パーフェクトな バンコク 観光 を実現する大人女子旅ガイド
タイ旅行で今一番人気のあるバンコク。バンコクの魅力は、タイの歴史や文化を感じさせる壮麗な寺院や古い町並みと、タイの首都として急速に発展する大都市の魅力が同時に楽しめるところです。お洒落なカフェやスパなど、大人女子旅で楽しめるスポットも満載。何度も訪れるリピーターがとても多いのも特徴です。初めてバンコクを訪れるビギナーの方も、リピーターの方も楽しめる、パーフェクトなバンコク滞在のための バンコク 観光 おすすめ 10選をご紹介しましょう。
1.定番中の定番、三大寺院めぐり
エメラルド寺院
バンコク観光のおすすめといえば、黄金に輝く仏像や煌びやかな寺院が定番中の定番です。最も有名な三大寺院は、エメラルド寺院、ワット ポー、ワット アルン(暁の寺)です。バンコクが初めてなら、この3つの寺院は絶対に訪れるべきでしょう。ただ、観光地として有名なだけに、世界中の観光客が集まっていて、いつも異常に混雑しています。また、一つ一つの寺院はすごく大きくて広いので、観光に行くと暑さと人混みで疲れてしまいます。3つ全部を見なくても、1つ見ただけでも満足なくらいです。また、寺院の周囲には観光客を狙った詐欺師や、ぼったくりタクシーもたくさんいるので、要注意です。
ビギナーの方には、日本語ガイド付きの半日観光ツアーを強くおすすめします。日本語を話せるタイ人のガイドさんが、広い寺院を効率的に回ってくれるし、詐欺も近づいてきません。バンコクには、H.I.S.、JTB、Wendy Tourなど、たくさんのツアー会社があるので、ホテルのフロントやウェブサイトでチェックして下さい。また、タイ人の個人ガイドが手配できるTakeMeTourなどのシェアリングサービス(英語のみ)を利用して、プライベートツアーで行くこともできます。
リピーターの方は、ツアーではなく自分で行ってみましょう。一番のおすすめは、ワット アルンです。最近大規模な改修が行われ、古い寺院が真新しい白い寺院に生まれ変わりました。カラフルなモザイク調のタイル模様がフォトジェニックで、可愛いもの好きの女子トラベラーの人気スポットになっています。川をはさんで対岸には、お洒落なカフェやレストランがたくさんあるので、寺院観光の帰りにカフェ巡りを楽しむこともできます。また、リバーサイドのカフェやレストランからは、対岸にあるワット アルンの眺めも楽しめます。 あるいは、インスタグラムで有名なワット パクナムなど、三大寺院以外にも多くの美しい寺院がありますから、リピーターの方は是非バンコクの他の寺院も訪れてみて下さい。
ビギナー: 三大寺院を巡る半日観光ツアー
リピーター: ワット アルンとお洒落カフェ巡り、ワット パクナム など
ワット アルン (暁の寺)
ワット ポー
2.バンコク近郊のアユタヤ世界遺産
ワット プラ シーサンペット
バンコクから車で約1時間で行けるアユタヤ世界遺産も定番の観光スポットです。500年以上前の古い寺院の遺跡が広範囲にたくさん散らばっていて、見どころ満載ですが、1日で全部を見て回るのはとても大変です。また、アユタヤの街での移動には車が必須です。
ビギナーなら、基本はやはりツアーです。さきほどの三大寺院巡りと同様、日本語ガイド付きのツアーを利用すれば、最も人気のあるおすすめの遺跡だけを効率的に回ってくれます。象に乗れるツアーもありますよ。
リピーターの方もツアーはやっぱり便利です。アユタヤ遺跡の夜景を楽しむライトアップツアーや片道だけ船でアユタヤに行くツアーなど、1回目とは違うパターンのツアーを選ぶのもいいですね。また、時間と予算に余裕があれば、アナンタラ ホテルが運営する2泊3日の優雅な アナンタラ アユタヤ クルーズ もあります。でも、多分見学する寺院は1回目とほぼ同じでしょう。
ツアーでは行かない寺院に行きたいなら、車を手配して個人で行ってみましょう。自分の行きたい遺跡だけをゆっくり見て回れるし、最近アユタヤに増えているお洒落カフェで休憩することもできます。
ビギナー: アユタヤ半日観光ツアー
リピーター: アユタヤ ライトアップ ツアー、アユタヤクルーズ など
ワット ヤイ チャイモンコン
アユタヤ遺跡のライトアップ
アユタヤの人気カフェ、バーン カオ ノム
3.最新のお洒落タイ料理レストラン
ミシュラン2つ星を獲得した正統派タイ料理 R-HAAN
バンコクのダイニングシーンは、今めざましい変貌を遂げています。タイ料理のレストランは本当にお洒落になって、見た目も味覚も洗練されてきました。2017年12月には、ついにミシュランのバンコク版が発表され、今やバンコクは世界的な美食の街になりました。数え切れないほどのレストランが次々とオープンするなかで、どのレストランに行けばいいのか、本当に迷ってしまいますよね。
ビギナーなら、まずはお洒落な雰囲気で楽しめる伝統的なタイ料理のレストランに行ってみましょう。おすすめは、ミシュラン2つ星を獲得したR-HAANやオリエンタルホテルの元料理長がオープンしたカーオ です。どちらも実力のあるシェフが伝統的なタイ料理をより洗練した料理に仕上げています。落ちついた雰囲気で、サービスもよいので接待などにも使用されています。
リピーターの方は、モダンタイ料理のレストランを試してみましょう。有名シェフが腕をふるう、まるで西洋料理のような美しい盛り付けの洗練された最新のタイ料理が体験できるでしょう。ペースト バンコク や イッサヤ サイアミーズ クラブ など、たくさんのおすすめレストランがあります。(バンコク タイ料理 レストラン お洒落で美味しいお店 9選 を見る)
ビギナー: R-HAAN、カーオ など
リピーター: ペースト バンコク 、イッサヤ サイアミーズ クラブ など
盛り付けが美しいタイ料理 ペースト バンコク
オリエンタルホテルの元料理長がオープンしたカーオ
イッサヤ サイアミーズ クラブ
4.超高層ビルから夜景を一望するルーフトップバー
スカイバー
バンコクのルーフトップバーは、今やバンコク観光に欠かせない、定番スポットとなりました。バンコクの比較的新しいホテルの屋上には、必ずといってよいほどルーフトップバーがあります。50階以上の超高層ビルの屋上からのバンコクの美しい夜景やサンセットは感動的で、バンコクの旅を忘れられないものにしてくれるでしょう。
特に有名なのは老舗のルブアホテルの スカイバー バンコク とバンヤンツリーホテルの バーティゴ ムーンバー です。この2つは、バンコクの二大ルーフトップバーで、一度は訪れてみるべきでしょう。但し、非常に有名なので、いつも混雑しているし、お値段もかなり強気なのが難点です。
バンコクには、ほかにも素敵なルーフトップバーがたくさんあるので、リピーターなら、あえてこの2つのルーフトップバーは避けて、他のルーフトップバーに行くのもよいでしょう。特におすすめは、マリオット スクンビット ホテルの オクターブ ルーフトップバー とセントラル ワールド の レッドスカイ ルーフトップバー です。ほかにも穴場のルーフトップバーがたくさんあります。(バンコク ルーフトップバー 20選(2022年版)を読む)
ビギナー: スカイバー、ヴァーティゴ ムーンバー
リピーター: オクターブ ルーフトップバー、レッドスカイ ルーフトップバー など
ヴァーティゴ ムーンバー
オクターブ ルーフトップバー
レッドスカイ ルーフトップバー
5.スパ先進国タイのラグジュアリーなスパ
パンピューリ ウェルネス スパ
タイは世界的なスパ先進国です。本格的な技術、エキゾチックなデザイン、行き届いたサービス、そしてお値段も日本に比べたら半分ほどです。バンコク滞在中に、是非一度は本格的なスパを体験してくださいね。スパには、一流ホテルの中にあるラグジュアリーなホテルスパ、ショッピングモールの中にあるテナント型のタイコスメ スパ、一軒家スパなど、様々な形態があります。スパの数が多い分、料金が同程度であっても、サービスや技術にばらつきがあるので、慎重に選ぶことをおすすめします。
最も無難なのは、ショッピングモールの中のタイコスメブランドの直営スパです。行きやすく、クオリティも安定していて、料金もそれほど高くありません。ビギナーなら、パンピューリ ウェルネス スパ やTHANNターン スパ ゲイソーン などがおすすめです。(タイコスメ スパ ベスト5を読む)
一番おすすめしたいのはラグジュアリーなホテルスパです。料金は高くなりますが、バンコクには世界的に高く評価されているレベルの高いホテルスパがたくさんあります。ただし、一流ホテルであっても、スパに特に力を入れているホテルとそうでないホテルがあります。スパのクオリティにこだわるなら、ペニンシュラ スパ や バンヤンツリー スパ バンコクがおすすめです。タイらしい雰囲気の オリエンタルスパ バンコク も人気があります。(バンコク ホテル スパ ベスト10を読む)
ビギナー: パンピューリ ウェルネス スパ、THANN ターン スパ ゲイソーン など
リピーター: ペニンシュラ スパ、バンヤンツリー スパ バンコク、オリエンタル スパ バンコク など
THANN ターン スパ ゲイソーン
バンヤンツリー スパ バンコク
オリエンタルスパ バンコク
6.ホテルのアフタヌーンティーで優雅なひととき
オーサーズ ラウンジ のアフタヌーンティー
バンコクの定番アクティビティの一つが、一流ホテルの優雅なアフタヌーンティーです。バンコクの一流ホテルならほとんどと言ってよいほど、アフタヌーンティーのサービスがあります。せっかくなら、とびきりラグジュアリーなホテルで贅沢なひとときを楽しみましょう。また、タイ菓子のセットがサービスされるところもあります。
ビギナーなら、バンコクで最も歴史と格式のあるオリエンタルホテルの オーサーズ ラウンジ がおすすめです。優雅なコロニアル様式のラウンジは、バンコクを象徴するフォトスポットの一つにもなっています。サービス、クオリティともバンコクの最高級ホテルにふさわしいもので、充実したティータイムが楽しめるでしょう。
リピーターなら、穴場のホテルを狙いましょう。バンコク都心から少し離れた ザ サイアム ホテル のザストーリーハウス は、個性的でリゾート感あふれるホテルのティールームです。また、120年以上前に建てられた貴族の洋館を改装したWバンコク ホテル の ザ ハウス オン サトーン では、南国風のお洒落な中庭でアフタヌーンティーを楽しむことができます。
ビギナー: オーサーズ ラウンジ
リピーター: ザストーリーハウス、ザ ハウス オン サトーン など
ザストーリーハウス
ザ ハウス オン サトーン
7.フォトジェニックなバンコクのカフェ巡り
フェザーストーンカフェ
バンコクは今空前のカフェブームです。次々と新しいお洒落なカフェが登場し、一昔前には考えられなかったほど、コーヒーの質も高くなりました。フォトジェニックなカフェもたくさん登場し、タイ人のカフェ好き女子が写真を撮って楽しんでいます。中には、ブルー ホエール カフェ や フェザー ストーン カフェ など、インスタグラムで日本人の女子旅の定番になったカフェもあります。バンコクの街を歩きながら、新しいかわいいカフェを発見するのは本当に楽しいです。
バンコクビギナーは、まずBTS(高架鉄道)やMRT(地下鉄)沿線のカフェを試してみましょう。タイ発人気アパレルブランド「スレトシス」が直営するスレトシスパーラーは、BTSプルンチット駅に直結するセントラルエンバシーというショッピングモールにあります。また、ワットポーの近くのブルーホエールカフェは、最近MRTブルーラインの延線でぐんとアクセスしやすくなりました。リピーターならバンコクで最近流行りの中華街のレトロカフェや少し郊外の隠れ家カフェもトライしてみましょう。(バンコク カフェ ログ を読む)
ビギナー:ブルー ホエール カフェ、スレトシス パーラー など
リピーター:マザーロースター、バーンアチャーンなど
スレトシス パーラー
古い倉庫を改装した旧市街のカフェ マザーロースター
8.チャオプラヤ川のディナークルーズ
スパンニガー ディナー クルーズ
チャオプラヤ川の船上でディナーを楽しみながら、ライトアップされた川沿いの寺院や王宮などを見学するディナークルーズは、昔ながらの バンコク 観光 の定番です。ディナークルーズには、ライブバンドの入ったインターナショナル ビュッフェのパーティ クルーズや、一流ホテルが運営するクラシカルなタイ料理ディナー クルーズなど、いくつかのタイプがあります。
ビギナーであれば、バンヤンツリー ホテル バンコクのアプサラークルーズなど、伝統的なタイ料理を楽しめるホテルのディナークルーズをおすすめします。
もうすでにホテルのディナークルーズを体験したリピーターの方には、 バーン カニタ クルーズ など、人気タイ料理レストランが直営するディナークルーズをおすすめします。美味しいタイ料理が楽しめるので、バンコク在住者にも人気があります。
ビギナー: アプサラー クルーズ など
リピーター: バーン カニタ クルーズ
ワットアルンのライトアップ
9.タイの歴史と文化に触れるミュージアム
ジムトンプソンの家
バンコクには、タイの古い家屋や洋館を利用した素敵なミュージアムがたくさんあります。タイの文化や歴史が学べるだけでなく、散策しているだけでも楽しめるでしょう。特に有名なのは、タイシルク王として有名なジムトンプソンの家です。ジム トンプソンが暮らしたタイ様式の家や彼が収集した骨董品のコレクションが見学できます。駅からも近く、日本語の説明もあるので、ビギナーの方におすすめです。ショップやレストランも併設しています。
リピーターの方は、まだガイドブックでもあまり紹介されていない穴場のミュージアムに行ってみましょう。例えば、王宮の敷地内にあるシリキット王太后がプロデュースしたクイーンシリキットテキスタイル博物館では、クラシカルな洋館でタイの織物文化などの展示が行われています。
ビギナー: ジムトンプソンの家
リピーター: クイーンシリキットテキスタイル博物館 など
クイーンシリキットテキスタイル博物館
10.ローカル気分も味わえるナイトマーケット
バンコク ナイトマーケット
バンコクには、夜だけオープンする巨大なローカルマーケットがいくつかあり、タイ人の若者でとても賑わっています。マーケットで売られている商品は、日常品などが多く、外国人にはあまり興味がないかもしれませんが、ぶらぶら歩いてみるだけでも十分に楽しめるでしょう。
ナイトマーケットで最も有名なのは、もともと観光客向けに作られたチャオプラヤ川沿いのアジアティークで、ビギナーにおすすめです。手頃な値段のタイ雑貨のお店も多く、お土産を買ったりするのにもいいでしょう。また、タイ料理や居酒屋など、レストランの種類も数も多く、何度行っても楽しめます。コロナで観光客が減って閑散としてしまいましたが、近くにカペラバンコクやフォーシーズンズバンコクといった新しいラグジュアリーホテルも出来て、コロナ感染防止規制が緩和され、観光客が戻ってくれば、また賑やかになるでしょう。
リピーターの方は、最近出来たばかりのクリエイティブなナイトマーケットにも散策してみましょう。MRTラーマ9世通り駅のそばにオープンしたばかりの「Jodd Fair」は、ローカルの若者に大人気の最新のナイトマーケットです。一方、バンコクの少し郊外にある鉄道市場シーナカリンは、日常的なマーケットの奥に広がるアンティーク マーケットは、独特の雰囲気があります。タイ人の若者に交じって、賑やかな市場の中を歩くだけでも非日常感が味わえるし、何か面白い掘り出し物が見つかるかもしれません。(バンコク ナイトマーケット おすすめ7選 を読む)
ビギナー: アジアティーク
リピーター: Jodd Fair、鉄道市場シーナカリン など
アジアティーク
鉄道市場 シーナカリン