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バンヤンツリー・プーケット のスパ付きプライベートビラ
バンヤンツリー・プーケットのスパ プールビラ(Banyan Tree Phuket Spa Pool Villa)は、バンヤンツリー・プーケットのワンランク上のラグジュアリーなプールビラです。1994年に開業したバンヤンツリー プーケットが、開業20周年を機に「スパ サンクチュアリー」を2015年にオープン、その後「スパ プールビラ」に名前が変更になりました。
バンヤンツリー・プーケットの客室はプール付きのプライベートビラが標準ですが、スパプールビラにはマッサージベッドまでついていて、自室でスパのトリートメントが受けられます。ワンランク上のエレガントなビラで、極上の癒しの時間が過ごせます。
バンヤンツリーホテルといえばスパと言われるほど、バンヤンツリースパのクオリティの高さは世界的に評価されています。独自にスパアカデミーを設立し、クオリティの高いセラピストを自社で養成しているほどです。
現在は、世界各国にリゾートスパを展開するバンヤンツリーホテルグループですが、実はグループ初のリゾートは、ここプーケットが誕生の地です。なかでも、スパプールビラでは、バンヤンツリーホテルが長い年月をかけて培ってきたスパやウェルネスをリゾートの中心に据え、自らの美しさや心身の健康を求める人々に究極のウェルネスライフを提供しています。
ラグジュアリースパがプライベートビラになった
バンヤンツリースパプールビラは、スパ好きの私にとって、オープン以来ずっと憧れの存在でした。なかなか行く機会に恵まれませんでしたが、ようやく2020年2月に念願が叶いました。現在はスパプールビラに名称が変わりましたが、宿泊当時はスパサンクチュアリービラと呼ばれていました。
バンヤンツリープーケットには以前宿泊したことがあったので、当日はいつも通り、バンヤンツリーのフロントレセプションに行きました。すると、スパサンクチュアリーのレセプションは、スパの建物にあるとのこと。あとで見てみると、スパのレセプションの向かいにスパサンクチュアリー滞在客専用のレセプションがありました(2022年現在は変更になっています)。スタッフの方がわざわざ来てくれて、バンヤンツリーのレセプションでチェックインをして、お部屋に案内して頂きました。
カートで少し遠くの方にあるスパプールビラのエリアに到着。ビラは1つ1つが独立していて、一軒家のように門と塀があります。門の中に入ると熱帯の植物が生い茂る美しい庭と大きなプライベートプールに迎えられました。
プールの脇には、ジャクジーが2カ所、庭にはテラスリビング、ダイニングコーナー、シャワーブースがあり、プールのそばに、スパ用ベッドが2台置かれたオープンエアのマッサージルームもあります。一歩足を踏み入れただけで、テンションがぐんと上がりました。
次に、客室の中に案内していただきます。客室は本当に広くて、独立したリビングルームとベッドルームとバスルームに分かれています。ガラス張りで明るく広々としたエレガントなリビングルームからは、庭の眩しい緑が楽しめます。
リビングには、大きなソファとワーキングデスクが置かれ、テレビやバーコーナーがあります。一般的なラグジュアリーホテルと違うのは、さりげなくデスクに置かれた、バンヤンツリーのオリジナルのマッサージオイル。
次にベッドルームに入って感動!ベッドルームの壁は三方が大きなガラス張りになっていて、ベッドルームの周りには睡蓮が美しく花開く池が取り巻いているのです。まるで蓮池に浮かんで眠るようなロマンチックなデザインです。
夜はボタン1つで全てのカーテンが閉まります。柔らかな布に囲まれた空間も、ラグジュアリーなテントの中にいるような非日常感があります。
続いてバスルーム。このバスルームこそ、最もスパサンクチュアリーらしい魅力に溢れた場所でした。ゆったりしたドレッシングルーム。総ガラス張りのトイレとシャワーブース(注:ブラインドは付いています)は、まるで屋外にいるように庭の緑が楽しめますが、本当のアウトドアではないため清潔感があります。シャワーブースはスチームサウナとして使用することもできます。
そして、バスタブは何とバスルームから一歩外に出た庭の一角にありました!最新の機器を備えたモダンなバスルームは快適で、ガラス張りのため昼間は明るく、常にガーデンの緑が目に入り、ナチュラル感も一杯です。スパリゾートらしく、アメニティも細かく配慮され、女性にとっては最高のバスルームだと思います。
充実したウェルネスアクティビティ
モダンで豪華なウェルネス志向のビラに加え、スパサンクチュアリーに宿泊するゲストは、コンプリメンタリー(無料)で様々なサービスが受けられます。まず、チェックインしてすぐ後に、ウェルカムドリンクとして、冷たいハーブティーとナッツやドライフルーツのおつまみがサービスされます。チェックイン時には、ビラの中で滞在中の様々なプログラムをスタッフの方と相談しながら決めて行きます(2022年現在はサービスが変更しています)。
滞在中は、1泊につき60分のマッサージが含まれていました。プライベートビラの中で、いわゆるスパのルームサービス。トリートメントはフェイシャルかボディが選べますが、ボディスクラブやボディラップなどと組み合わせたい場合には、バンヤンツリースパまで出かけていきます。
私は、一日目はボディスクラブも受けたかったので、ボディマッサージと組み合わせてスパで施療してもらいました。二日目は自分のビラにセラピストの方が来てくれて、完全にプライベートなフェイシャルマッサージ。自然溢れる美しいビラでの施療は本当に感動的でした。
また、ヨガやフィットネスや瞑想など、リゾートのウェルネスエリアで提供されるプログラムも利用できます。
私は今回2泊したのですが、1泊だけバスルームにボディスクラブセットがサービスされました。バスタブにお湯を張る間に、自然の原料を使用したフレッシュなスクラブを混ぜて、体に塗布していきます。
その後、アロマオイルとバラの花びらを浮かべたお湯に浸かります。夜だったので、暗闇の中で微かなライトの光を頼りに入浴するのは、ちょっとミステリアスな雰囲気でした。昼間のバスタイムならガーデンの眺めがきれいなので、次回もし機会があれば昼間も試してみたいです。
ほかにも、毎日1回ヘルシーなアフタヌーンティーがついていて、ビラにいるだけで盛りだくさんで、1日があっという間に過ぎて行きます。スパサンクチュアリーに宿泊する場合には、観光はしないで、ひたすらビラでおこもりステイを楽しむことをおすすめします。
スパサンクチュアリー専用の朝食レストラン
スパサンクチュアリーでの朝食には3つの選択肢がありました。1つ目は、バンヤンツリープーケットのウォーターフロントレストランでのブッフェ。2つ目はルームサービスで、自分のビラのプールサイドでプライベートな朝食をとることができます。そして3つ目は、リゾートの中の「Tre」というフレンチレストランでの朝食です。
Treは通常ディナーのレストランとして夕方のみオープンするのですが、バンヤンツリーの中でも、ダブルプールビラとスパサンクチュアリーに滞在するゲストだけは、朝食も利用できました。Treはスパサンクチュアリーのエリアからはかなり離れているので、私はビラの自転車を使って、サイクリングをしながら朝食に行きました。
水辺のレストランは、少人数のゲストしか利用しておらず、半分ビュッフェ、半分オーダーで、本当にゆっくりと食事ができました。ルームサービスも好きですが、いつも部屋にいるのも少し飽きてしまいます。かといって、ビュッフェだと少し忙しすぎるので、このこじんまりしたプライベート感覚のレストランはとても快適で印象的でした。
バンヤンツリー・プーケットの基本情報
Banyan Tree Phuket
住所:50/1 Rajdamnoen Road, Tumbol Sri Phoom, Ampher Muang, Chiang Mai 50200 Thailand
アクセス:プーケット国際空港から車で約25分