ザレヴェリーサイゴンスパ（The Reverie Saigon）

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まばゆい輝きを放つベトナム最高峰のザレヴェリーサイゴンスパ
ラグジュアリーでエレガントなスパレセプション
美しすぎるドレッシングエリアと充実のアメニティ
コンテンポラリーなスパトリートメントエリア
ベトナムの伝統療法を応用したトリートメント
マニアックなブランドが揃うスパプロダクツ
ザレヴェリーサイゴンスパの基本情報

まばゆい輝きを放つベトナム最高峰のザレヴェリーサイゴンスパ

ザレヴェリーサイゴンスパ (The Spa at The Reverie Saigon) は、ベトナムのホーチミンにあるラグジュアリーホテル、ザレヴェリーサイゴン (The Reverie Saigon) のスパです。イタリアの一流ブランドのインテリアに埋め尽くされた美しいホテルに相応しく、どこを見ても隅々まで美しく装飾されたエレガントなスパです。

美しすぎる装飾

スパレセプションエリア

リゾートスパと比較すると、サプライズの少ないシティホテルのスパですが、このザレヴェリーサイゴンスパでは、シティホテルでありながらも、その限りなく完璧な美しさと豪華な施設に、始終驚きながら、最高のリラクゼーションタイムが過ごせます。

シャワールームの壁は伊シチス社のモザイク

ラグジュアリーでエレガントなスパレセプション

スパはホテルの6階に入口とレセプションがあります。入口には、B&Bイタリア社の美しいデザインの椅子が置かれています。広いレセプションエリアは、真っ白な大理石をふんだんに使用し、金色のモザイクタイルの装飾がアクセントになっています。レセプションエリアの真ん中に、このスパの象徴ともいえる豪華な金のモザイクタイルで装飾を施したらせん階段があります。床にはローズ色のカーペットが敷かれ、白い天井には美しい曲線の装飾が施されていて、豪華な中にも女性好みのフェミニンな雰囲気が漂っています。窓のカーテンも窓際のテーブルも全てがエレガントで、この空間にいるだけで優雅な気分になります。

スパレセプション

美しすぎるドレッシングエリアと充実のアメニティ

スパでは、まず窓際の椅子に案内され、ウェルカムドリンクを頂きながら、問診票を記入します。その後、6階にあるドレッシングルームに案内されます。ドレッシングルームには、ロッカーとドレッサーのほか、シャワーやサウナの設備が揃っています。このドレッシングルームは今までどのホテルスパでも見たことがないくらいラグジュアリーなものでした。

ドレッシングエリア

広いドレッシングルームは、全体に大理石が敷き詰められ、内装もアメニティも注意深く選び抜かれた、美しく機能的なもので揃えられています。シャワールームの壁には、イタリアのシチス社の美しいモザイクタイルの装飾が施されています。サウナは2種類あり、1つはヒマラヤのピンクソルトを使用した塩サウナです。もう1つはスチームサウナで、ライティングやアロマに凝ったものです。

ヒマラヤのピンクソルトを使用した塩サウナ

ロッカーは上下に分かれた大きめのロッカーが使用できます。驚いたのはロッカーのアメニティの充実ぶりです。なんとバスローブもスリッパも、全てサウナやシャワーの使用時に、水に濡れても大丈夫なものが一組、そしてシャワーの後トリートメントルームで使用するものが一組準備されているという周到ぶりです。機能面でもこれほどサービスが行き届いているスパは、私自身は初めて体験し、本当に感動しました。ロッカー1つでこの有様ですから、他のアメニティの細やかさは説明するまでもないでしょう。見た目の美しさだけではない、サービスのよいスパというのは、本当に気持ちがいいものです。

アメニティが充実したロッカー

このほかにも、プールやジャクジーなどの設備も揃っています。これらの設備をゆっくりと時間をかけて楽しむことができるよう、スパを予約した際には、トリートメントの予約時間の45分以上前に来て下さいと案内されました。

大理石で埋め尽くされたドレッシングエリア

コンテンポラリーなスパトリートメントエリア

サウナで体を温め、軽くシャワーを浴びてから、スパ用のガウンに着替え、いよいよ7階のトリートメントエリアに向かいます。あの豪華ならせん階段を一歩一歩上っていきます。7階は、華やかな6階とは少し雰囲気が変わって、天井のフローラルアートと木製の壁が続きます。1階よりもコンテンポラリーで、落ち着いた印象です。

らせん階段を上がって7階のスパエリアに

落ち着いた雰囲気のトリートメントエリア

ランプを持ったセラピストに案内されながら、トリートメントルームに向かいます。トリートメントルームは10部屋あり、窓から明るく採光され、窓からの眺望も素晴らしいです。ドレッシングルームが充実しているため、トリートメントルーム内の設備はシンプルで、ベッドのみ、あるいはベッドとシャワーブースのみの部屋となっています。タイと同様、トリートメントの前にフットバスで足を洗ってもらいます。

眺望の良い明るいトリートメントルーム

ベトナムの伝統療法を応用したトリートメント

スパメニューは、目移りするくらい魅力的なメニューが目白押しでした。今回時間がなかったため、泣く泣く1時間のみのトリートメントを選びました。迷いに迷って選んだのは、ベトナムらしいヤッホイと呼ばれる吸玉療法を応用したトリートメントです。ガラスのカップの口に火を灯し、カップの中の温度を温めて肌に吸着させるマッサージ方法です。

ツインのトリートメントルーム

ベトナムの伝統的な吸玉療法

もともとはとても庶民的な療法ですが、ホテルのスパらしく、施療の内容はもっと洗練されていました。背中に吸玉療法を施し、英国のイラ（ila）の製品を使って全身のオイルマッサージをしてもらいます。熱いかなと心配していましたが、熱さはそれほど感じることなく、カップを当てた後のアザも残りませんでした。快適なマッサージで、施療中は気持ちよく眠りに落ちてしまいました。施療が終わると、ドレッシングルームで着替え、レセプションエリアに戻ってリフレッシュメントの温かいお茶とドライフルーツを頂きました。

クラシックベトナミーズ（Classic Vietnamese）　60分

施療後のリフレッシュメントのお茶とドライフルーツ

マニアックなブランドが揃うスパプロダクツ

今回は時間がなかったため、いろいろなトリートメントを試すことが出来ませんでしたが、ザレヴェリーサイゴンスパのすごさは、使用するスパプロダクツにも表れています。ここでは、世界的に注目を浴びている英国のイラ（ila）やアイルランドのヴォヤ（Voya）などのブランドを使用しているのです。

マニアックな品揃えのスパプロダクツ

イラの製品は、化学物質を徹底的に排除したこだわりの原材料のみを使用したもので、タイではフォーシーズンズホテルのスパなど、数カ所で使用されているほか、日本では唯一シャングリラホテルのスパで使用されています。

イラ社のボディマッサージオイル

ヴォヤの製品はアイルランドの西海岸にあるストランドという町の海藻を使用した自然療法から応用されたもので、タイではプーケットのマラスパ（キーマラ）のみ、日本には未上陸の製品です。さすがはザレヴェリーサイゴンのスパらしく、どちらも国際的に高く評価されているかなりニッチなブランドといえます。ベトナムのリゾートスパはレベルが高いのに、リゾートスパをさしおいて、ベトナム最高峰スパと評価されているのも納得です。次回訪れる機会には、もっとじっくり時間をかけてトリートメントを楽しみたいです。