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バンコクの予約困難なレストラン最新事情
バンコク予約困難店6選では、予約がなかなか取れないことで有名なレストランの中から、私が実際に行ったことがある6つのレストランをご紹介します。
2017年12月に初めてミシュランガイドが発売されるなど、今ではすっかり美食の都として知られるようになったバンコク。
世界各国で修行した実力のある若手タイ人シェフの登場、こだわりの料理をおまかせスタイルで提供するシェフズテーブルの流行など、次々と新しいレストランがオープンしていて、目を離すことができません。
そんな中、ちょうどコロナ禍の前となる2018年頃から、バンコクでは予約困難な人気レストランが注目されるようになってきました。
当時最も有名だったのが、アジアNo.1レストランに選ばれた「ガガン(Gaggan)」という創作インド料理レストラン。他にも予約困難店として有名なお店がいくつも現れました。
ところが、2020年に始まった新型コロナウイルスの流行で、タイでも飲食店の営業が規制されてしまい、レストランにとっては苦難の時期が訪れました。
2023年現在、そんなコロナ禍を乗り越えた人気店は見事に復活を果たし、以前にも増して予約が困難な状況になっています。
私も実際に予約してみたことがありますが、奇跡的に予約ができたのは幸運としかいえないくらい、どのお店もハードルが高いです。
希望の日時に予約が取れる保証はまずないので、予約が取れたらその日時に合わせて自分の予定を調整するくらいの覚悟が必要でしょう。
旅行などで短期間しかバンコクに滞在しない場合は難しいと思いますが、もし現地に知人がいたら渡航前に予約をお願いするなどして、チャンスがあれば是非トライしてくださいね。
それでは、バンコクの予約困難なレストラン6店をご紹介しましょう。
バンコクの予約困難店6選
1.ソーン(Sorn Fine Southern Thai Cuisine):タイ南部料理レストラン
ソーン(Sorn Fine Southern Thai Cuisine)は、2018年8月にスクンビット・ソイ26にオープンした一軒家レストランです。
どちらかと言えば垢抜けないイメージのあった南タイ料理を、食材にこだわりながら、洗練された料理として提供しています。その料理の美味しさとアイデアの素晴らしさに、たちまちバンコクの大人気レストランとなりました。
席が20席しかないため、今では予約をとるのは非常に困難となってしまいました。そして、オープンからわずか4ヶ月後に発表された2019年版ミシュランガイドブックでは、見事1つ星を獲得。最新のバンコクミシュラン2024年版では2つ星を獲得しています。(続きを読む)
ソーン バンコク (Sorn Fine Southern Thai Cuisine)2.バーンヌアン(Baan Nual):バンコク家庭料理レストラン
Baan Nual(バーンヌアン)は、バンコクの家庭料理を提供する大人気のタイ料理レストランです。2017年にカオサン通りに近いバーンラムプーに開店し、瞬く間に予約が取れない大人気のレストランになりました。
その後、2023年6月に王宮近くにあるフアンナコン通りに移転し、新装オープンしたばかりです。
Baan Nual(バーンヌアン)は20人も入れば満席の小さな家庭的なレストランです。まるで誰か知人の家を訪ねていったようなアットホームな雰囲気が魅力です。
2023年7月、新装オープンして間もないころ、絶対取れないと思って諦めていたBaan Nualで幸運にも食事する機会が訪れました。(続きを読む)
Baan Nual (バーンヌアン):予約の取れないタイ家庭料理レストラン3.サムラップサムラップタイ(Samrub Samrub Thai):タイ料理レストラン
Samrub Samrub Thai(サムラップサムラップタイ)は、プリンシェフ率いるタイ料理のシェフズテーブルのお店です。2022年11月にチャルンクルン通りからサラデーンに移転したばかりです。
プリンシェフは、以前バンコクのミシュランガイドで1つ星を獲得した「Nahm(ナーム)」というタイ料理レストランの料理長を務めていました。
2019年末、たった8人しか座れない小さなおまかせスタイルのシェフズテーブル「Samrub For Thai」をオープン。まもなく、予約の取れない大人気レストランとして一躍有名になりました。
そして、2022年11月にチャルンクルン通りからサラデーンに移転。「Samrub Samrub Thai(サムラップサムラップタイ)」に店名も変わりました。
同店では、一般的に知られるタイ料理ではなく、現在のタイ料理の源泉ともいえる、古典メニューや地方の民族料理をベースにしたディープなタイ料理が、洗練した雰囲気で楽しめます。(続きを読む)
SAMRUB SAMRUB THAI (サムラップサムラップタイ):学べるタイ料理レストラン4.セーン・ターティアン(Sang Tha Tien):タイ家庭料理レストラン
Sang Tha Tien (セーン・ターティアン)は、観光地として有名なワットポーの近くにある小さなタイ料理レストランです。2022年2月にオープン以来口コミで話題になり、今では数ヶ月待ちでないと予約ができないほどの人気店になりました。
古い製氷工場を改装した、目立たない小さなレストランは、友人の家を訪ねて行ったようなアットホームな雰囲気です。料理が得意なオームさんが、南タイ料理をベースにしたオリジナルのタイ家庭料理をサービスしています。(続きを読む)
Sang Tha Tien (セーン・ターティアン):予約の取れない謎のタイ料理レストラン5.ガガンアナンド(Gaggan Anand):創作インド料理レストラン
ガガンアナンド(Gaggan Anand)は、アジアNo.1レストランとして有名だった「ガガン(Gaggan)」のシェフが2019年にオープンした新しいレストランです。
以前のガガンと同様、インド料理の素材を採り入れた創作料理のレストランで、2019年11月のオープンと同時に、またもやバンコクの話題のレストランになりました。
素材、調理方法、温度、食感など、全てが計算され尽くした完璧な創作料理を楽しめるだけでなく、カウンター越しに間近にキッチンで調理する様子を見たり、シェフズテーブルのように直接ガガン氏と会話しながら食事ができるなど、楽しい演出が魅力です。(続きを読む)
ガガンアナンド (Gaggan Anand):バンコクの創作インド料理レストラン6.ヌサラー(Nusara):古典タイ料理レストラン
NUSARA (ヌサラー)は、ワットポーのそばに、2020年にオープンした古典タイ料理店です。バンコクのミシュランガイドで1つ星を獲得した「LE DU(ルドゥー)」のセレブシェフ、“トン”ことティティット氏による新しいコンセプトのレストランです。
レストランがあるのは、観光地として有名なワットポーそばの歴史ある「ターティエン市場」。200年前に建てられた古い市場の建物を、お洒落にリノベした小さなレストランです。
オープン当初はコロナ流行中で、なかなか行くチャンスがなかったのですが、気づいたら、あっという間に注目の大人気レストランになっていました。予約はもちろん必須で、場合によっては2ヶ月ほど待たなければならないほどです。(続きを読む)
NUSARA (ヌサラー): 創作タイ料理レストラン他にもあるバンコクの予約困難店
ご紹介した6店の他にも、予約困難店として話題になっているレストランがいくつかあります。私自身はまだ行ったことがないのですが、もしチャンスがあったら是非トライしてみてくださいね。
バンコク旧市街にある一回につき一組限定のタイ家庭料理レストラン
予約開始後数分で満席になるラーマ3世通りのタイ料理レストラン
チャン通りの予約困難なステーキハウス