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知る人ぞ知る プーケットタウン の 朝ごはん の魅力とは?
プーケットタウン で 朝ごはん って食べたことありますか?プーケットといえば、タイを代表する国際的なビーチリゾートのイメージが強いと思いますが、実はタイの地方都市でもあり、プーケットならではのローカル文化も存在します。プーケットには、歴史的背景から、タイ系、マレー系、中華系の文化が混在していて、プーケット独自の郷土料理やライフスタイルがあります。
プーケットを訪れたとき、もし機会があれば、プーケットの郷土料理を試してみることをおすすめします。特に、プーケットタウンの旧市街では、プーケット独自のローカルグルメが楽しめる老舗食堂がたくさんあります。
特に私が一番気に入っているのが、プーケットタウン で食べる 朝ごはん です。プーケットでは、朝6時くらいから営業して、お昼頃には閉まってしまう朝食専門の食堂がいくつもあります。実は、朝食専門の食堂って、バンコクではあまり見かけないんですよね。
以前はよくタイ人のダイバー仲間たちとシミラン島までクルーズでダイビングに行っていたのですが、早朝に船がプーケットに到着すると、朝食を食べにプーケットタウンに行くのが楽しみでした。
今でもプーケットに行くたびに、わざわざ朝食を食べにプーケットタウンに行って、食べ歩きを楽しんでいます。料理が美味しいのはもちろん、何よりも、プーケットの地元の人々の暮らしが垣間見れて、ビーチリゾートとは違うプーケットの魅力が感じられます。
プーケットタウン 朝ごはん おすすめメニュー4選と有名店
それでは、プーケットで是非食べてみてほしいローカル朝ごはんのメニューと有名店をご紹介しましょう!
カノムチーン
カノムチーンは、素麺によく似た細い米麺に、好みのカレーソースをかけて、様々な野菜をトッピングして食べるタイ料理の一つです。カノムチーンそのものは、タイ全国で食べられていますが、特にタイ南部ではよく朝ごはんとして食べられているのが特徴です。
カノムチーンにかけるカレーソースには、たくさんの種類があって、店先の大きなお鍋に入って並んでいます。自分の食べたいカレーソースを指さして、お皿に盛られたカノムチーンにかけてもらいます。テーブルには、カノムチーンのトッピング用の野菜がずらりと並んでいるので、好きなだけ自分でトッピングして食べます。
ここまではバンコクでも同じですが、プーケットでは、カレーソースだけでなく、ホーモックやナムプリックやトートマンプラーなどと一緒に食べるという独特の食べ方があるようです。さらに、トッピング用の野菜も、プーケット名産のパイナップルをはじめ、地元の珍しい野菜も並びます。
カレーソースやトッピング野菜は、とてもたくさん種類があって、私も全部を説明できるほど詳しくはありませんが、何よりカノムチーンを朝ごはんに食べていると、「プーケットに来たなぁ」と感じます。
カノムチーンの食堂は、プーケットタウンにある「パーマイ」や「メーティン」というお店が有名です。
カノムチーン・パーマイ(Khanom Chin Pa Mai; ร้านขนมจีนป้ามัย)
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カノムチーン・メーティン(Khanom Chin Mae Ting; ร้านขนมจีนแม่ติ่ง)
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ディムサム(点心)
中華系タイ人が多く住むプーケットでは、中華料理でお馴染みの点心も、朝ごはんとして食べられています。特に点心専門の朝食の食堂がたくさんあって、いろんな種類の点心がせいろに入って置いてあり、目移りしてしまいます。
自分の食べたい点心を指さすと、せいろごと蒸してくれて、湯気を立てながらテーブルに運んでくれるお店もあります。蒸したての湯気といい香りが食欲をそそります。もちろん、中国茶と一緒に食べましょう。
ディムサム専門の食堂は、「ブンラット・ディムサム」が有名です。「ブンラット」は、プーケットタウンの旧市街に2箇所とプーケットタウン郊外に1箇所の支店があり、朝からとても賑わっています。
カオトム(お粥)
点心と並んで、お粥も中華系の定番の朝食です。プーケットのお粥専門店の中では、朝食専門の「カオトムディーブック」というお店がお気に入りです。このお店では、好みでご飯や麺だけでなく、トッピングもスープもアレンジ出来るので、何度行っても飽きることがありません。
お粥については、朝ごはんとしてだけでなく、夕方の軽食として営業するお店もあります。カオトムヘン(汁なしお粥)が有名な「ゴーベンツ」というお粥専門店は、ミシュランでも紹介されるほどの大人気店ですが、こちらは夕方からの営業ですので、お間違いのないように。
「カオトムディーブック」の詳細は、別のページにまとめてありますので、是非参考にしてくださいね。
ロティ
ロティは、インド料理のナンに似た甘くないパンケーキのような食べ物で、インドネシアやマレーシアでも見られるマレー系の料理です。プーケットは長い歴史を振り返ると、もともとマレー文化圏だったようで、今でもイスラム教のマレー系住民がたくさん住んでいます。
マレー系料理のお店もあちこちにあり、有名なビーチのそばでは、バナナやチョコレートをトッピングした甘いロティを売る屋台をみかけます。
プーケットタウンでは、「テーオナーム」というマレー系の朝食専門店がとても有名で、美味しいので私も何度も通っています。
注文するとロティの生地を広げて大きなフライパンで焼いてくれます。焼きたてのロティにカレースープをかけて食べます。最初は「朝からカレーなんて胃にもたれそう」と思いましたが、意外にもカレースープがサラッとした食感で、あっさりとしていて、朝ごはんにピッタリです。好みで目玉焼きをプラスするとボリュームが増します。
何度行っても飽きることのない、美味しいプーケットのローカル朝ごはん。プーケットでは、ビーチの近くのリゾートホテルに泊まることが多いですが、朝食を食べるためにプーケットタウンに一泊したり、早起きして車を走らせることもあります。プーケットタウンには、まだまだ美味しい朝食のお店がありそうなので、これからも発掘するのが楽しみです。