コモ・ポイントヤム・プーケット宿泊記

コモ ポイントヤム

※本サイトの記事には広告が含まれています

スタイリッシュなプーケットの隠れ家 コモ・ポイントヤム

コモ・ポイントヤム・プーケット(COMO Point Yamu Phuket)は、プーケットの東海岸にあるコモホテルグループのリゾートです。

プーケットのリゾートの多くは、島の西側に集中していますが、コモ・ポイントヤムは、東側の小さな岬の先端にあります。岬はパンガー湾に突き出ていて、リゾートからはどこにいてもパンガー湾の絶景が楽しめるようにデザインされています。

無駄をそぎ落とした無機質でスタイリッシュなデザインに、タイやプーケットの文化をセンス良く採り入れた、女性好みの美しいリゾートです。

プーケット ヤム岬
プーケット東岸のヤム岬
ポイントヤム ロビー
スタイリッシュなホテルのロビー

コモ・ポイントヤム・プーケットの周囲には、リゾートホテルや観光施設はほとんどありません。完全に孤立していて、まさに隠れ家という感じです。

プーケットはタイでも有名なリゾートのため、賑やかなイメージを持つ人も多いですが、実は知る人ぞ知るレベルの高い隠れ家リゾートもあるのです。

コモ・ポイントヤムは、プーケットでひっそりと静かな休暇を過ごしたい人にぴったりの大人のリゾートです。

プーケット バルコニー
客室のバルコニーからの眺め

シンガポールのセレブ女性実業家が経営するコモ・ポイントヤム

コモ・ポイントヤムは、シンガポールの女性実業家クリスティーナ・オン氏が経営するコモホテルグループのリゾートです。

彼女は、アルマーニやDNKYなど、数々の欧米の一流ブランドを傘下におさめるクラブ21の経営者でもあり、2014年フォーブス誌の世界長者番付では、女性のトップに選ばれています。

ダイニングルーム
プライベートダイニングルーム

そんなセレブな女性実業家が経営するコモホテルグループは、世界各地に都会的で洗練されたリゾートホテルとシティホテルを展開しています。

タイでは、バンコクのメトロポリタンホテルと、プーケットのコモポイントヤムがあります。

コモホテルグループでは、ウェルネスにも力を入れていて、世界共通のコモシャンバラスパを中心に、スパやフィットネスの施設が充実しているほか、レストランではオリジナルのヘルシーメニューが楽しめるのも特徴です。

コモ ポイントヤム 料理
ヘルシーなメニューが豊富

また、コモ・ポイントヤムのデザインを手がけたのは、クリスティーナ・オン氏の友人で、イタリア人のパオラ・ナヴォーネ氏という女性建築家です。

つまり、オーナーも女性、デザイナーも女性という、まさに女性の、女性による、女性のためのリゾートといえます。美しいけれど、潔いデザインは、お洒落で自立した女性のイメージなのかもしれません。

コモ ポイントヤム タイ文化
タイの文化をアクセントにしたデザイン

プーケット東海岸の岬に佇む絶景リゾート

今回、コモポイントヤムへは、プーケット空港からタクシーで行きました。空港から約40分、国際的なリゾートとは無縁のローカルな田舎道をひたすら走り続けます。

リゾートに到着すると、オープンエアの広いロビーがあり、プーケットのプラナカン(中国系移民)文化をモチーフにした印象的なオブジェに迎えられます。

ソファに案内され、ウェルカムドリンクを頂きながらチェックイン。チェックインは14時からですが、私は11時頃着いたため、荷物をフロントに預けて、プールサイドのバーで休むことにしました。

100メートルもある長いプールの向こうには、パンガー湾の素晴らしい眺めが広がっています。

コモ プーケット
プーケットのプラナカン文化もアクセントに
コモ ポイントヤム プール
100メートルのプールの向こうに広がるパンガー湾の絶景

ブルーがアクセントの可愛くてお洒落な客室

時間が来ていよいよ客室に案内してもらいます。

ホテルの通路は、シンプルで無機質な造りなのに、とてもスタイリッシュで、ところどころにタイ文化をモチーフにした印象的な装飾が施されています。

客室の前には、菊の花をぎっしり浮かべたタイで仏事に使用する銀の水おけが置かれています。タイでは日常的な道具や花でも、こんなにセンス良く飾ることができるんだと感心してしまいました。

廊下
無機質なデザインの廊下
コモ・ポイントヤム 客室ドア
客室の前に置かれた花アレンジ

一歩客室に入ると、その可愛いインテリアにテンションが一気に上がります。

部屋はブルーと白で統一されていて、大きな窓からは一面に海が見えます。デッキチェアやテーブルが置かれた広いバルコニーもあって、海を眺めながらのんびりと快適に過ごせます。

ベッド
客室のベッド
コモ ポイントヤム 客室
海が見える部屋

極めつけは美しくて広いバスルームです。ブルーのタイルが敷き詰められ、壁一面がガラス張りになっていて、昼間はとても明るい雰囲気です。中央にバスタブがあり、海を眺めながらバスタイムを楽しむことが出来ます。

バスルーム
ブルーのタイルが美しいバスルーム
バスルーム
バスルームからも海が見える

アメニティも一つ一つこだわりがあって、センスの良さが感じられます。

バスアメニティは、コモホテルズのオリジナルのスパプロダクツの製品です。

コーヒーマシンはネスプレッソで、たくさんのコーヒーカプセルが用意してありました。昼間はフルーツ、夜はチョコレートを、それぞれ日替わりでサービスしてくれます。

コモ・ポイントヤム 客室
スタイリッシュなワーキングテーブル

ヘルシーな食事が楽しめるシエラ イタリアンレストラン

コモ ポイントヤム には、プールサイドに2つのレストランがあります。1つは、シエラというイタリアンレストランで、一日中オープンしています。個性的なインテリアで、テラス席からはプール越しに見える海を見ながら食事ができます。

コモ・ポイントヤム シエラ
シエラ イタリアンレストラン

シエラは、イタリア料理がメインではありますが、タイ料理まで揃う、オールマイティなレストランです。

また、コモホテルグループに共通のコモ・シャンバラ・メニューというスパ・キュイジーヌはここで頂くことができます。ヘルシーな材料や調理方法にこだわった、体に優しいメニューです。

コモシャンバラメニュー
ヘルシーなコモシャンバラメニュー

コモシャンバラメニュー以外の一般メニューでも、通常のレストランよりは野菜をたっぷり使うなど、健康を意識した優しい味わいの料理が揃っています。

朝食ブッフェも健康的です。

シリアル、ヨーグルト、フルーツ、野菜の種類が充実していて、日替わりのヘルシージュースもあります。ブッフェ以外にアラカルトでオーダー出来るメニューもあります。

パンケーキを頼んだら、カットしたフルーツが山盛り。見た目も可愛く、とても美味しかったです。

コモ ポイントヤム 朝食
ヘルシーな朝食ブッフェ
コモ ポイントヤム
フルーツたっぷり朝食のパンケーキ

隠れた名店 ナームヤー タイ料理レストラン

ナームヤーは、美しいモダンなインテリアのタイ料理レストランです。一般的なタイ料理のほか、南部タイ料理が楽しめます。ディナータイムのみ営業しています。

メニューの数はそれほど多くはありませんが、タイ南部ならではのちょっと変わったメニューも揃っていて、タイ料理の初心者も上級者も楽しめるでしょう。

伝統的なテイストを洗練させ、美しく盛り付けられた料理は、2019年ミシュランで「ミシュランプレート(美味しい料理)」を獲得しています。

ナムヤー レストラン
タイ料理レストラン ナームヤー

ナームヤー・レストランの詳細は別のページにまとめました。

ナームヤー ナームヤー (コモ ポイントヤム)

絶景仕様の可愛いウェルネス施設 コモシャンバラ スパ プーケット

コモシャンバラ スパ プーケット は、コモ ポイントヤム のスパです。

コモホテルズグループは、ウェルネス志向のリゾートとして知られていますが、コモ ポイントヤム のスパも、スパだけでなく総合的なウェルネス施設として、フィットネス、プール、ヨガスタジオを備え、アクティビティも充実しています。

また、プールサイドからも、トリートメントルームからも、パンガー湾の絶景が眺められるようにデザインされています。

ブルーの小さなタイルが張り巡らされたインテリアがとても可愛く、スパの可愛さではタイで一番といってもいいでしょう。

コモしゃんバラ スパ
コモシャンバラスパ プーケット

コモシャンバラスパ プーケットの詳細は別のページにまとめました。

コモシャンバラ スパ プーケット コモシャンバラ スパ プーケット (COMO Shambhala Retreats Phuket)

コモ ポイントヤム プーケットの基本情報

コモ ポイントヤム

COMO Point Yamu Phuket

住所:225 Moo 7, Paklok, Talang, Phuket 83110, Thailand

アクセス:プーケット国際空港からタクシーで約30分

コモ・ポイントヤムのマップ

プーケット ホテル プーケットホテルの選び方:どのビーチに泊まる?エリア別のおすすめホテル30選
4.9/5 - (10 votes)