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- インターコンチネンタル・バンコク・スクンビットの概要
- インターコンチネンタル・バンコク・スクンビットのロケーション
- インターコンチネンタル・バンコク・スクンビットのデザインコンセプト
- クラブ・インターコンチネンタルのラウンジにてチェックイン
- インターコンチネンタル・バンコク・スクンビットの客室
- クラブ・インターコンチネンタルのカクテルタイム
- インターコンチネンタル・バンコク・スクンビットのウェルネス施設
- インターコンチネンタル・バンコク・スクンビットの朝食
- インターコンチネンタル・バンコク・スクンビット内のレストラン&バー
- アヴァ・ブラッスリーの週末限定ディナービュッフェ
- インターコンチネンタル・バンコク・スクンビット周辺の見どころ
- インターコンチネンタル・バンコク・スクンビットに宿泊した感想
- インターコンチネンタル・バンコク・スクンビットの基本情報
インターコンチネンタル・バンコク・スクンビットの概要
インターコンチネンタル・バンコク・スクンビット(InterContinental Bangkok Sukhumvit)は、2023年12月にバンコクに開業した最新ホテルです。日本人のバンコク在住者や出張者の多いスクンビット地区にあります。
BTSトンロー駅から徒歩5分というアクセスの良さに加え、伝統的なタイの文化に新たな解釈を加えたモダンでお洒落なデザインがとても素敵です。
開業から間もない2024年1月、ホテルの見学を兼ねて宿泊させていただく機会がありました。
滞在時は開業したばかりで、週末限定ビュッフェが始まったり、バーが準備中だったりという状況でした。最上階のルーフトップバーは数ヶ月後にオープン予定とのこと。
注目のインターコンチネンタル・バンコク・スクンビット。その魅力を全力でお伝えできればと思います。
インターコンチネンタル・バンコク・スクンビットのロケーション
インターコンチネンタル・バンコク・スクンビットは、バンコクの高級住宅街としても有名なスクンビット通り沿いの「トンロー」と呼ばれるエリアにあります。
トンローには、レベルの高いレストラン、カフェ、クラブなども多く、ハイエンドなバンコクのライフスタイルを楽しむことができます。
スクンビット通りには、BTSと呼ばれる高架鉄道が走っているため、悪名高いバンコクの渋滞が避けながら、電車で快適に移動することができます。
インターコンチネンタル・バンコク・スクンビットは、BTSトンロー駅から徒歩5分の場所にあり、ロケーションの良さも申し分ありません。
また、BTSのトンロー駅と隣駅のプロンポン駅周辺は、バンコク在住日本人が多く住むエリアのため、日系スーパーや日本食レストランなど、日本人向けのサービスにもアクセスしやすいのが特徴です。
インターコンチネンタル・バンコク・スクンビットのデザインコンセプト
インターコンチネンタル・バンコク・スクンビットは、34階建ての細長い高層ビルです。
すでに多くの高層ビルが立ち並ぶエリアのため、ホテルの敷地そのものは狭く、他の高層ビルに紛れてしまい、新しいホテルがあることにすら気づかない程でした。
ところが、ホテルのロビーに一歩足を踏み入れると、都会の雑踏を忘れさせてくれる優雅な空間に迎えられます。
吹き抜けの高い天井、壁一面の窓から差し込む明るい光。黒を基調としたモダンなデザインの中に、タイ人デザイナーによるコンテンポラリーな作品がさりげなく溶け込んでいルのです。
例えば、フロントレセプションの後ろには、コッパー(銅)で織り込んだタイの手織りの布をイメージした印象的なウォールパネルが飾られています。
また、ロビーに置かれた黒い彫刻は、タイ女性の伝統衣装である「サパイ」という肩掛け布が風にたなびく様子をイメージしたもの。
スクンビット通り周辺には近年新しいホテルが次々とオープンしていますが、このホテルのロビーの美しさは際立っています。
クラブ・インターコンチネンタルのラウンジにてチェックイン
さて、通常はこの1階のレセプションでチェックインをするのですが、今回はクラブ・インターコンチネンタルへのアクセス付のお部屋に宿泊させていただいたため、エレベーターで31階にあるラウンジにご案内いただきました。
クラブ・ラウンジは見晴らしがよく、上品で落ち着いた雰囲気です。ホテル1階のロビーラウンジと同様、タイの伝統工芸をモダンにアレンジした装飾がさりげなく置かれています。
ちょうどアフタヌーンティーをサービスする時間帯だったので、チェックインの手続きをしながら、ミントティーとお菓子をいただきました。
お菓子は3段のトレイに盛り付けられ、小腹を満たすのにちょうどいいくらいの分量でした。
スコーンはとてもしっとりしていて好みの焼き加減。小さな桜餅も添えられていました。
インターコンチネンタル・バンコク・スクンビットの客室
チェックインが終わっていよいよ客室へ。16階のプレミアム・キングというクラスのお部屋に宿泊しました。
インターコンチネンタル・バンコク・スクンビットの客室数は241室。クラシック、プレミアムの2つの種類の客室のほか、3種類のスイートルームがあります。
標準クラスのクラシック・ルームでも34㎡の広さでゆったりしています。クラシックより少し広いプレミアム・ルームですが、高層階はクラブラウンジへのアクセス付になります。
スイートルームは、ジュニアスイート(18室)、エグゼクティブスイート(5室)、そして最上級のプレジデンシャルスイート(1室)があります。
客室の内装
宿泊したプレミアムルームは42㎡のゆったりとした広さ。モダンで落ち着いた印象ですが、ベッドヘッドの壁は、タイの伝統模様をグラフィックにデザインした、ハンドメイドのウォールパネルがアクセントになっています。
窓のそばに置かれたデイベッドのそばにも、タイの伝統的な花飾り「マーライ」をデザインしたオブジェ。客室の装飾にも、タイ伝統文化の新たな解釈というコンセプトが表現されています。
客室からの眺め
客室の窓からは見慣れたトンローの街並み。眼下にはBTSの鉄道が真っすぐに伸びて、電車が行き交う様子が見えました。周囲に高層ビルが立ち並んでいて、夜景もとても綺麗でした。
ウェルカムサービス
窓際にはダイニングテーブルが置かれ、総支配人からのメッセージにフルーツとチョコレートのお菓子が添えられていました。
バスルーム
そして、客室で気に入ったのは寝室との仕切りがないバスルーム。クローゼットや寝室への動線が遮られず、部屋全体がとても広く感じます。もちろん引き戸があるので、仕切ることもできます。
バスタブにはトレーが付いていて、ドリンクやスマホやテレビのリモコンを置いて、テレビを見ながら、ゆっくりとお風呂に浸かることができました。
クラブ・インターコンチネンタルのカクテルタイム
夕方5時からはクラブ・ラウンジでカクテルサービスがあります。好きなお酒が飲み放題になるほか、好みのタパスを注文することができます。
ビュッフェではなくテーブルで料理やドリンクを注文できるのが嬉しいですね。残念ながら、私はお酒はあまり飲めないので、ちょっとだけ雰囲気を楽しんで、すぐに部屋に戻りました。
またクラブ・ラウンジには西向きのテラスが付いていて、サンセットを見ながらカクテルタイムを楽しむこともできるようです。
インターコンチネンタル・バンコク・スクンビットのウェルネス施設
ホテルのウェルネス施設は32階にあり、見晴らしの良いインフィニティプールやフィットネス施設が利用できます。西向きのため、夕暮れ時のプールからの景色がとても美しいです。
そして注目すべきはタイ発のスパブランド「ハーン(HARNN)」の直営スパ。トリートメントルームは3室のみですが、隠れ家のようなプライベート感があります。今回は体験することができませんでしたが、いつかこっそりと試しに行ってみたいと思っています。
インターコンチネンタル・バンコク・スクンビットの朝食
インターコンチネンタル・バンコク・スクンビットの朝食の場所は、クラブ・ラウンジか、メインダイニング「アヴァ・ブラッスリー(AVA Brasserie)」のどちらかを選ぶことができます。
アヴァ・ブラッスリーは、ホテルの4階にあります。窓が大きくて明るい店内は、ピンクをアクセントにした優しい色彩。窓からの眺めもよく、とても居心地の良いオールデイ・ダイニングです。
今回私は2つの朝食会場の比較をしたくて、2箇所で少しずつ食事をしてみました(結局食べ過ぎてしまい、しばらく苦しい思いをしました・・・)。
クラブ・インターコンチネンタル・ラウンジでの朝食
クラブ・ラウンジのビュッフェ・メニューは少なめですが、シャンパンが飲み放題になるので、お酒好きは迷わずこちらへ!また、プライベートな空間で静かに食事ができるのも魅力です。
アヴァ・ブラッスリー(AVA Brasserie)の朝食
一方、アヴァ・ブラッスリーの方は、シャンパンはありませんが、目移りしそうなほどたくさんのビュッフェ・メニューが並びます。ゲストもたくさんいて、とても賑やかな雰囲気でした。
クラブ・ラウンジもアヴァ・ブラッスリーも、セミビュッフェ・スタイル。ビュッフェ・ラインから好きなものを選べるほか、アラカルト・メニューも好きなだけ注文して、出来立ての料理をテーブルに運んでくれます。
いちばん印象的だったのは、どちらの朝食会場とも、アラカルトで注文した料理のレベルの高さ。これが食べ放題なのはとても驚きです。
もう一つ驚いたのは、アヴァ・ブラッスリーで朝食時間の終わり頃、「ラストオーダーの時間ですが、お持ち帰りはされますか?」とお声がけいただいたこと。朝食ビュッフェがお持ち帰りもできるなんて、サービス良すぎるのではないでしょうか?
アヴァ・ブラッスリーの朝食ビュッフェは外来客も利用できるので、また朝食だけ食べに行きたいくらいです!
アヴァ・ブラッスリー(AVA Brasserie)の朝食ビュッフェ情報 営業時間:6:00〜10:30 料 金:890バーツ(税金・サービス料別) その他:IHGメンバーは上記料金からさらに20%の割引があります
インターコンチネンタル・バンコク・スクンビット内のレストラン&バー
ホテル内には、レストランは1箇所しかありませんが、ホテル周辺はレベルの高いレストランがたくさんあるので、食事に困ることはないでしょう。
また、宿泊者ではなくてもちょっと立ち寄りたくような、おしゃれなラウンジやバーもあります。
ホテル内にあるレストラン&バーは下記の通りです。
- インターナショナル料理「アヴァ・ブラッスリー(AVA Brasserie)」(朝食ブッフェのほか、週末限定ブッフェも楽しみ)
- ロビー・ラウンジ「The Lobby(ザ・ロビー)」(アフタヌーンティーも提供するお洒落なカフェ風のラウンジ)
- バー「ローグス(Rogues)」(秘密の酒場を意味するスピークイージーをコンセプトにしたおしゃれなバー)
- ルーフトップバー「???」(2024年4月以降にオープン予定とのこと。今からとても楽しみです!)
アヴァ・ブラッスリーの週末限定ディナービュッフェ
アヴァ・ブラッスリーは、朝食ビュッフェ以外はもちろん、一日中レストランとして利用することができます。
通常はアラカルトメニューですが、宿泊時にちょうど週末限定ビュッフェが始まったばかりだったので、ディナーとブランチを試食させていただきました。
ビュッフェが利用できるのは、金曜と土曜のディナータイムと日曜のブランチのみです。
朝食と同様、「セミ・ビュッフェ」スタイルで、ビュッフェ・テーブルから自分の好きな食べ物を選べるだけでなく、アルカルト・メニューも好きなだけ注文することができます。
一品一品丁寧に調理してくれるアラカルト・メニューのレベルが高く、メニューもユニークで、とても満足でした。
週末限定ビュッフェの詳細は、別のページで詳しく紹介しています。
アヴァ・ブラッスリー@インターコンチネンタル・バンコク・スクンビットインターコンチネンタル・バンコク・スクンビット周辺の見どころ
インターコンチネンタル・バンコク・スクンビットの周辺は高級住宅地もあり、レベルの高いレストランやバーなどが多く集まっています。また、バンコク在住日本人も多く、日本食レストランもあちこちにあります。
バンコクで一番人気のルーフトップバー「ティチュカ(Tichuca)」や「オクターブ(Octave)ルーフトップバー」はホテルから徒歩2〜3分の距離にあります。
最寄駅であるBTSトンロー駅から電車に乗って一つ目の駅となるBTSプロンポン駅周辺には「エンポリアム(Emporium)」「エムクオーティエ(EmQuartier)」「エムスフィア(EmSphere)」という3つのショッピングモールが集まっていて、ショッピングや食事に便利でしょう。
また、トンローから2駅先のBTSアソーク駅から地下鉄MRTに乗り換えれば、バンコク三大寺院をはじめ、観光名所の多い旧市街地までも簡単にアクセスすることができます。
インターコンチネンタル・バンコク・スクンビットに宿泊した感想
インターコンチネンタル・バンコク・スクンビットで一番印象的だったのは、やはりそのデザインの美しさです。
都心の限られたスペースでありながら、ゆったりと過ごせるように工夫された空間デザインの中に、洗練されたタイ文化をさりげなく散りばめ、独特の魅力を放っていました。
また、スタッフの方々がとてもフレンドリーで話しやすく、ラグジュアリーホテルでありながら、フォーマル過ぎない雰囲気も、個人的にはとても居心地が良かったです。
ホテル内の食事のレベルが全体的に高いのもポイントでしょう。
現時点では日本人スタッフはいないようでしたが、バンコクでの滞在をきっと充実したものにしてくれることと思います。
インターコンチネンタル・バンコク・スクンビットの基本情報
InterContinental Bangkok Sukhumvit
住所:10 Soi Sukhumvit 59, Sukhumvit Road Bangkok 10110 Thailand
アクセス:BTSトンロー駅より徒歩5分
公式サイト:インターコンチネンタル・バンコク・スクンビット
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