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バンコクの喧騒から少し離れたラチャテウィー地区に、ラーマ6世の時代から続く小さなカフェがあります。
プラモンクットクラオ病院の敷地内、かつての離宮パヤタイパレスの車寄せを改装した「カフェドノラシン」。
ネオクラシカルの洋館で味わうタイ料理と甘いデザートは、王宮の歴史を知れば知るほど、ただの休憩以上の体験になります。
美しい離宮パヤタイパレスにあるクラシカルな カフェドノラシン
パヤタイパレスは、ラーマ6世(在位1910-1925年)が1909年に建てた離宮で、現在はプラモンクットクラオ病院の敷地内に博物館として保存・公開されています。
カフェドノラシンはその宮殿の正面、かつて国王への拝謁者たちが待合として使っていた車寄せの建物を改装したもの。
ネオクラシカル様式の意匠をそのまま残した空間で、クラシック音楽が静かに流れています。病院に通うタイ人や宮殿見学者が気軽に立ち寄る、敷居のない場所です。



カフェドノラシン の歴史
カフェドノラシン は、ラーマ6世が作ったタイ初のカフェをルーツにしています。
ラーマ6世は、ドゥシット王宮の近くに、小さなコンクリート製の建物を建て、一般国民向けのカフェとして使用させていました。
カフェは、カフェドノラシンと名付けられ、エレガントな雰囲気にもかかわらず、手頃な値段で美味しい食事やお菓子を提供する場所として評判でした。
しかし、ラーマ6世が亡くなり、時代が代わるともにカフェドノラシンは閉鎖されてしまいます。
その後、パヤタイパレスが修復され、博物館として一般公開されることになると、かつて国王に拝謁に来た客人たちの待合所として使用されていた車寄せの建物を、カフェとして利用することになりました。
その際、かつてのカフェドノラシンの名前とサービスを継承したのだそうです。(パヤタイパレスについて読む)



メニューはカフェ風のタイ料理と西洋料理
カフェドノラシンでは、コーヒーやジュースをはじめとする様々なドリンクメニューのほか、かんたんな食事やデザートもサービスしています。
クラシック音楽が流れる優雅でレトロなカフェは、その華麗な装飾とはうってかわって、サービスや料金はいたって庶民的で、敷居は全く高くありません。
食事は、タイ料理と西洋料理の軽食メニューで種類も豊富です。食事の味は、特別印象的というわけではありませんが、可もなく不可もなく、気軽に安心して頂けます。
王宮を見学せず、ただ食事や休憩のためだけに、ふらりと立ち寄ることもできます。



カフェドノラシン の基本情報
CAFÉ DE NORASINGHA
住所:Phya Thai Palace 315 Ratchathewi Road, Thung Phaya Thai, Ratchathewi, Bangkok 10400 Thailand
アクセス:BTSビクトリー・モニュメント駅より徒歩10分(プラモンクットクラオ病院:Phramongkutklao Hospital隣り)
営業時間:9:30~19:00
ウェブ:https://www.facebook.com/pages/กาแฟนรสิงห์วังพญาไท/183840124997806
その他:カフェの中は土足厳禁です。カフェの入り口にある靴箱に入れるか、入り口に置いてある袋に入れて中に持ち込んで下さい。
タイランド画報 (ThailandGaho) 
