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デュシタニ・ラグーナ・プーケット宿泊体験記
デュシタニ・ラグーナ・プーケット(Dusit Thani Laguna Phuket)は、タイ南部プーケット島のバンタオビーチにあるリゾートホテルです。
バンタオビーチは、プーケット島の北西にある比較的静かなビーチで、プーケット国際空港からは車で約25分です。
バンタオビーチには「ラグーナプーケット」という大規模なリゾートコンプレックスがあります。敷地内には、4つのラグジュアリーホテル、大規模な高級別荘地、リゾートマンション、ゴルフ場などが揃っています。
デュシタニ・ラグーナ・プーケットは、タイ様式の建築デザインが美しい、プーケットでも老舗のリゾートホテルです。
構造的に、客室からビーチに行きやすいのが特徴。海を見ながらのんびり静かに過ごしたいという人にとっては、最高のリゾートでしょう。
先日のプーケット旅行では、「何もしないでゆっくり休みたい」と思い、デュシタニ・ラグーナ・プーケットに泊まりました。最新の宿泊体験記をまとめてみました。
ラグーナプーケットで最もビーチアクセスがいい
ラグーナプーケットは、バンヤンツリーホテルグループが1980年代に開発したリゾート地で、バンタオビーチ沿いにあります。ビーチのそばに「ラグーナ」と呼ばれる湖がいくつもあって、その周囲にリゾート施設が立ち並んでいます。
ホテルは、バンヤン ツリー プーケット、アンサナ ラグーナ プーケットなど、バンヤンツリー系列のリゾートホテルと、デュシタニラグーナプーケットなどがあります。
私は他の2つのホテルにも泊まったことがあります。ただ、ホテルの施設はとても充実していますが、敷地が広すぎてビーチへのアクセスはそれほどよくありませんでした。
でも、デュシタニ・ラグーナ・プーケット では、ホテルの客室全体がビーチと平行に建てられているため、客室の半分が海に面しています。さらに客室からビーチまでの距離が近いので、気軽に歩いてビーチに出られるというのが特徴です。
タイの伝統美あふれるデュシタニホテル
デュシタニホテルは、タイ資本のホテルグループで、タイの伝統文化を大切にしたホテルとして有名です。グループ初のホテルはバンコクで開業しました。今ではタイ全国、さらに全世界に展開。2023年には日本の京都にも開業が予定されています。
プーケットのデュシタニホテルは、木造のタイの建築様式を採り入れた東南アジアらしさ溢れるリゾートです。
ホテルのエントランスの車寄せからエキゾチックな雰囲気のアプローチを通って開放的なエントランスロビーへ。鮮やかな彩りの蘭の花アレンジに迎えられます。
エアコンの効いたクラシカルなインテリアのレセプションでチェックイン。冷たいハーブティーをいただきます。
海が見えるデラックスシービュールーム
デュシタニ・ラグーナ・プーケット は、エントランスロビーやレセプションのある中央の建物を中心に、南北に長い3階建の客室棟があります。今回宿泊したのは、南側にある3階のデラックス・シービュー・ルームでした。
長い開放的な通路を通ってお部屋に案内してもらいました。ブーゲンビレアの鮮やかなピンクの花が咲いていて、南国気分がいっぱいです。
落ち着いた雰囲気のゆったりした客室は、ベッドヘッドの壁に描かれた美しい蓮の花の絵がアクセント。窓からは少し遠目ですが、ビーチが見えます。
小さなバルコニーが付いていて、ガーデンや海を眺めながらゆっくりできそうです。
ベッドルームやバスルームは、老舗ホテルらしく、しっかりした造り。バスタブのそばに、おそらく後から新しく作られたシャワーブースもありました。
アメニティもシンプルで特に凝ったものではありませんが、昔ながらのホテルらしい落ち着きがあります。
ビーチを眺めながらリラックス休暇
今回の デュシタニ・ラグーナ・プーケット滞在中はひたすらのんびりリラックスすることに決めていました。
ホテルの客室棟とビーチの間には、プールやガーデンがあって、ガーデンにはビーチチェアがたくさん並んでいます。
最初はビーチチェアに座って海辺でのんびりしようと思いましたが、みんな考えていることは同じ。朝早く行かないといい席を確保できないことがわかりました。
よくよく考えてみれば、客室のバルコニーにも椅子とテーブルがあって、海も少し見えるではないですか。わざわざビーチに行って、ビーチチェアの場所取りをする必要はありません。
ということで、客室のバルコニーで読書をとことん楽しむという、個人的には最高の休暇を過ごすことができました。
ホテルの宿泊客は年配の欧米人カップルも多く、海辺で静かにのんびり過ごすのにぴったりなホテルだと思います。
タイ料理レストラン「ベンジャロン」がおすすめ
デュシタニ・ラグーナ・プーケット には、いくつかのレストランがありますが、一番のおすすめはタイ料理レストラン「ベンジャロン」。ディナーのみ営業しています。
プーケットのミシュランガイドでも紹介されている有名店です。タイ人のブンロムシェフは、プーケットのベンジャロンのシェフを20年以上努めているそうです。今回の宿泊中に絶対に食事に行こうと楽しみにしていました。
レストランの場所は、ホテルの中のラグーナ(湖)のそばです。特に、水辺にあるテラス席は人気なので、事前に予約しておいた方がいいでしょう。
コロニアル調のエレガントなレストランは、柔らかなタイの伝統音楽のBGMが流れて、とても優雅な雰囲気。伝統衣装を着たスタッフの方のサービスも細やかです。
料理もさすが本格派。新鮮な魚介を活かした美味しいタイ料理が楽しめました。
タイ資本のホテルらしく、タイ料理レストランに力を入れているのも納得ですね。
レストランは、他にも海辺に近いホテルの中庭にあるイタリア料理「ラ・トラットリア(La Trattoria)」も人気があるそうです。
ビーチを散歩してから朝食タイム
朝はとても早起きして、ビーチを歩いてみました。プーケットでは朝早くから裸足でビーチウォーキングをしている人がたくさんいます。昼間は暑いですが、朝と夕方はまだ涼しくて運動するのにピッタリなのです。
裸足で波打ち際を歩くのはとても気持ちよくて、あっという間に長いバンタオビーチの半分くらい歩けてしまいます。朝食前のエクササイズにぴったりです。
朝食は、ホテルのロビーのそばにある「ラグーナカフェ」でビュッフェ形式。緑に囲まれたシンプルなレストランです。
ガーデンのそばのオープンエアの席もありますが、食べ物を横取りしようとチャンスを狙っている野生の鳥がたくさんいるので、屋内の席の方が安心でしょう。
朝食ビュッフェのメニューも、奇をてらったところはなく、いかにもソツのない五つ星ホテルの朝食という感じです。普通においしくて、何となくホッとしてしまいます。
デュシタニ・ラグーナ・プーケット周辺の施設
デュシタニホテルのあるラグーナプーケット内は、無料のシャトルバスのサービスもあります。ホテル間の移動が自由にできます。
しかも、他のホテルの食事やスパの料金を、自分が泊まっているホテルの部屋付けにしてもらえるので、いちいち財布を持ち歩かなくてもいい点も便利です。
私は今回の滞在中、アンサナ ラグーナ プーケット の XANA ビーチクラブ や、バンヤンツリー プーケット のスパ(とても有名です!)にも行きました。
他に、ラグーナプーケットのそばには、「ボートアベニュー(Boat Avenue)」や「ポルト ド プーケット(Port De Phuket)」というコミュニティモールがあって、スーパーマーケットやレストランも豊富に揃っています。そのためラグーナプーケットは、長期滞在で訪れる旅行者もとても多いんです。
今回宿泊してみて、やはりデュシタニラグーナプーケットは、「海辺のホテルでのんびり過ごすためのホテル」という表現がピッタリだと実感しました。タイらしさを満喫できるエレガントなビーチリゾートで、ゆっくり休暇を過ごしてみませんか。
ラグーナプーケットの他のホテルでの宿泊体験記もご参照に!
バンヤンツリー・プーケット 「スパプールビラ」宿泊体験記 アンサナ・ラグーナ・プーケット : バンヤンツリー系列のリゾートホテルデュシタニ・ラグーナ・プーケットの基本情報
Dusit Thani Laguna Phuket
住所:390 Moo1 Srisoontorn Road, Cherngtalay, Thalang, Phuket 83110
アクセス:プーケット国際空港から車で25分