Velaa ランスワン|王室ゆかりのシントーン・ビレッジ内の緑あふれるモール

Velaa ランスワン

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Velaa(เวลา/ウェラー)はタイ語で「時間」を意味します。

同じBTSチットロム駅から徒歩圏でありながら、バンコク都心の賑やかなラチャプラソン交差点とは対照的に、緑に包まれたシントーン・ビレッジの一角にあるこのコミュニティモールは、その名のとおり、ゆっくりと時間を過ごしたくなる場所です。

Velaa ランスワン
ランスワンにある緑あふれるモール「Velaa」

ランスワンの新しい顔となったシントーン・ビレッジを、その成り立ちから読み解いてみましょう。

周辺のホテルや過ごし方は、[バンコク・チットロム&プルンチットガイド]もあわせてご覧ください。

Velaa ランスワン
「Velaa(ウェラー)」はタイ語で「時間」を意味する

ランスワンという街の変遷

バンコク随一の商業エリアであるラチャプラソン交差点のすぐ近くに、ランスワンと呼ばれる高級住宅街があります。

このあたりは、バンコク各地に広大な土地を持つ王室財産管理局(CPB)が所有する土地で、民間の開発業者に土地をリースする形で開発が進められ、かつては「バンコクの青山通り」と言われるほど閑静で洗練された住宅街として知られていました。

ランスワン通り
閑静な住宅街として発展したランスワン通り

ところが、バンコクの他のエリアが急速に発展していくなかで、ランスワンの開発は停滞し、存在感がやや薄れていた時期があります。

流れが変わったのは2018年ごろです。

CPB傘下のサイアム・シントーン(Siam Sindhorn)が、土地を貸す立場から一歩進んで自ら開発に乗り出し、2020年に高級複合施設シントーン・ビレッジ(Sindhorn Village/สินธร วิลเลจ)が誕生しました。

ランスワン通り
高層レジデンスが立ち並ぶ現在の街並み

ランスワン(หลังสวน)という地名は、直訳すると「公園の後ろ」。ランスワン通りの先にあるルンピニ公園の延長線上にあるエリアとして、豊かな緑をまとった街区が生まれたことになります。

王室の不動産を管理する準政府機関が、単なる土地の所有者から、街づくりの担い手へと立場を変えたこと。それがこの変化の大きな特徴です。

ホテル、住居、飲食が一体となった、統一感のある街が生まれ、ランスワンは、静かな住宅街から、バンコクの今を映す場所へと姿を変えました。

ルンピニ公園
ルンピニ公園の豊かな自然と連なる

シントーン・ビレッジとウェラー

ラチャプラソン交差点とは逆方向にある複合施設には、個性の異なる2軒のラグジュアリーホテル、シントーン・ケンピンスキーとキンプトン・マーライ、そして高級レジデンスが立ち並びます。

シントーン・ビレッジ
シントーン・ビレッジは、ホテル、レジデンスも集まる複合施設
キンプトン・マーライ・バンコク
IHG系のライフスタイルホテル、キンプトン・マーライ・バンコク
シントーン・ケンピンスキー・ホテル・バンコク
建築デザインの美しいシントーン・ケンピンスキー・ホテル・バンコク

トロピカルガーデンの緑がエリア全体をやさしくつなぎ、ランスワンの新しい人気スポットになりました。

シントーン・ビレッジ・ガーデン
シントーン・ビレッジ内のトロピカルなガーデン

ホテルの滞在者も、周辺に暮らす人々も、同じ緑の庭を眺めながら過ごせる構成です。ウェラーはその一角にある、お洒落なコミュニティモールです。地下にはスーパーマーケットも入り、観光客だけでなく、周辺に暮らす人々の日常にも根づいています。

Velaa ランスワンのレストラン
Velaaは、ガーデンの緑を楽しみながら過ごせるモール

半オープンの美しいデザインのモールは、1階と地下に多彩な店舗が入っています。

特に1階は、キンプトンのガーデンを借景に食事ができる中華系タイ料理店「ローンシー・ポーチャナー」や、ストリートフードをおしゃれに楽しめる「コーリミテッド」など、魅力的なレストランが揃います。

Velaa ランスワンの地下一階
地下一階にはスーパーマーケットと多くの飲食店が入る

ペットフレンドリーなので、愛犬を連れて散歩するランスワンの住民の姿も見かけます。現代のバンコクのライフスタイルを垣間見られるのも、この場所ならではでしょう。

Velaa ランスワン ペットフレンドリー
ペットフレンドリーなので、愛犬と一緒に利用する人も多い

次々に生まれる話題の店

ウェラーの面白さは、他にはないオリジナルの店が次々にオープンし、何度訪れても飽きさせないバラエティの豊かさにあります。

たとえば、東京の2つ星レストラン「フロリレージュ(Florilège)」の川手寛康シェフが手がけるかき氷店「Oyatsu no Jikan by Azuki to Kouri」は、公式サイトによれば日本国外で初の店舗です。

オープン時にはSNSで大きな話題になっていました。店名は「おやつの時間」を意味するそうで、「時間」を名に持つウェラーと響き合うのも、偶然にしては印象的です。

Oyatsu No Jikan by Azuki to Kouri
海外初出店で話題となった川手寛康シェフのお店

私の友人がこのあたりに住んでいて、ウェラー内に新しい店がオープンするたびに「今度はこんな店ができたよ」と教えてくれるのですが、そのラインナップの充実ぶりにはいつも驚かされます。

Velaa ランスワン
話題のお店が次々とオープンするのも魅力

ウェラー内の私のお気に入り

私も何度か訪れましたが、特に好きなのは「ローンシー・ポーチャナー」です。

バンコクに多く暮らす潮州系華人の食文化を映し、「カオトムグイ」と呼ばれる中華粥や、シーフードを使った中華系タイ料理が美味しく、トロピカルガーデンが見えるオープンエアのテラス席や、中華の意匠を意識したお洒落なインテリアも印象的です。とても人気なので、事前予約をおすすめします。

また、バンコクの一つ星レストラン「サムラップ・サムラップ・タイ」のシェフとして人気のプリンシェフと、国際的な料理経験を持つナットシェフの初のコラボレーションが「Vilas(ウィラート)」です。

Vilas
クリエイティブなVilasの料理

伝統的なタイ料理に国際的な食材を組み合わせた、創造性あふれる料理が楽しめます(詳細は別のページで紹介しています)。

Vilas・バンコク・タイ料理 Vilas(ウィラート)|バンコクで味わう、伝統と革新のネオ・タイ・キュイジーヌ

もう一つの話題は、地下駐車場にあるシークレットバー「Kouji Alchimest」です。意外なロケーションに驚かされるうえに、アールデコ調の隠れ家のような空間で、美味しい日本酒を味わえます(詳細は別ページの記事をご覧ください)。

Kouji Alchemist
Kouji Alchemist
Kouji Alchemist バンコク Kouji Alchemist(コウジ・アルケミスト)|バンコク・ランスワンの隠れ家バーで日本の発酵文化を楽しむ

バンコクの最新のライフスタイルを感じる場所

ウェラーは、目的の店をめざして訪れるのも、ふらりと立ち寄るのも楽しい場所です。人気店は予約が必要なこともあるので、行きたい店が決まっている日は、事前に確認しておくと安心です。

一方で、地下のスーパーマーケットやカジュアルな店は、散歩の途中に気軽に立ち寄れます。新しい店が次々に増えているため、訪れる際は最新の情報もあわせて確認してください。

キンプトン・マーライやシントーン・ケンピンスキーに宿泊したら、ぜひウェラーにも立ち寄ってみてください。

最新のバンコクのライフスタイルを感じる、暮らすような滞在を楽しめるはずです。「時間」を名に持つこの場所で、バンコクの流れる時間を、少しだけゆっくり味わってみてください。

Velaa ランスワン

ウェラー(Velaa)ランスアンの基本情報

Velaa Sindhorn Village Langsuan
住所:87 Lang Suan Rd., Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330 Thailand
アクセス:BTSチットロム駅の東側出口から南へ徒歩約12分
Facebook: Velaa Singdorn Village Langsuan

ウェラー(Velaa)のマップ

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