアン(แกงเลียงผักเมียง)60バーツ

(カピと呼ばれる海老味噌の風味をきかせたパックミアンという南部名物の野菜が入ったスープ)

ナムチュップ・ヨ(หน้ำชุบเยาะ)110バーツ

(南部名物のしらすをたっぷり入れたスパイシーなディップと付け合わせの野菜)

プラーラン・トートクルア(ปลาลังทอดเกลือ)160バーツ

(サバのような魚の塩味の素揚げ)

プーケット家庭料理
プラーラン・トートクルア

どの料理もシンプルなのにとても美味しくて、本当にびっくりしました!私の大好物のパックミアンをたっぷり入れたスープは、海老味噌が隠し味のように控えめに使われていて、薄味で上品な味わいでした。揚げたての魚はとても新鮮で、シンプルな塩味が魚本来の味を引き立てていました。

プーケット料理
ケーンリアン・パックミアン

そして、お店の看板メニューでもあるナムチュップ(ナムプリック)は、たっぷりのしらすをニンニク、タマネギ、唐辛子、ライムなどと一緒に細かく砕きながら混ぜたもので、様々な付け合わせ野菜やご飯と一緒に食べます。ナムプリックはタイ各地に色々な種類がありますが、これは初めてで、しかも後を引く美味しさでした!

プーケット家庭料理
ナムチュップ・ヨ

私はタイに長く住んでいますが、今回食べたのはバンコクでは見たことも聞いたこともない珍しい料理ばかり。タイの郷土料理の奥深さにも感動しました。味も雰囲気も本当に満足で、また絶対に行きたいと思っています。但し、屋外なので蚊やハエが多かったのが、唯一の難点です。虫の苦手な方は要注意かも知れません。

Kin Kub Ei
屋外なので虫が多いのが難点

Kin Kub Ei

Kin Kub Ei (キンカップイー)の基本情報

KIN KUB EI : กินกับอี๋
住所
:81/9 Moo 7, Srisoonthorn Rd, Thalang District, Phuket 83110
営業時間:11:00〜16:00(金曜・土曜・日曜のみ営業)
フェイスブックhttps://www.facebook.com/eatwithaunt/

キンカップイーのマップ:

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