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ローマ出身のオーナーシェフによるトラットリア アッピア
アッピア (Appia)は、2013年にバンコクのスクンビット通りにオープンしたイタリア料理のレストランです。ローマ出身のイタリア人オーナーシェフ、パオロ・ヴィタレッティ氏が、子どもの頃から家庭で食べていた料理をベースにした本格的なイタリア料理が食べられます。
実は、オーナーのパオロ氏は、バンコクで大人気のピッツェリア(ピザ専門店)「ペッピーナ(Peppina)」のオーナーでもあります。アッピアがオープンした翌年の2014年にペッピーナがオープン。ペッピーナのピザはバンコクで一番美味しいピザと言われるほど評判になり、今ではタイ全国に10店舗を展開するほどです。
一方本家のアッピアは、ピザ以外のイタリア料理が楽しめるトラットリアとして、今でも1店舗のみで勝負。バンコクでは新しいイタリア料理のレストランが次々とオープンする中、今でも大人気のトラットリアであり続けています。
アットホームで居心地のよい一軒家レストラン
アッピアはバンコクの有名レストランが数多く集まるスクンピット通りソイ31にあります。ソイの入口からそれほど遠くないので、BTSプロンポン駅から徒歩10分くらいで行くことができます。
アッピアは道路に面した2階建ての一軒家レストランです。正面の看板のところからお店に入ろうとすると棚や植木鉢でさえぎられて、店内に入ることができません・・・。実は、玄関は正面ではなく、お店の横の方にあるのでご安心ください。
一歩店内に入ると、ダークブラウンの木目の素朴でクラシックなインテリアに迎えられます。小さなお店ですが、天井が吹き抜けになっていて、壁にはずらりと額入りの絵が飾られています。何だか懐かしさを感じる素朴で居心地のよい雰囲気です。
お店の奥には調理場があって、料理を準備している様子が見えます。調理台には大きなプロシュット(生ハム)の塊。美味しい料理への期待が高まります。
お店の横には小さなテラス席のコーナーもあります。道路に面しているので、車の往来があると少し騒がしいですが、店内で食事をするよりも換気がよさそうです。
本格的なローマの家庭料理
アッピアではオーナーの出身地であるローマの郷土料理が食べられます。イタリアは、地方によって郷土料理があるのですが、バンコクでこんな本格的な地方料理が食べられるのは嬉しい限りです。
先日友人と2人で食事に行った時にオーダーしたのは、定番メニューのズッキーニサラダ(290B)とチキンレバーペースト(200B)に加え、その日の特別メニューから旬のポルチーニ茸のグリル(450B)、海老のリゾット(990B)、貝とズッキーニペーストのガルガネッリ(450B)を注文しました。あと、お店からのサービスで有名なローマ風のトリッパ(牛の腸のトマト煮込み)(390B)も試食してみました。※料金は全てサービス料10%と税金7%が加算されます。
アッピアのパスタは全て自家製ということです。私はグルテンアレルギーなので、パスタはグルテンフリーで注文しますが、アッピアでは、ラビオリ以外のパスタは全てグルテンフリーが用意されていました。
どのメニューも素朴であっさりしていて、パクパク食べてしまいました。特に、ズッキーニのサラダとチキンレバーペーストが絶品で、友人も絶賛していました。
お腹いっぱいになりましたが、お店の方に「デザートはどうしますか?」と聞かれ、思わず「頂きます」と答えてしまいました。お店の看板メニューでもあるティラミス(350B)を注文。びっくりするほどの特大のティラミスでしたが、2人でシェアしたらちょうどよく、本当に美味しくて最後まで堪能しました。
イタリア料理はバンコクでもとても人気で、ローマ、トスカーナ、ナポリなど、各地方の郷土料理にこだわったレストランも数多くあります。アッピアでは、代表的なローマ料理であるカルボナーラソースのパスタ(390B)やポルケッタ(450B/700B)なども食べられるので、是非試して見て下さいね。
アッピア の基本情報
Appia Trattoria 住所:20/4 Sukhumvit 31, Bangkok, 10110 Thailand 営業時間:11:30〜21:00 アクセス:BTSプロンポン駅から徒歩10分 ウェブ:http://www.appia-bangkok.com