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プーケットタウンの伝説の老舗レストラン ラヤー プーケット
ラヤー プーケット (Raya Restaurant)は、プーケットタウンで1994年にオープンした人気レストランです。プーケットの郷土料理が食べられます。地元の人々だけでなく、プーケットを訪れたら必ず立ち寄りたいレストランの一つと言われるほど、タイの人々には全国的に有名です。
ある大雨の昼下がり、久しぶりにラヤーにランチを食べに行きました。土砂降りの天気なのに、お昼時になると次から次へとお客さんが入ってきました。しかも、お客さんのほとんどはタイ人。タイ料理をよく知る味にうるさいタイ人が、雨の中をわざわざやってくるというだけで、このお店がどれほど人気があるかがわかります。
ラヤーレストランは、タイのミシュランガイドでも、ビブグルマン(良心的な価格で価格以上の満足感が得られるお店)に選ばれています。
シノポルトギース様式のレトロ可愛い店内
ラヤープーケットは、プーケットタウンの旧市街(オールドタウン)の一角にあります。旧市街には、昔プーケットが錫鉱山で栄えていた頃に、ペナンから移住してきた華人が建てた「シノポルトギース様式」と呼ばれる西洋建築と中国建築がミックスした独特の様式の建物が、今でも多く残っています。
ラヤーのレストランも、100年以上前に建てられたシノポルトギース様式の一軒家を改装したもの。明るいライトイエローの外壁が目印のレトロで可愛いお店です。店内は、カラフルなタイルの床やレトロなランプや絵画で装飾され、古き良きプーケットらしい雰囲気です。お店の1階に少人数用のテーブル席があり、2階はグループや会食用の席があるそうです。
その日はお店が混んでくる12時の少し前に行ったら、なんとか予約なしでも席に案内してもらえましたが、少し経つとどんどんお客が入ってきて、満席になってしまいました。
プーケットの郷土料理とは?
ラヤーでは、通常のタイ料理とは少し変わった、プーケットの郷土料理が楽しめます。タイ料理と一口に言っても、地方によって特産品や名物料理があり、南部では辛味の強いイエローカレーやシーフード料理などが有名です。プーケット名物のクン シアップ(小海老を皮ごと串焼きにして燻製にしたもの)、タイ南部の雨季の特産であるミアン菜、苦みのあるサトー豆などがあります。
ラヤーでは、タイ南部の食材を使ったプーケットの伝統的な料理を、ラヤーのオリジナルレシピで調理したメニューの数々が楽しめます。
メニューには、最初のページにお薦め料理の一覧がありますので、迷ったらこの中から選びましょう。特に有名なのが大きな蟹肉がゴロゴロ入ったイエローカレーです。細い米麺と一緒に食べます。ラヤーの看板メニューなので、初めて行く方は、まずこの蟹カレーを選びましょう。どのメニューも本当に美味しいので、あとはお好みで選んでみてくださいね。
次々とオープンする ラヤー プーケット の姉妹店
ラヤーを最初にオープンしたクラープさんという女性は、すでに80歳を超えるご高齢。料理上手なクラープさんのオリジナルレシピが好評で、あっという間に有名店になりました。今でも現役で活躍していますが、お店が繁盛するにつれて、多くの家族や親戚に助けてもらいながら、営業を続けてきました。
クラープさんの下でレシピを習得した親族の中には、独立して新たなレストランを開店させる人も出てきました。現在3店舗ありますが、どのお店も、本店のラヤーと同様、あるいはラヤー以上に美味しいプーケット料理が楽しめて、とても人気です。
まず、プーケットタウンのラヤー本店のすぐそばにできた「ワンチャン」。同じくプーケットタウンですが、旧市街(オールドタウン)から少し離れた「チョムチャン」。さらに、バンコクにも「プラーイラヤー」がオープンして、プーケットに行かずに、バンコクでもラヤーの料理が楽しめます。どのお店もお薦めですが、やはりプーケットに行くことがあれば、ラヤーの本店は一度は訪れてみていただきたいと思います。
ラヤーの姉妹店の詳細はこちらのページをご覧ください!
プラーイ ラヤー バンコク (Prai Raya) ワンチャン レストラン (One Chun Restaurant) Chomchan チョムチャン プーケット料理 レストランラヤー プーケット の基本情報
Raya Restaurant
住所:48/1 Dibuk Road, Talad-Yai, Muang, Phuket 83000 Thailand
営業時間:10:00〜22:00
アクセス:プーケット国際空港から車で約40分
公式サイト:https://www.rayarestaurant.net